友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

こんなに狂った社会はもう嫌だ

2023年07月20日 17時39分27秒 | Weblog

 孫娘がメールで、「次男の命名の書を書いて」と言って来た。「了解」と言ったものの、墨汁が無くて今日になってしまった。筆も紙も文鎮も、全て孫娘が小学校の時に使っていて、家を出る時に置いていった物だ。

 私はレタリングは得意だったが、書道の経験は無い。何とか形になるようにと2時間も頑張ったのに、1枚も満足した書にならなかった。レタリングはなぞることが出来るが、書は一発勝負で思いっきりが必要である。

 何枚も書いていけば、そのうち上手く書けるだろうと思ったのも間違いだった。ジムから戻ったカミさんに、「どれがいいだろう?」と尋ねると、「字に勢いが無いから、もう一度書いたら」と、呆気なく言われてしまった。

 明日は、病院を退院し施設に移った先輩を見舞いに行く予定でいる。先輩は自分の小遣いから百万円を寄贈したい、そればかりを口にしている。けれど先輩のカミさんも子どもたちも「どこにそんなお金があるの」と、反対している。

 お金は持っていると思うが、家族は先輩が勝手なことをしないかと心配しているのだろう。家族に分かってもらえるように、説明できるような人では無いからややこやしい。とりあえずは見舞いに行って、先輩の様子を見て来よう。

 社会のため、地域のため、自分のお金を寄付したい、それが本人の名誉欲のためであったとしても、なかなか出来ることでは無い。中学しか出ていないのに、町会議員までやった、男の意地がそこにあるように思う。

 曾孫たちが大人になる頃は、どんな社会になっているのだろう。誰もが認められ、それぞれに生きていけることを願うばかりだ。幼い子を殺してしまったり、我が子を餓死寸前にまで追い込んでしまう、こんなに狂った社会はもう嫌だ。

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