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『外務省に告ぐ』(その6)

2016年08月21日 | O60→70(オーバー70歳)
【140ページ】
イスラエルは人口700万人の小国だ。そのうちユダヤ人は530万人である。ユダヤ人のうち約100万人が1980年代末より、旧ソ連諸国から移民した「新移民」だ。新移民は、もちろんロシア語を流暢に話す。
【205ページ】
検察官僚が考える「清潔な社会」をつくりたいというのが、「検察の文法」なのである。民意が検察の正義をチェックする仕組みはどこにもない。検察が暴走すると国家が内側から壊れる。ただし、超ドメスティック(国内的)な検察官には、国益が見えない。かれらが考えるのは公益だけで、検察の正義が実現するならば、国家がどうなるかなど、知ったことではないという姿勢だ。

[ken] 私は以前から、そして現在もイスラエルとロシアは対立していると思っていました。人口構成からすると必ずしもそうとは言えず、深いつながりが続いていると考えるべきなのですね。旧ソ連諸国に居られなくなったから「対立」は変わらない、という単純な図式ではなく、ロシアおよび周辺国に熟知しているイスラエル国民が約100万にも存在し、情報の流通や人的交流で「つながっている」「政治状況の変化によっては、いつでも影響力を行使できる」「イスラエルとロシアは仲良くなる可能性がある」といった観点が新鮮でした。また、205ページの「検察の文法」については、最近のNHKスペシャル「File.05ロッキード事件」やテレビドラマ「99.9」などでも詳しく知ることができました。それらを知った上で、「相棒」などの刑事ドラマを見るとさらに面白くなりますね。(つづく)
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本日は叔母さんの告別式です!

2016年08月21日 | O60→70(オーバー70歳)
8月18日、登坂・伊調・土性の日本女子が、リオ五輪レスリングで立て続けに金メダルを取った時間帯、亡き母の妹の叔母さんは入院先の病院でご逝去されました。夕方帰宅すると、叔母さんの2人娘である従姉妹から、「おどろき」という福島の桃が届きました。私の好きな硬すぎるほどの頃合いをみて、贈ってくれました。一つ食べ、もう一つを母の写真の前に供え、「妹の叔母さんが亡くなったよ。桃も来たよ」と報告しました。
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