友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

韓国も日本も同じ文化圏である

2014年07月21日 17時51分18秒 | Weblog

 土曜の夜、今年の夏祭りの打ち合わせ会を行なった。話し合いが一通り終ったので、「それでは祭りを乗り切るために乾杯しよう」と、みんなで飲んだ。飲みすぎたつもりはなかったけれど、日曜日は朝からグダグダしていてやる気が涌かなかった。夕方、長女のところへ出かけ、「みんなでお茶しよう」というので、長女のダンナが案内してくれた喫茶店に行き、そこでタマゴサンドを食べた。これなら、晩ご飯はお酒とおつまみさえあればよいので、自分で用意して飲みながら『黒田官兵衛』を見た。

 そこで立ち上がって、ブログを始めるはずだったけれど、その気になれなかった。そもそもブログは、酒を飲む前に書き上げるようにしてきたのに、酒を飲んでしまった今日はやめるべきだろう。ヘンな自己合理化する気持ちが涌いてきて、酒を飲んでブログを書いたのではいい加減な文章になってしまう、これはブログに失礼だから今日は止めようとなった。ブログを休むだけのことに、ヘンな理屈をつけ、書かないことを正当化して怠けた。

 今日は韓国名古屋総領事館による講演会があり、韓国文化をテーマにブログに書くつもりでいた。愛知大学の比較文化学科の片教授が『韓国人の暮らしと食文化』について語ったが、私たちの世代ならおおよそ知っていることが多かった。祭りはお酒と料理でもてなすのは世界共通だろう。ただ、韓国と日本に共通するのは、神酒米の奉納、その米で作る餅、食べ方である。正月や秋の祖先祭祀(日本でいうお盆行事)も同じだ。しかも、だんだん伝統的な行事が廃れてきている点も共通している。

 正月や祭りの時は、子どもたちもお酒を飲まされたと言うが、これも日本も同じで私たちの子どもの頃は当たり前のように行なわれた。それは子どもたちの健康と成長を願う行事だからだろう。かまどの神様、水の神様、トイレの神様などたくさんの神様が韓国にもいる。仏教やキリスト教が伝来しても、土俗宗教は年間行事に形を変えて継承されている。人間の社会はどこも同じなのだ。

 韓国の若者たちはキムチ離れ、焼肉離れになっていると言う。そういえば、インターネットで見る韓国や中国の若者たちのフッションは日本の若者と変わらない。これを近代化というなら、近代化は伝統を廃れさせ世界をひとつにする道である。そういう時代になっていく。

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