友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

多くの人は夢のことなど忘れてしまう

2023年09月24日 17時49分16秒 | Weblog

 3日間はあっという間に過ぎてしまった。茨城から次女と小3の娘が、22日の夕方にやって来た。長女の娘で2児の母となった孫娘が迎えに行き、ふたりを連れて来た。隣りの部屋で2家族5人で寝起きし、食事やおしゃべりや遊びはこちらの部屋へやって来る。私たち老夫婦は、食事の用意と後片付けに大忙しだった。

 小3の孫娘は、血のつながる姪っ子やハトコ(?)に会えることが最大の喜びのようだ。私たちの世代までは、兄弟姉妹が多かったけれど、私もそうだが子どもはふたりしかいない。しかも結婚しないケースもあるから、当然子どもの数は少ない。

 それでも孫娘の子どもであるふたりの曾孫の男の子を見ていると、子どもはとても素直で可愛いと実感させられる。小3の孫娘も、中2の孫娘も、とっても可愛がっている。中2の孫娘は28日・29日が学期末試験というので、長女である「鬼ママ」に「勉強」を強要され、今日だけの参加になった。

 中2の孫娘に学校の様子を聞くと、私たちの時代では考えられない程の詰め込み教育が行われているようだ。つまづいても質問することも出来ない。いや、何につまづいているのかも分からないままに進んでしまっているのだろう。

 小3の孫娘は、まだ学校生活を楽しんでいられるようで、ふたりの男の子の名前がよく出て来た。ひとりは医者の息子で頭もよく物知りだけど、ちょっと落ち着きが無いと言う。小2の時にテレビで小澤征爾が指揮するオーケストラを観て、「ぼく、バイオリンの演奏者になりたい」と言い出し、実際にバイオリン教室に通っているという。

 そこで小3の孫娘に、「あなたは何になるの?」と尋ねてみると、「ピアノは好きだけど‥」と自信の無い返事だった。「あれッ、アイドルじゃーなかった?」と皮肉を言うのは抑えた。子どもの時の夢に向かう人もいるが、多くの人は夢のことなど忘れてしまう。それでいいんだと思えるようになるのは、随分老いてからだ。


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