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高校生からわかる『資本論』(その7)

2017年02月01日 | O60→70(オーバー70歳)
【143ページ】全部資本家のものになってしまっているから搾取率といわれているわけだ。これが資本家のものにならないで、労働者が自分たちで生み出したものがみんな労働者のものになれば、搾取という言葉は使わないで済むだろう、ということだよね。
だから「搾取されているから搾取を全部やめればいいんだ」、「剰余労働なんかやめてしまえばいい」という話ではないんだよ、ということだ。こうやって労働者が新しい価値を生み出しているからこそ今の世の中は経済がどんどん豊かになってきた。その富は誰のものか、と考えることが必要なんだよ、という話です。

【150ページ】「資本は社会によって強制されない限り、労働者の健康と寿命に配慮することはない」という表現を読むと、「140年前にマルクスが言ったことだけれど、今でもやっぱりそうだな」ということだよね。
「会社の仕事がなくなっちゃったから派遣労働者のみなさん、明日から出てこないでいいですよ。給料がなくなる?それは私が知ったことではありません。それはあなたの問題でしょう。住んでいる家から出てください。住む場所がなくなる? それはあなたの問題で、私の問題ではありません。ホームレスになろうが何しようがわたしの知ったことではありません。個人的にはかわいそうだと思いますけれど、何もできません」ということが、今まさに行われているでしょう。

[ken] 個人が犯罪で逮捕され、それも凶悪犯であったとき、現在はその動機に加え、精神鑑定が真っ先に行なわれるようになりました。一昔前までは、犯人が育った環境に同情的な世論もあり、私自身、白黒テレビを見ながら「社会が悪いよなぁー!」と思うことがしばしばありました。今になっても、その感覚は変わらないのですが、家庭を形成する親や、そこで育つ子ども自身の責任および自覚といった点も無視できない、と考えるようになりました。わが国では、資本主義社会の基本的な仕組みを知った上で、あらかじめリスクへの対応力を身に付ける訓練が、最も大事な教育の場でほとんどなされていませんね。社会人になってから、当然にやってくる変化や試練に抵抗すらできないケースが目立ち ます。(つづく)
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個室海鮮蒸気鍋かごみ上野店

2017年02月01日 | たばこの気持ち
▶︎本日は、福島県東白川郡塙町大字常世北野の幼なじみ3人と、「個室海鮮蒸気鍋かごみ上野店」でランチコース(飲み放題付で5000円)をいただきました。私は、その前に湯島天神の梅まつりを見てから参加しました。合格祈願の絵馬が、ドカーンと掛けられていました。かごみは喫煙OKで、蒸し料理が終えて鍋を外すと、野菜や魚のうまみをたっぷり吸った釜がありました。あらかじめ米が仕込まれ、ささっと溶き玉子を注ぎ、おじやが出来上がったのには、目が点になってしまいました。
▶︎3時にお開きとなり、しばし上野・御徒町を散策。4時ちょっと前に解散しましたが、私はアメ横でお絵描きしたり、お店を観察したりしていたら、ケータイに着信があり出で見ると、詩吟の先輩から「今、虎の門のテング坂場で飲んでるから、おいでよ」とのお誘いでした。というわけで、横浜に帰る前のひと時、諸先輩の飲み会に合流させていただきました。今、やっと帰宅中です。いい時間を過ごすことができ、私は幸せ者かも、と思った次第です。
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