鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

・・・なんとなく、クライシス・・・。

2014-12-20 03:06:40 | Weblog
 
今週は、暴風雨に見舞われ、雪などもまじり、各地で、豪雪のニュースが入って来たりして、まだ12月だというのに、今年の冬は、寒く長くなりそうな・・・そんな予想がある冬のようだ。

この1週間というもの、特に身体の具合なども悪くないにも関わらず、ぼんやり過ごしてしまった感もあって、ブログの更新もサボってしまった(お習字も数学もまるでやっていない・・・いつもの如く、数学というよりは、算数の計算問題と言ったほうが適切)。

青山五行のブログの中に
『誕生日前の2週間くらいは、運気が不安定になる』
というバースディ・クライシス(←この表記で、良かったのかしら?もしすると違うかも?)なるくだりがあって、そう言えば、なんとなく不調かも・・・まぁ、いつも不調は、不調なんだけれども。

私は、クリスマスの翌日の世間的に最もテンションの下がる日に生まれた。
コレが良くない。
誕生日とクリスマスは、併合されて1回。
幼少期は、この日が、2学期の終了日で、成績表など貰って帰る日であるし、大晦日、お正月のイベントの谷間で、ぐったりしている日でもある。

昨日、相方から電話があって、誕生日のために、ディナーの予約を取った美術館併設のレストラン
から、急遽、美術館の設備の都合で、営業できなくなったので、別の日に振り替えていただきたいとの連絡があったので、キャンセルすることに。

美術館の年間予定なんて、1年前からわかっているのに。
だったら、24日のイヴに席を、用意して貰おうかと言おうと思った・・・イブなんて、絶対、満席に決まっているから・・・でも、誕生日に食事をするために、予約をしたのだから、別のレストランに変更するね・・・ということだった。

楽しみにしていたのに、残念である。
レストラン側にしても、忙しいクリスマスが、終わって、他に予約の客もいないのに、たかが、一組だけで、営業するのも面倒になったのかもしれない(このレストランのディナーは、完全予約制で、予約のないときは、店を閉めている)。

こんな日に生まれたのが運のツキ・・・というか・・・。

やはり、誕生日前は、何かしらの落ち込みがあるのだろう。




深爪

2014-12-14 22:52:26 | Weblog

晴れたり、曇ったり。寒い一日。


左手薬指を深爪して、何やら、指先が、赤黒く腫れあがった。
ズキズキと痛む。
傷口が、塞がっていて排膿出来ないような状態だったので、爪切で、爪の周辺をすこしづつ、切って、中の膿を出す、出口を作る。

膿の位置まで、到達した瞬間、ドロリと緑色がかった黄色い膿が出てくる。

これは、白血球だの・・・マクロファージだの・・・細菌と戦った免疫軍団の死骸であろう。
防衛した兵士の姿でもある。
悪いものではないけれど、滞ったままでは、支障がある。

ドロドロの忌まわしい色をした膿を、ティッシュッペーパーでふき取り、消毒液で洗い、絆創膏を貼った。
暫くすると、あの熱感とジワジワした痛みが嘘のように引いていった。

私は、小傷が膿んでしまう体質らしく、膿む前に、傷口が塞がってしまい、排膿できず、熱を持ち、痛い思いをする。

子供の頃からそうだった。

足の爪や、指の爪を深爪すると、すぐ膿むので、何度か外科医を訪れたけれど、メスで切開したのは、1度きりで、それ以外、医師は、注射器の針で、ちょんちょんと突いて、廃膿口を作り、消毒して、終わり・・・という手順で、あとは、抗生物質を服用するようにと、処方箋をくれた。

私は、爪が異常に柔らかくて、すぐ折れてしまうし、折れたところが、ギザギザして、ささくれるから、ソレをむしってしまうため、化膿することが多いのだった。

愛用の小さな爪切があるのだけれど、もう何十年とコレを使っている。

薬局の粗品で、貰ったものだけれど、私の柔らかすぎる爪には、丁度いい大きさとキレ具合だ。
何度か、違う爪切を買ってみたけれど、どれも大きすぎて、使い辛く、結局、この爪切にたよるしかない。

裏側に、『Kai cut』と記されているので、たぶん、貝印株式会社のモノだと思う。
表には、カネボウ八味地黄丸という漢方薬のロゴが入っている。




薔薇の色

2014-12-13 22:53:01 | Weblog



晴れたり、曇ったり、みぞれになったりで・・・空の忙しい土曜日。


薔薇色は、幸福な状態を示す名詞なのだろうけれど、実際は、どんな色なのか特定できるのか否か・・・?
一般的には、赤、ピンクなどの明るい暖色系を連想し、コレが、『薔薇色』です・・・という決まった色は、ないようなのだ。

