友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

夏の空が戻ってきた

2014年08月20日 17時52分46秒 | Weblog

 夏の空が戻ってきた。暑い!この暑さのせいなのか、最近とても汗をかく。左胸の辺りが一番で右胸が二番、背中が三番という感じだ。汗をかくこと事態は当然なことだが、歳を取ったせいなのかそれともペースメーカを装着したせいなのかと、余分なことを考えてしまう。同じ歳の人に比べて、自分はまだ若いと思っているけれど、鏡に映る姿に差はない。先日、2つ年下の義弟が「2キロ太ったけど、若い時から体重は大きく変わっていない。ズボンも若い時と同じサイズですよ」と自慢していた。

 私も増減は少ない。それでもズボンが下がる。ウエスト周りは変わらなくても、体型が変わったのだ。若い時は尻が大きかったのに小さくなり、その分下腹が出てきた。老人の歩き方をみっともないと思っていたのに、いつの間にか姿勢が悪くなっている。体型を気にしている先輩は毎日のトレーニングを欠かさないと言うが、私はすっかり身体を動かすことから遠のいている。義弟は健康のため酒は飲まない、毎日歩く、時々スポーツで汗を流すそうだが、私は毎晩酒を楽しみ、ごろ寝をし、好きな肉を食べたがる。議員仲間の先輩に健康おたくがいて、健康に良いということに努力を惜しまなかったが、突然亡くなった。

 広島で豪雨のため土砂崩れが起きてたくさんの人が亡くなった。あの東北の大地震ではその後の津波でたくさんの死者が出た。戦争は自然災害よりも大きな犠牲者を生むが、人がつくりだしたものは人が止めることが出来るけれど、自然の猛威は止められない。戦争を止められない人間に対する神様の罰なのか。神様は時々むごいことをなさる。それでも大震災の時、至福の歓びを得ていた人もいる。どんな時も全てが悪いわけではないし、全てが否定されるわけでもない。

 先日乗ったJRの列車は結構込み合っていた。私の前に体重80キロは越えていそうな女性が大きな荷物を背負っていた。落ち着きがなく、身体を小刻みに動かしていた彼女が急に私の側に振り向いた。乗り込んだ時に、彼女の身体を押すことになったから怒るのかと思ったたら、「オジイチャン、ガタガタ。アツイネ‥」と甲高い声で話しかけてきた。言ってることの半分も分からないが、そうか、彼女から見れば私は「オジイチャン」かと、妙に寂しくなった。

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