薄曇り。お天気下り坂のよう。
昨日(19日)は、夜から相方と映画。
上映開始時間が、20時50分という遅い時間(レイトショーというらしい)。
私的には、ちょっと考えられない時間だけれど、都内へ観劇に行くときのことを考えれば、当日中に、充分帰宅が可能な時間であるし、移動も車だから、ラクである。
映画の前に、ショッピング・モール内のお豆腐料理屋さんで、カリフォルニア丼をご馳走になった。
ヘルシー具材のお豆腐とコロッケ・サラダなどがついていて、量も丁度よいけれど、流石に、高血圧患者の多い県の料理である。味付けが濃い。
トウゴ(10日で5割)の暴利で営むカウカウ・ファイナンスの不気味なくらい無表情のウシジマくんと従業員、人間のクズとして描かれる債務者達。
お金と色と欲に溺れて、ウシジマくんから借金をして堕ち行く人達。
風俗嬢、ホストなどは、その典型なのだろうか?
刻々と積み上がっていく違法な金利が生む債務の山。
5万円借りたら、もう返済不可能かと思われる狂気の世界。
(カタギじゃね~よなぁ・・・)。
金属バットで、ボコボコ殴られても、まだ生きている・・・???
負債のために、保険をかけられ最後には、走行してくる車にダイブ・・・。
非情すぎる世界がスクリーンの上で展開される。
まったく表情を変えず、冷静・沈着・非情なウシジマくんをコワイくらいに演じているのは山田孝之さん。
女ウシジマくん?と言いたくなるような犀原茜役に高橋メアリージュンさん。このひとも、恐ろしいくらい表情がない。美人すぎ。
ウシジマくんと同じTBS製作(・・・だったと思う)『夜王』のホストの世界を思い出した。
丑嶋くんといい、情報屋の戌亥(いぬい)といい、登場人物のネーミングが干支なのが特徴的で、原作者の方は、占いでもやっているんだろうか・・・などと思ったりで。
私なら、戌亥くんは、『乾』を使うけれどね・・・。
・・・しかし・・・相方の映画作品のチョイスも方向性がまるでない。
選択の理由は、『何も考えずただ見ているだけの作品がいい時もあるんですよ。』ってことだった。
このところ、相方は、企業研修生の受入れ、教育と自分の仕事と部下の育成で、忙しすぎたようだ。
こういう映画には、日常と非日常の切替をするのに効果があるのかもしれない。