信じられない展開だった。今日の甲子園の第3試合、東邦と八戸光星の試合は1回に八戸が1点を取ったが2回には東邦が1点を取ったものの、初戦のような強さは感じられなかった。案の定3回には3点を取られ5回にも2点追加され6対2と差をつけられた。さらに7回に3点を取られ9対2となったので東邦もここまでかと思ったが、この回2点を取ったので同じ負けでも1点でも詰めて欲しいと願ったが、まさか大逆転となるとは想像も出来なかった。
9回ウラの東邦の攻撃で頼りの4番打者が打ち取られ、追い上げもここまでかと思われたが、下位打線が奮闘し奇跡の大逆転となった。こういうことが起るから高校野球は面白い。全てが順調であったならあまりにも先が見えてしまう。何が起きるか分からないから必死に努力する。大逆転とならなくても、必死になってやったことは自分に満足感を与えてくれるはずだ。
昨日はカミさんの実家の仏壇にお参りした後、叔母と息子、義弟夫婦、義妹と私たち夫婦の7人の恒例となった食事会。義妹はお酒を飲むといつも「兄弟の中で、私だけ愛されていなかった」と言い出す。「お父さんはお姉さんとお兄さんが好きだったけど、私は嫌われていた」とも言う。それは事実と違うけれど、それを納得させるのは難しい。義妹が有名な女子高に合格していたならきっと彼女の考えも変わっていたことだろう。
女性のことは分からないが、男性である私たち3人はどこかで父親の威厳のような縛りを受けている。父親を乗り越えなければという思いがある。父親を乗り越えることがどういう形なのか、どういう意味なのか、分からないままもがいている。社会的な地位なのか、経済力なのか、子どもの数なのか、どんなことでもいいから「オヤジ」を乗り越えたと思う確証が欲しいのだ。父親を乗り越えることは、男子に課せられた宿命なのだろうか。
明日は私の祖先のお墓参りに出かけるのでブログは休みます。明日は16人ほど集まるようだ。
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