胡蝶蘭が4鉢、咲き揃ったので玄関の靴箱の上に並べてみた。白色が最初に咲き、次に赤紫色が咲き、黄色がやっと咲いてくれた。まだ咲かない2鉢が残っている。いつもは南側の陽当たりのよい場所に置いていて、玄関には1鉢づつ交代で置いている。
私は胡蝶蘭をうまく育てられなかったので、先輩にそのことを話すと、「手をかけ過ぎてダメにしている人が多い。水遣りを控え、場所も陽当たりのよいところから動かさない」と教えられ、その通りにしていたら今年は見事に花開いた。
けっこう寒い時から咲き始めた胡蝶蘭だが、こうして蕾が全部花開くと、春というより初夏という感じがする。知多半島は胡蝶蘭の栽培が盛んで、過日に行った佐布里池の傍の温室でも多くの胡蝶蘭が育てられていた。
私が中学生になった頃、「バラ園を作りたい」と父に話すと、「愛知県の西尾はバラづくりが盛んなところだ。一度見に行くか」と言ってくれた。父に連れられて見に行ったことが、よりバラつくりへの関心を高めた。
映画の内容は全く記憶にないのに、西洋庭園が見事だったためか、題名の『昨年マリエンバートで』は覚えている。日本庭園の枯山水とは全く趣が異なり、変化しない永遠を現している。日本人と西洋人の美意識の違いがハッキリと分かる。
可児市の『ぎふロールド・ローズガーデン』に行った時、バラの歴史や庭園のどこにどんなバラを植えているかを聞いた。西洋庭園にバラは欠かせないが、原産地は中央アジアのチベットから雲南省の高地で、各地でそれを改良したと教えてもらった。
私はフト、現代の中国でもバラの栽培は行われているのだろうかと思った。バラはこれだけ世界中に広がっているのだから、中国でもロシアでもきっと育てられているだろう。何の根拠もなく、そう思ってしまった。
世界中の人々が花を愛するなら、花を枯らしてしまうような戦争はしないはずだ。世界を花で埋め尽くせば、戦争はしなくなる気がする。
種から育てている大賀ハス(蓮根)を夕方からセンサーライトを頼りに植え替えました。
>世界中の人々が花を愛するなら、花を枯らしてしまうような戦争はしないはずだ。世界を花で埋め尽くせば、戦争はしなくなる気がする。
そうあって欲しいですが…
戦争の無い世界になって欲しい…