水曜日はカミさんとのデートの日、可児市のローズガーデンへ出かけた。秋のバラ祭りが始まっていたのだが、まだ早すぎた。秋のバラは、春のバラに比べ、少し小ぶりになってしまう。いつもなら、我が家のルーフバルコニーの鉢植えのバラの咲き具合を参考に出かけるのに、今、バラは1鉢も無い。
ローズガーデンは、いつ来ても花が楽しめるように、バラだけではなくいろんな花が植えられている。春はチューリップ、夏にかけては薄い空色のネモフィラが、丘一面に植えられているが、今日見たのは赤や黄色のマリーゴールドだった(写真の1)。
入場した時からカミさんが、「何か甘い匂いがするわね」と言っていたが、緑の広場に出て匂いの正体が分かった。春には全く気が付かなかったが、キンモクセイが広場の両脇に植えられていた。気を付けて見ると各所にキンモクセイが植えられていた(写真の2)。
バラ園としてはいまいちだったが、季節外れに来てみるのもいいのかも知れないと思った。本当は映画が観たかったけれど、「こんな気持ちの良い天気の時は、外を歩きましょう。運動をしていないあなたの為に言ってるのよ」と、押し切られた。
映画の題名を聞かされたら、さらに激怒したことだろう。何も言わなくてよかった。「来週の水曜日はもう少し、紅葉が見られるところがいいわね」と念を押された。まだ紅葉には早い気がするが、どこか美術館でも博物館でもいい、喜びそうなところを探さなくては。
ローズガーデンを出て、可児の「道の駅」に向かった。地元の野菜や果物が安いと評判で、結構な人の数だった。買い物をし始めると、「これも安い」と言うだけで買ってしまう。ふたりしかいないのに、そんなに買ってどうするのと思ってしまう。
帰る途中で喫茶店に寄ってコーヒーをゆっくり飲みたかったけれど、「コーヒーは家で飲めばいい」と言われてしまう。買い物の中には冷凍品もあったから、早く帰る方がいいかと思い直してハンドルを握る。さて、来週はどこへ連れて行くべきか、誰か教えて!
その1
その2