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高校生からわかる『資本論』(その11)

2017年02月05日 | O60→70(オーバー70歳)
【208ページ】いろんな機械を使わなければいけない。使っていた機械が古くなった。新しい機械に変わりました。まつたくの新型の機械、これまでとは使い方が違います。新しい機械をすぐ使いこなせるような人たちがいなければいけないよね。ということは、労働者の能力を高めなければいけなくなってくるわけだ、会社として、あるいは資本主義のこの世の中として。
それがここに書いてある、「いかなる労働要求にも対応できる入間の絶対的適応性を育成すること」、あるいは「相互にバトンタッチし合えるような活動様式をそなえた全面的発達をとげた個入を育成すること」が必要になるっていうことなんだ。

【208~209ページ】でも新しい機械が出てきて、機械操作をするためには読み書きができなければいけないでしょう。あるいはこの機械のボタンを押すと、なんでこんなことが起きるのかってことを知っていないと簡単な修理もできない。あるいは、このボタンを押してはいけないってことがわからないまま機械を壊してしまうかもしれない。その機械のことをよく知っていなければいけない。

[ken] 佐藤優氏は、日本の資本主義が疲弊し自己矛盾に陥っている証左として、「教育の右肩下がり」状態に警鐘をならしています。つまり、将来の日本が安定した社会になるために必須とされる教育の場について、年収に応じて学歴が決まってしまう嫌な時代になり、労働現場を担うべき子どもたちが、教育による「絶対的適応性」を身に付けられなくなってきたのですね。そして、「新しい機械」が次々と登場くる世の中は、私たちのような高齢者にも厳しい環境といえます。パソコンやスマホなど、IT環境への対応がどうしても遅れがちになり、自分なりに得意だと思っていたIT対応力は日々陳腐化しています。最近の話では、引っ越しに伴う自宅の通信環境整備やスマホ契約の更新、スマホのカ メラ修理などで、メーカーや各種業者との対応にあたって、「専門的な言葉がわからない」「店員の案内指示が理解できない」「やたらにID、パスワードを聞かれ、いちいち覚えてない」など、現代的な自己情報の管理を含め苦労させられました。(つづく)
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過去は過去、たらればから今と未来へ

2017年02月05日 | O60→70(オーバー70歳)
ずいぶんと仰々しいタイトルになりましたが、現在日テレで放送中の「昭和たられば娘」は面白いというお話です。
次の東京オリンピックはすぐにやってくる。
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増上寺の鐘楼堂前の梅が咲きました!

2017年02月05日 | O60→70(オーバー70歳)
増上寺には月に2、3度は必ず出かけています。とくに、梅や桜の時期になると、週に2、3度は出かけています。左回り、右回り、東京タワー経由など、散歩コースを微妙に変えながら、心弾む春を堪能するのです。
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