友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

佐世保の女子高生は医療少年院送致

2015年07月14日 19時06分59秒 | Weblog

 一気に夏らしくなった。緑のカーテンのつもりで育てているゴーヤが天上にまで届いた。カミさんは毎朝ゴーヤを眺め、余分な枝や葉を切り、伸びたツルはネットに縛り付けている。「そんなにかまったらいかんよ。何でも自然のままに」と言っても聞く耳はないようで、せっせと手をかけている。今日は東からの風が強く、ゴーヤはネットにしがみついて風を避けている。

 台風が近づいている。直撃なら、ルーフバルコニーで満開となっているサルビアや日日草が受ける被害は大きい。先回の強い風の時も、サルビアが3本、日日草が2本、痛めつけられて枯れる寸前まで追い詰められた。折れた枝を切り落とし、やっと回復しつつあるのに心配だ。「自然のままに」と思いつつも、手をかけて助けられるなら助けてやりたい。わずか68円でも命は長く生きさせてあげたい。

 2004年に佐世保市の小学校で6年生の女子が同級生を殺害した事件があった。仲良しのふたりだったが、ウェイブのやり取りから殺害となったもので、小学6年という年齢や首をカッターナイフで切りつけ、死ぬまで蹴ったりしていた残酷さが話題になった。その10年後、同じ佐世保市のマンションで高校1年の女生徒が同級生に殺害された。工具で殴り縄で首を絞め、その後首を切断した。残虐な行為なのに、「殺してみたかった」と述べている。そして翌年の2015年、名大生の19歳の女子学生が高齢の女性を殺害し、「幼い時から人を殺してみたかった」と言う。

 酒鬼薔薇聖斗にも共通しているのは思春期に家族に死去した人がいたこと、感情の起伏が激しいこと、小動物を解剖していることなどがある。しかも加害者は被害者と親しい間柄であったし、学業の成績もよく、両親も高学歴である。いったい何が彼女たちを殺人者へ追いやったのだろう。ホラー小説や漫画・映画を何度も見ていたことも要因のひとつなのだろうか。

 昨日、佐世保の16歳の女子に医療少年院送致が決定された。酒鬼薔薇聖斗と同じだ。時代が彼女たちを生んだのだろうが、いったいなぜなのだろう。自民・公明党は安保関連法案を明日、委員会で採決し本会議で可決し参議院に送りたいという。憲法学者が「法案は憲法違反」と述べ、地方議会が反対あるいは慎重にと決議しているのに、全く聞く耳を持たない。私はデモには参加していないが、法案は反対だ。そういう国民は多いと思う。

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