日曜日、法事から帰って来た友人に出会い、原稿のネタを得たと思い書き始めたのに、どうしたことか、アップするのを忘れてしまった。カミさんの物忘れを「気にしない、気にしない」と慰めている、私が忘れてしまったと落ち込んだ。
同じ歳の友人がラインで、『シニア川柳』なるものを送って来た。「同年の集い」をいつ行うのかとの催促も兼ねているのだろう。読んでみると、どれもこれも身につまされる。そのうちのいくつかを紹介しよう。
「字を忘れ考えているうちに文忘れ」「ボランティアするもされるも高齢者」「お迎えはいつでもいいが今日は嫌」「天国へ行ってみたいな日帰りで」「欲しかった自由と時間持て余す」「生きがいは何かと聞かれ『生きること』」。そこで私もひとつ、「ぬくもりを求めて手を出し叱れれる」。
今朝、カミさんは午前6時に、「行ってくるね」とゴルフに出かけて行った。ところが午前8時半頃に帰って来た。「中止になったの?」と訊くと、乗せてもらった車がガードレールに接触し「行けなくなった」と言う。
そんな程度の事故でよかった。寒くなったからか、早朝はまだ暗いからか、自動車事故のニュースが流れる。事故ではなく、途方もない事件が、愛知県の半田市の中学校で起きた。中2のクラスで、女子生徒が隣りの席の男子生徒をナイフで切りつけたという。
「殺意を持ってやった」と女子生徒は答えているというが、女子生徒がそんな風に答えるだろうか。それにしても半田市の教育長は気の毒だ。「皆様に多大なご迷惑をおかけし申し訳ありません」と、傷害を防止できなかったことを陳謝していた。
日大のアメフト部の大麻事件もそうだが、確かに教育にかかわる者として、防止できなかったことには責任はある。けれど、自己コントロールが出来ない人が多くなってきているのは、社会全体に原因がある気がする。
でも、だからと言って、自由が制限される社会になるのは嫌だ。曲がり角に来ているなと思う。
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