私的には、ピンク色かな・・・などと思う。

バイオ?などの生化学的技術で、これまで、不可能とされていた青い薔薇を、お酒で、有名な某企業が、作ったのが記憶に新しいけれど、不可能を可能にするということで、青薔薇色・・・なんていう色のネーミングなども出てくるかもしれない。青薔薇色のプロジェクトとか(・・・そんな面倒なことをしなくても、青は、青、不可能は、不可能、奇跡は、奇跡・・・でいいか)。

同じ赤でも、ブラックティなる黒味がかったビロードのような薔薇もある。
幸せというよりは、芳醇とか深みとか・・・幸せより、もう一歩進んだ内面的な充実というか・・・そんな色味なのかもしれない。
黒いタキシードなどきたそれ程若くはないれど、老人でもない男性・・・ピアニストや舞台俳優などのカーテンコールに、相応しいイメージだと思っている。

黄色い薔薇の花ことばは、『嫉妬』。
テキサスの黄色い薔薇なんて歌もあるけれど、嫉妬というよりは、明るいマーチ系の曲だと思う。
以前、『チャールストン』という品名の薔薇の鉢植えを頂いて、花が終わったあとに、地植えした。
随分と強い薔薇だったらしく、手入れもしないのに、アブラムシにも負けず、鉢植えだった苗は、大きく成長した。
色の変化する薔薇で、咲すすむにつれて、黄色からオレンジ、オレンジから赤に変わっていく。
同じ枝から、赤だの黄色だの、色のグラデーションが楽しめるものの、派手で、私は、あまり好きではなかった。家人などは、『気違い(キチガイ)薔薇』或いは『ヤクザ薔薇』となど呼び、忌み嫌っていた。
傍若無人で、勢いよく繁殖する姿は、贈り主を連想させられてイヤだったのだろう。
この薔薇だったら、『嫉妬』は、似合うかもしれない。
市場では、人気のある花なのかもしれないけれど(チャーストンファンの方が、お読みになっていたらごめんなさい。あくまでも、主観的な感想です)。


本日の画像。

2週間前に頂いたオレンジ色の薔薇は、今満開。
気温が低いせいか、咲すすみが遅く、随分、長い事、切花として楽しんだ。
昨日、水切をしたので、まだ数日は、楽しめそう。

いずれにしても、薔薇色の人生でありたいとただひたすら願うのみ(今のところ、全く、叶っていないけれども・・・)。





最後の失業認定

2014-12-12 22:51:18 | Weblog

くもりがち。

昨日、今日と曇りがちな灰色の空の日が、続いている。
私は、こんな灰色の冬の日が、嫌いじゃない。
晴天の日の高揚感よりも、むしろ、少し落ち目な今日みたいな初冬の灰色のくもりぞらの方が、好きなのは、生来の貧乏性のせいかもしれない。
低め安定というか・・・。

満つれば欠ける月のタトエのとおり、頂点を極めればあとは、落ちるだけだし、少しくらい欠けていたほうが、私には、丁度よいのかもしれない(・・・いづれにせよ、私の場合は、欠けすぎかも・・・?)

昨日は、失業保険受給の最後の認定日。通算358日、しっかりいただいてしまい、そして、もう私の銀行口座に現金の振込みの途は、途絶えた。
これからは、正に、無収入の身の上に成る日だ。

昨日は、そんな日だった。
書類を提出して、15分くらいで済んだので、いつものとおり、ラッシュアワーの終わった市街地をドライブする。

1年前は、北上した。
昨日は、東進して、工業団地周辺を1時間くらい走ってみた(もし、次に働く機会があるとすれば、この工業団地に縁があるかもしれない・・・などと、何の現実味もないのに、行ってみたくなった)。
工業団地の各企業では、みなさん労働されているのだろう。
私もかつて、そうだったけれど、平日の午前10時は、会社にいたし、会社以外の場所が、存在するのを自覚していなかった。
ワタシが、会社に居る間にも、他の場所では、他の場所で、ちゃんとソコに存在する・・・ということが、不思議だった。
銀行もスーパーも、コンビニも、お役所も、道路も、公園も・・・この世に存在するすべてが、私に認識されないまま、ソコに存在しているのに・・・。

