NPOを解散するには、どういう手続きが必要なのかを聞くために、今日も法務局へ行って来た。指定された時間前に着いて、待っていたがどうも雰囲気が違う。それで受付の女性に尋ねると、「予約された方は予約室でお待ちください」と前の部屋を指示される。
待っていると、「306番でお待ちの方」と呼び出される。相談したいことを話すと、昨日と同じで、法務局のホームぺージからダウンロード出来ると言う。それが出来ないから相談に来ていると伝えると、やはり昨日と同じ資料を示して、「このとおりにすればいい」と言う。
私が持って行ったプリントを一見して、「このように書き直してください」と資料のページを見せる。同じような文面なのにと思うけれど、全く同じものでなければ不備と見られてしまう。いつ来ても法務局は融通が利かない。でも、そうでなければ規律は保てないだろう。
仕方がない、のんびりとやろう。しかし、世の中は何が規範で、何が無責任なのか、分からなくなっている。運動会のシーズン、保護者が子どもの活躍する姿をSNSに投稿したところ、学校にクレームが来たという。「学校名が分かる、子どもの顔が映っていて危険」と言うことらしい。
東京で中学校の校長が、教え子のわいせつな写真を持っていたと報道があったし、7歳の女の子のスカートの中をスマホで撮っていた20代の男性もいた。男が女性の身体に興味を持つことは理解できるが、幼い女の子の下着姿で性の欲求を満たしたかったという程度の低さにはびっくりする。
あれもダメ、これもダメ、では堅苦しいが、何でもいいとなるとそれで苦しむ人も出て来る。両親が娘の幼い時のオムツを替える動画を削除してくれないと、少女が両親を訴えているケースもある。何が苦痛になるのか、それは本人でしか分からない。思いやりと気配りが求められている。