友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

戦場にロマンスも必要でしょう

2022年11月18日 18時05分41秒 | Weblog

 各国の首脳が集まって会談を重ねている最中に、北朝鮮は弾道ミサイルを打ち上げた。まるで、「オレの存在を無視しないで!」と、駄々っ子のようだ。同じテーブルに着きたければミサイル発射を止めるべきだが、それでは己の立場が弱くなると恐れているのだろう。

 「国民の命と安全を守る」ことを政治生命としている各国の首脳たちも、北朝鮮やロシアの国民の命と安全も考えて欲しいものだ。もう、自国だけ良ければいい時代ではない。アメリカの景気の後退が各国の景気に影響している。製品の往来が世界に広がっているためだ。

 14億人を抱える中国市場を、世界中の企業が狙っている。中国もまた世界に進出しようとして、各国の企業と競争での勝利を目指している。これが世界の現実なのだから、どこの国はいいがどこの国は悪いとは言えない。みんな自国が可愛いのだ。うまくことが運ぶためには、譲ることも大事な戦略なのだろう。

 年寄りの私としては、戦争だけは避けて欲しい。「戦争になっても、今の若い人は戦争に行かないでしょう。80代の年寄りなら、まだお国のために戦う意識が残っているかも知れないけど」とバアバが言う。「冗談じゃーない。こんなヨボヨボの年寄りが戦場に行っても役に立たないよ」と、ジイジは否定する。

 「今はボタンを押すだけなんだから、年寄りでもいいじゃーないの」と、バアバは戦場へ送り込もうとする。「介護保険や年金制度の見直しが問題になっているのも、年寄りが多過ぎるせいなんだから、年寄りを戦場に送れば一石二鳥じゃーない」と、得意そうに言う。

 「女は銃後の守りか?」とジイジが言えば、「もちろん私たちはナイチンゲールよ。戦場にロマンスも必要でしょう」とニタリと笑う。物騒な世の中だけでなく、薄気味悪い世の中になって来た。クワバラ、クワバラ。クワバラの意味がまだ分からない。誰か教えて!

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