友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

アメリカで高校生が銃規制のデモを主催した

2018年03月26日 18時28分28秒 | Weblog

 マンションの周りを歩いてみると、花壇の世話をしている人たちが植えたチューリップの花が咲いていた。中庭の桜は陽当たりが良いのか、7分か8分咲きである。今日は暖かな一日だったから、さらに開花は進んだのかも知れない。私がルーフバルコニーで育てているチューリップは、ようやく花の芽が出てきたものがいくらかある程度だが、例年よりも今年は早く咲きそうだ。

 アメリカのワシントンで、17人が殺害された銃乱射事件が起きた高校の生徒たちが企画した銃規制を訴えるデモが行われ、大勢が参加した。全米で数十万人という。同校の女生徒が壇上から演説し、途中で6分20秒中断して涙ぐんだ。「わずか6分20秒間に17人の命が奪われた。他人任せにせずに、私たちは私たちの命のために共に戦おう」と呼びかけた。参加していた高校生は「私たちが世の中を変える」とインタービューに答えていた。

 そして、黒人公民権運動の指導者、キング牧師の9歳の孫娘が「祖父には夢があった。4人の幼い子どもたちが肌の色ではなく人格によって評価される国に住めることを」、そして祖父の言葉を借りて「私には夢がある。銃暴力はもうたくさん。銃のない世界にすべき」と訴え、大きな拍手が沸き起こった。ベトナム反戦運動や公民権運動の時と同じように、若者たちが自ら企画している。

 凄いなーと感心した。先日、中学校の卒業式をテレビで見たが、私たちの頃の卒業式とは大違いで、生徒たちが自らいろいろと企画していた。3年間の思い出を語る時も、これから先の抱負を語る時も、私が中学を卒業した時に、果たしてあんなにきちんと話せただろうかと思うほど、現在の中学生は立派だった。そうなのだ。若い人は確実に進化している。時代を切り開くのは彼らなのだ。せめて邪魔だけはしないようにと老いた私は思った。


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