・・・平日の会社の外の世界。

そんなことを思いながら、時折、小雨も降っているのに、明るい冬の空の下をドライヴした。

途中、コンビニで、ショコラテを購入。
車のフロントガラスにあたる雨を眺めながら、チョコレート風味のミルク珈琲をゆっくり飲んだ。

灰色の冬の空とミルクココアの色は、とても良く似合う。



周易②風火家人

2014-12-10 23:06:58 | Weblog
くもりがち。朝一面の霜。


周易。
64卦の中で、吉とされるもの、凶とされるもの、様々で、乾(天)、兌(沢)、離(火)、震(雷)、巽(風)、坎(水)、艮(山)、坤(地)の8つの要素が、組み合わさって、64卦。更に、384爻の変爻で、吉凶を判断する占い。

当たるも八卦、当たらぬも八卦。
私の場合は、当たらぬも八卦なのだけれど。

64卦の中で、好きな卦、嫌いな卦と様々あるけれど、やはり、凶とされる卦は、出ないで欲しいと思う。
どうしても迷いや未練があって、諦めたり、捨てたりしなければならないときに、『凶』とされる卦が出て欲しいと思うこともある。

どうせ、ダメだから、思い切って、やめてしまおう・・・と思うときに、良いとされる卦がでると、うんざりしてしまったりする。悪い卦が出れば、あきらめもつくというのに・・・?

占い方(問い立て)が、悪いのか・・・?

私は、64卦の中では、『風火家人』という卦が好きである。
このブログ内で、家族のこと(めったに書かないが)を、書くときには、『家人』と書いている。この卦を知ってから、そう書くようになった。
『風火家人』については、過去に何度か、書いたので、重複になるけれど。

穏やかな静かな卦であるが、そう暮らしたいと思うのは、裏腹に、何やら、いつも緊張していて、不安ばかりで、心が病んでいる私には、不似合な卦だ。

私の立てる易は、コインによるもので、英国の3ペニー黄銅貨で、厚さが2ミリ(100円玉の2倍くらい)くらいあり、直径は、ほぼ同じ。
手が小さいせいか、振り方がまずいのか、同じ卦が何度も出ることもあって、これは、物理的な問題?なのかもしれない。超能力とかは、無関係だろう・・・たぶん。

他は、雷水解などが好きである。
めったに、出ないが、出ると嬉しい。





キリン フレビア~レモン風味のビール

2014-12-09 22:53:16 | Weblog

穏やかな冬晴れ。


昨日は、夕刻より、最後の求職活動で、職安へ。
今週末の失業認定で、雇用保険支給期間の認定の終了予定。

冬の夕暮れは早くて、午後4時には、もう暗くなってくる。
職安のあるショッピング・モールは、クリスマス・イルミネーション、クリスマス・ソングが流れ、冬の彩を濃くしている。

失業して二度目のクリスマスだね・・・。

求職活動(・・・これは、インターネット求人から、条件に合いそうな求人票のナンバーを控えていって、職安の窓口で、求職票を出してもらうのだけれど、今時、冷暖房の無しという劣悪?な環境らしく、まだ応募者がゼロだった。雇用保険だの、労災保険などは、充実で、賃金も職安紹介の中では、高水準だったけれど、冷暖房なしでは・・・。暑さ寒さに極端に弱いから、まぁ、無理ね。職安の職員さんもそれを見越してか、お勧めはなかった)も、5分ソコソコで終了。

帰りに、職安前のスーパーで、食糧品など購入。
一番最初に職安行った時も、このスーパーに寄って、これから、節約せねば・・・と思いながら、買い物をしたけれど、その時と今と全く変わっていない。
状況がこうも変わらないとは・・・。
無理に変えるなってことかな・・・などと思ったりする(違うけど・・・)。

何だか、少し気が抜けて、ビールでも飲もうか・・・と思い、御酒の並ぶコーナーで、いつものエビスビールを購入。ふとみると、レモンフレーバーのビールということで、瓶入り300ミリリットルのキリン フレビアという商品が目についた。

私は、レモンが大好きなので、1本買ってみることにした。
そのときは、気が付かなかったのだけれど、あとで、レシートをみたら、1本213円であった。
発泡酒ということで、この価格は、高い?のかもしれない。
今迄、食糧品を買う時には、値段は気にしないで、買っていたけれど、今後は、節約しないとな・・・とやはり、1年前と同じことを考えている。
本当に、何もしないまま、ただ消費するだけで、虚しく1年が過ぎてしまった。

