友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

「さすがだ。よく決心した」と感心した

2023年04月12日 18時35分25秒 | Weblog

 4月末に先輩のお姉さんが娘さんとアメリカから帰国されるので、我が家の隣の部屋を使ってもらうことにしている。隣りの部屋は長女一家が住んでいたが、自分たちの家を建てたので今は空き家になっている。次女一家が遊びに来る時は、長女の娘たちもやって来て、従姉妹の結束を強める場になっている。

 しかし現実は、娘たちの不要な物を置いておく倉庫になっている。「何とかしなさい」とカミさんは言うのだが、「ウン、ウン」と返事をするが一向に片づけに来ない。今朝はカミさんとふたりで、捨てていいものと置いておくものとをより分けた。

 昼食後、「中華鍋を買いたいからイオンモールへ行こう」とカミさんが言う。中華鍋は高島屋で買った高い品物だったが、料理の後の始末が悪くて焦げ付く。せっかくイオンモールまで来たからと思い、私の夏の上着とシャツをねだってみた。

 「いっぱいあるじゃーない」と拒否されるかと思ったら、「そうね」とユニクロでシャツを、無印商品で上着を買ってくれた。いい気分になって家に帰ったので、コーヒーを沸かしケーキをふたりで食べた。

 パソコンに向かうと、昔、「無党派市民派の学習会」に参加してくれていた刈谷高校の後輩で、今は東浦町の町長になっている神谷君が、4期目は立候補しないと宣言していた。「自分は多選批判で立候補しました。長くて3期までと最初に公約しています。約束はまもらねばなりません。」とある。

 「同じ職を3期続けると、さすがに慣れてきます。役場の中にも自分の考えが浸透してきて、特に指示を出さなくても、物事がスムーズにまわっていくようになります。一方で、多選を繰り返すと、マンネリや反対意見を言い辛い状況が生まれやすくなる恐れがあります」。

 「継続発展させるべきところはさらに充実・発展させ、改めるべきこと、新たに付け加えるべきところは、勇気を持って変えていく。そうすることによって、これまでの土台を固めた上で、さらに上に新しい価値を積み上げていって欲しいと思います」。

 「人はそれぞれ、個人の哲学や価値観を持っています。こだわりや得意分野があります。モノカルチャーのみではなくて、適当な期間を持って、町長が入れ替わり、まちに必要な文化や価値を積み増していくことが、良いまち、強いまちにつながっていくと私は信じています」。

 まだ63歳の若さなのに惜しいと思いながら、「さすがだ。よく決心した」と感心した。


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