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『外務省に告ぐ』(その5)

2016年08月20日 | O60→70(オーバー70歳)
【102ページ】
東日本大震災後、枝野幸男内閣官房長官が頼もしくなったのも、もともとこの人が修羅場に強かったからである。明治天皇は、御製(和歌)で、
しきしまの 大和ごころの を々しさは
ことあるときぞ あらわれにける
と詠まれた。「日本人の勇気は、日本国家に一大事が起きたときに現れる」という意味だ。
【110ページ】
1999年から2001年にかけて、鈴木宗男衆議院議員の強い働きかけによってチェルノブイリで被爆した子供たちを日本外務省が受け入れたことがある。

[ken] 枝野幸男衆院議員に対する評価は多々ありますが、佐藤優氏の「修羅場に強かった」という認識は新鮮に感じました。110ページの鈴木宗男氏に関する実績は、ダーティなイメージ先行のマスコミ報道によって、私たちに知らされていないと痛感しました。今さらながら、マスコミ報道が与える自分への波及力に驚くと同時に深く反省させられました。そして、チェルノブイリ原発事故の後始末は、今も粛々と続けられていることを忘れず、日本の原発政策の今後にも注目していく必要がありますね。(つづく)
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雲の落書きについて〈英訳付〉

2016年08月20日 | 福島県塙町のお話〈非公式サイト〉

先月末、お墓参りと叔母さんのお見舞いに、福島へ出かけてきました。従姉妹の家の庭から、蜘蛛の巣越しに青空がきれいでした。職場の喫煙所にかけられているカレンダーの俳句、

夏空へ 雲の落書 奔放に (富安風生)

を思い出しました。

At the end of last month, I went to Fukushima to visit my grave and visit my aunt. From the garden of my cousin's house, the blue sky was beautiful through the spider's web. The haiku on the calendar hanging in the smoking area at work,

Graffiti of clouds to the summer sky Uninhibitedly (Fusei Tomiyasu)

I remembered.



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