今朝、カミさんと一緒に、定期検診のためクリニックへに出かけた。診察室にふたり一緒に通される。医師がいつもの笑顔で、「何か、ありますか?」と訊く。私が「特にありません」と答えているのに、後ろでカミさんが「毎朝、鼻水が出ています」と言う。
診察が終わって待合室にいると看護師さんが、私の書類なのにカミさんに内容を尋ねている。ダンナは頼りなく、カミさんが全てを仕切っていると見通しているようだ。そして健康維持のために、気を付けることを記した1枚のプリントを渡された。
見ていて思わず笑ってしまった。飲酒の項に、「ビール大瓶1本、日本酒1合、ワイン250ml」とあったからだ。ふたりでワイン1本を2日間で飲んでいたので、「もう少し飲んでもいいんだ」とカミさんに言うと、「ふざけないで」と叱られた。
運動の項目に、1日30分前後の「レジスタンス運動」とある。何に対して抵抗するのだろうと、カミさんに尋ねると、「筋肉に負荷をかける運動のことよ」と教えてくれた。毎日30分、カミさんに抵抗せよと理解しなくてよかった。
中学校の友だちの計らいで、久しぶりにみんなで集まろうと、25日に岡崎に行くことになった。集まることに熱心だった友だちに、「決めてくれたんだから、お礼の電話をしたら」と言うが、「なんか、苦手なんだよな」とグズグズしている。
岡崎の友だちは、いつも彼のブログを読んでいてくれる友だちなのに、直接話すのは緊張するのだろうか。私は苦手な人はいないし、頼まれたことは進んでやる。カミさんに「あなたは人から頼まれることはあっても、人に頼まない人ね」と言われ、子どもの時からそんな性格だった気がする。
みんなと遊ぶよりも、ひとりでブラブラ街を散策するのが好きで、おとなしくネグラな少年だった。それが大きくなるに従い、友だちと遊ぶようになったし、マンションでは家族ぐるみの飲み会や旅行までするようになった。頼まれたことは何でも引き受けたから、自治会の役員や同年者の集いもやってきた。