小学校の校舎からブラスバンドの音が聞こえる。コロナ禍で長い間、音がしなかったが部活動も再開となったのだろうか。運動場からも子どもたちの声が聞こえるが、いつも練習しているサッカー部ではないようだ。
コロナ感染の広がりで、部活動は自粛されていたが再開となったのだろうか。しかし、第8波が進行していると警告している。この市の同年者の集いを開催してきたが、このままではまた今年も中止にせざるを得ない。
「コロナなんて、単なる風邪だ」と言い切る人もいるが、責任者としては流行しているのに開催する訳にはいかない。日本人は右に倣えをしていれば非難されないからと、突飛なことを避ける傾向が強いが、そうした風土で育ってきたからなと思う。
子どもの自殺が多くなっているのはどうしてなのだろう。登校できない児童・生徒もますます増える傾向にある。教師の子どもたちへの指導が、恫喝や肉体への暴力になってしまい、自殺に追い込んでしまったケースもある。
両親も教師も、子どもたちには敵わない存在だ。腕力でも知識でも、あらゆる面で絶対的である。「イヤ」などと反抗すれば、どんな目に遭わされるか分からない。教師も親も「子どものため」と思いながら、子どものためにならないことを行ってしまう。
大阪で支援学級の1年生が教師の給食を食べてしまい、その女教師は子どもの背中に「先生の給食を食べてしまいました」と書いた紙を貼り、学校中を連れて歩いたという。女教師は「この子は人と話せないから」貼り紙をしたと言うが、だったらなおさら、食べてしまった理由を聞いたのだろうかと思う。
何だかギスギスしている世の中だ。相手を想う余裕はどこへ行ってしまったのだろう。右に倣えだけでなく、そうできない人や子どもがいることに心を配る余裕が欲しい。明日は結婚記念日、「美味しいものを食べに行こう」とカミさんが言ってくれるので、ブログは休みます。