食事を作るのが面倒だったので、テイクアウトのフィッシュバーガー、サラダ、ポテトなどのファストフードなる食品で、夕食。

レモン味のビールは、爽やかで、美味しかった。
炭酸飲料のような軽さだけれど、アルコール度数は、3パーセント。

いつもの如く、飲酒後は、すぐ眠くなるので、20時前には、眠ってしまった。
なんという・・・生活だろう・・・と1年経っても、1年前と同じような生活をしている。





Portable Bluetooth Speaker KA901 Fly Stone

2014-12-06 22:57:26 | Weblog


 
冷蔵庫のような空気の寒い土曜日。


先週。

長年(5年くらい?)使っていたパソコン用のスピーカー(SONY SRS-Z30 SPEAKER SESTEM)
が、毀れてしまった。

たぶん、本体の故障ではなくて、ステレオケーブルジャック部分の断線かと思う。

このスピーカーが、使えないとMP3に備蓄した音楽が、聴けなくなってしまうのだった。
(自宅にいて、イヤフォンなんか使いたくない。耳に密着させるから、うっとおしいし・・・)

・・・カネもないってのに・・・!

先週末は、某インターネットショッピングモール・楽○のセールがあった。
PC用スピーカー お安いもので480円?から・・・。大丈夫なのか…こんなに安価で・・・?オーディオケーブルなんかは、付属じゃなくて、別売り・・・なんだろうなあ・・。ケーブルの方が、高いかも・・・。

多種多様なニーズに合わせて、いろいろな機種がある。
音が出て、ちゃんと聞けて、お財布が許せる価格なれば、それでよいのだけれど・・。

そして、購入に至ったのが、今日のお題。
Portable Bluetooth Speaker KA901 Fly Stone

小さいです。
円筒形です。
片手にのります。
USB電源供給なので、アダプターが要りません。
音もそれなりで、何の不足もありません。

金額4,980円也。

ポイントで、賄いました。




自己発熱

2014-12-05 22:55:30 | Weblog

乾いた空気の冷たい晴天。


朝、きちんと目がさめて、さて、今日も一日、ガンバろう・・・と起きるのが普通のひと。

寝つき、寝起き、目覚めとも最悪で、中途半端な睡眠だと、頭痛はするし、低血圧が災いして、なかなか起きられず、やはり会社員には、不向きな体質であることよな・・・と常々思っていた。
それが、去年から、解放?されて、朝どんなに寒かろうと眠かろうと、起きずに済む・・・という極楽生活をさせていただいている身なれば、周囲のひとは、労働にいそしんでいるというのに、ひとり、寝床の中で、ウダウダ、ダラダラ過ごしていて、このままでは、身の破滅でもある。

昔は、冬になると、足の先など、冷たくて、それでなくてもよくない入眠が、ますます悪く、更に、眠らねば、眠らねば、眠らねば・・・と思うと、ますます寝つけなくなって、寒さ、疲れが、とれず、挙句の果てには、事務所内に蔓延するインフルエンザや風邪のウィルスには、いの一番に感染し、冬中、情けない咳をし、咽喉は腫れ、冬は恐怖の季節でもあった。

体質的に、低体温だから、運動などして、身体を動かし、栄養・滋養のある食事をし、夜は、グッスリ眠るのが、ヒトとしての理想だけれど、どれも、叶わぬことで、運動すれば、すぐ疲れる、食が細いから、あまりたくさんは、食べられない、夜は、神経質な心配事で、眠れぬとなれば、もはや、健常な生活を送るのは難しい。

睡眠は、体温が上がらないと眠気も来ないから、なにより、身体を温めるがよいらしい。
でも、電気毛布などは、咽喉が乾いて、テキメンに風邪を引くし、これもままならぬ。

かくなる上は、体内から自己発熱して、温めるのが一番。
・・・アルコールなどは、顕著に暖かくなるけれど、アルコールによる睡眠は、本当の睡眠ではないらしく、コレも度が過ぎるとよくない。

体内で、上手に発熱するには、どうしたらよいものだろうか・・・と考えているのだけれど、やはり、規則正しい生活に限るようだ。
今のところ、何時に寝ようが、起きようが、関係ないと言えば、関係ないから、体温が上がって、気持ちのよい眠りが来るのを待つばかりである。

こんな生活も、そう長くはないだろうが、身体が、ポカポカして、心地のよい眠りが来ると、この世にこれ程極上の幸せは、あるだろうか・・・などと思ってしまう。

やはり、自分の身体の内部から、発熱して、温める眠りは、最高だ。




周易。

2014-12-04 22:52:54 | Weblog

曇り昼ごろから小雨。寒い一日。


毎月の月初めに、易を立てることにしている。
月初に立てた易が、当たっているか、外れているかは、月末にならないとわからないけれど、どうも、コレといって、どうだった・・・ということもない。

