先日、義兄から「桃生そば」(ものうそば)をいただきました。旧称「桃生郡」は、市町村合併で「東松島市」となりましたが、そばのブランドとして残っていることに、懐かしさと嬉しさを感じました。今夜あたり、冷水でしめてツルツル、ズズーっといきたいですね。
【91ページ】
社民党は普天間飛行場の国外移設を主張しているが、その結果、沖縄県以外への移設の可能性について模索する必要がなくなる。これは、沖縄県以外の都道府県の人々の反発を買わず、かつ沖縄からは人気を得ることができる便利なスローガンだ。
【94ページ】
宮古島の「自国民保護」を理由に出兵した日本政府が、宮古島以南の領土と人間を中国に渡そうとしたのである。日本人である沖縄の同胞を守るという日本政府の主張が欺瞞であったことがわかる。東京の政治エリートが考える「日本全体の利益」のために、沖縄を「捨て石」にすることは、琉球処分、沖縄戦、サンフランシスコ平和条約で繰り返されてきた。その歴史に普天間問題という「平成の琉球処分」が加わろうとしているというのが、沖縄の認識だ。
[ken] 私は、かつて10数年間ほど政党の党員だったことがあります。今は存在しない日本社会党なのですが、その流れをくむ社民党の沖縄問題に対する考え方について、佐藤優氏のご指摘は冷たい感じを受けつつも、否定できない説得性があると思いました。94ページの沖縄を「捨て石」にしてきた日本の歴史は、現在もまだ続いており、私たちは結果的に「本土在住の国民」として時の政府に加担してきた、という反省が必要なのですね。(つづく)
社民党は普天間飛行場の国外移設を主張しているが、その結果、沖縄県以外への移設の可能性について模索する必要がなくなる。これは、沖縄県以外の都道府県の人々の反発を買わず、かつ沖縄からは人気を得ることができる便利なスローガンだ。
【94ページ】
宮古島の「自国民保護」を理由に出兵した日本政府が、宮古島以南の領土と人間を中国に渡そうとしたのである。日本人である沖縄の同胞を守るという日本政府の主張が欺瞞であったことがわかる。東京の政治エリートが考える「日本全体の利益」のために、沖縄を「捨て石」にすることは、琉球処分、沖縄戦、サンフランシスコ平和条約で繰り返されてきた。その歴史に普天間問題という「平成の琉球処分」が加わろうとしているというのが、沖縄の認識だ。
[ken] 私は、かつて10数年間ほど政党の党員だったことがあります。今は存在しない日本社会党なのですが、その流れをくむ社民党の沖縄問題に対する考え方について、佐藤優氏のご指摘は冷たい感じを受けつつも、否定できない説得性があると思いました。94ページの沖縄を「捨て石」にしてきた日本の歴史は、現在もまだ続いており、私たちは結果的に「本土在住の国民」として時の政府に加担してきた、という反省が必要なのですね。(つづく)