友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

ちょっときついデートになった

2024年11月27日 18時53分06秒 | Weblog

 今日のデートコースは、名都美術館で「平山郁夫」を観て、時間があれば東山動植物園の紅葉を見て来ようというもの。出掛けるのが遅かったので、名都美術館に着いたのは正午ちょっと前だった。「私、じっくり観たいから先にランチしよう」とカミさんが言う。

 そう来るのではないかと思い、昨日、調べておいた。実はそのために激しい悶着があったが、それを書けば穏やかに暮らせなくなる。とにかく、調べておいた店に入った。北欧風デザイナーズカフェ『Photovel Cafe』で、先客はひとりで来ていた男性と、子連れの女性たち3組の7人と幼児ふたりだった。

 女性たちが座っている場所は畳敷で、堀炬燵ののように足が伸ばせる。2・3歳の子どもはオモチャで遊んだり、スマホを見たりしている。互いに気兼ねなく食事が出来るから、若い母親たちには有難い店なのだろう。我が家の孫娘にも教えて上げたい。私はワッフルの上に、サラダやベーコンなどがのったものを食べたがとても美味しかった。

 食事を終えて「名都美術館」へ。以前も来ているのにまた駐車場を探してしまった。「名都美術館」がどのようにして出来たのか、尋ねるつもりだったのにその機会が無かった。入ってすぐの日本庭園が見事だ(写真)。平山郁夫さんが、広島の原爆被害者だったと私は知らなかった。

 シルクロードやインド・パキスタンの絵画をなぜ描いたのか、それは被爆体験にあったようだ。平和への強い思いが仏教への関心となり、仏教の経典をインドから中国に持ってきた三蔵法師・玄奘の道を辿り、絵筆で描きとめた。砂漠を歩くラクダの群れは、そうした旅から生まれたものだった。

 東山動植物園へ行く時間があったので、運動のためにと出かけた。私が知っている動植物園とは全く変わっていた。平日なのにたくさんの人で賑わっていた。紅葉の名所を求めて彷徨い迷子になってしまった。園内は見事に紅葉した場所もあり(写真)、ベビーカーを押す若い夫婦が盛んに写真を写していた。ジジババにはちょっときついデートになった。

 

 

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