1ヶ月の間には、いろいろな事があるし(・・・と言っても、この1年間は、誠に、単調な生活で、寝たい時に眠って、起きたい時に起きて、夕食の時間だけは、決まっているけれど、それ以外は、特に何をするではなく過ごしているし、もう少しだけ、この生活に甘んじようと思っている)、良いと思えること、悪いと思えること両方あったり、なかったり・・・当たっていると言えば、当たっているような気もするし、全く外れているといえば、外れているのかもしれない。
それに、月初に立てた易など、2日も経てば、忘れていたりしているから、占うだけ時間も無駄というものかもしれない。

1ヶ月の吉凶という、曖昧なことは、よほどの易上手でなければ、占ってはいけないのかもしれない。
もともと易は、ピンポイントで、解答を出すのに有効なモノなのだろう。
吉凶・・・どちらが出ても、その確率は、五分五分・・・と言ったところかもしれない。

最初に、『易』に手を染めたのは、遙か昔で、そのときは、64卦・・・難しい漢字ばかりだし、『山風蠱(さんぷうこ)』、『天水訟(てんすいしょう)』、『離為火(りいか)』・・・などの字面が、何となく、不気味で、気持ちが悪かったのを覚えている。
そのときは、黄小娥さんの『易入門』を、少し読んだだけで、実占は、しなかった。
100円玉だか、10円玉だかを使うのだけれど、まずコインの表裏の組合せで、卦を出したのはよいけれど、八卦の組合せが、ごちゃごちゃになり、面倒になった。

それ以来、『易』には、近づかなかったけれど、リーマン・ショック後、高木彬光さんの『易の効用』を読んだりした。

6枚のコインが、確実な未来を告げるはずなどないと思うけれど、それでも、やはり、コインを振ってしまう。

一種の精神安定剤なのだろうか・・・?

タロットカードについても同じようなことが言えるかもしれない。
最近のタロットカードは、カードの絵が多種多様で、気に入ったものがあれば、絵を眺め、何度も、何度も、同じ案件を占ったりしてみるのは、未来に対する結果よりも、今、不安定な自分の心を、沈めるために使うのもひとつの使いみちなのではないか・・・と思う。



火雷噬嗑~からいぜいこう~

2014-12-03 23:54:47 | Weblog

冬晴れ。午後になると冷たい北西の強風が吹きつける寒い一日。


当たらぬ卦を立てている。
当たらないけれど、当たらないこともないかもしれない・・・といった微妙なカンジである。

そんな中で、今日のお題・・・火雷噬嗑。
『からいぜいこう』という、このワープロソフトでも変換できないなにやら、難しく、響きも恐ろしげな卦であるのだけれど。

このところ、どういう訳だか、この卦が出るときは、思ったことが、すんなりと通ったりする。
思うところ・・・といっても、仕事をしている訳でないし、どうでもいいような些細な事であるが、自分では、どうこうできないこと・・・例えば(本当に些細な事で申し訳ないのだけれど)、日常使う食糧品で、いつもは、通販会社の特売を利用していた。
特売でなく、定価で買ったりするには、ちょっと高すぎる贅沢品・・・、うっかり、特売締切日を過ぎてしまっていることに、気が付いた。

まだ、在庫があるかどうか・・・占ってみたところ(そんなことは、占うまでも無く、問い合わせをすればよいことなのだけれど)、得た卦が、コレ、火雷噬嗑の四爻変。
ガッツリと噛み砕いた肉片に、当たったのが、黄金の矢じり。歯は、欠けたかもしれないが、貴重な物を得る・・・という意味らしい。

・・・コレは、在庫有りかも・・・と思い、通販会社に在庫の確認をしたところ、まだ、受け付けてくれるというので、ラッキー・・・。

ゲットしたものは、黄金でなし、値も数千円のものだから、大したこともない・・・のだけれど。
そんな些細などうでもよいことは、多少なりとも当たる。

日常の些細なことだから、どうでも良いと言えば、どうでもよい。

しかし、肝心な事は、良く外す・・・というより、全く、当たらなかったりするから、周易の腕は、全然ダメである。
重要な関心は、私心というか、我欲が強すぎてダメなようだ。

御神託というか、御宣託の類は、やはり、心を無にしないとダメなようである。