前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

街頭宣伝、陳情、福井市9条の会・・・。恐竜博物館の成果と発展に期待

2014年03月25日 | Weblog

  昨日は街頭宣伝、地域要望の陳情、生活相談、共産党の会議、福井市9条の会の会合などでした。
 福井市9条の会では、9条の会の活動に参加したい、という方の声などもだされ、5月3日の憲法記念日講演会成功へ、街頭宣伝活動などにも取り組もう、と相談しました。
 集団的自衛権行使へ安倍政権が突き進むなかで、解釈改憲で戦争する国づくりを許さない、たたかいを草の根からいっそうつよめることが大事ですね。


 恐竜国際シンポの記事が県民福井に大きく掲載されていました。
恐竜博物館が開館した時、私は1期目で、記念式典にも参加し、私のニュースでもそのことを紹介しました。

 共産党議員のニュースに恐竜がでてくることにも驚かれましたが、なかには「なぜ共産党議員が県の箱ものを賛美するのか」との苦言も寄せられました。
 たしか、その式典には当時の西川副知事も参加されておられ、「ご協力をよろしく」などと声をかけられ、「いいものは応援しますよ」と答えた記憶があります。
 
 私も議会で何度か博物館のことをとりあげてきましたが、研究成果と来館者の双方で大きな成果をあげてきていることは喜ばしいことです。

 なぜ福井が?という方もおられますが、なんといっても専門の体制をつくり、豊富な発掘調査で、多くの化石を産出していることがキーポイントです。化石の発掘現場も視察させていただきましたが、多くの若い研究者たちが参加してきているのもすばらしいことです。
 中心となっておられる東先生は福大の故三浦先生らとともに県内各地の地質をていねいに調査されてきた先駆者でもあります。
 他県でも、福井以上に化石が眠っている地域はたくさんあります。

 海外との連携、国内との連携、つよめてがんばっていただきたいと思います。
 

■県民福井・・・恐竜国際シンポ「大成功」 勝山で講演





  アジアの恐竜について研究成果を報告する第一回アジア恐竜国際シンポジウム(アジア恐竜協会と県立恐竜博物館でつくる実行委員会主催)は最終日の二十三日、勝山市村岡(むろこ)町寺尾の県立恐竜博物館で一般向けの講演会「博物館シンポジウム」とミュージアムツアーが行われた。世界の研究者百二十人が福井に集まって最新の研究成果を報告し、「大成功」(東洋一・県立恐竜博物館特別館長)のうちに三日間の全日程を終えた。 (山内道朗)


 博物館シンポジウムでは、二百人の恐竜ファンがフィリップ・カリー博士(カナダ・アルバータ大教授)ら世界の恐竜研究をけん引する七人の講演に耳を傾けた。


 カリー博士は「北米とアジアにおける、ティラノサウルス科の集団死の証拠」と題して講演。カナダ・アルバータ州やモンゴルで白亜紀後期(六千五百万年~一億年前)のティラノサウルス科の大きさの異なる骨化石が、一カ所から十~二十体分まとまって発見されていることを紹介。「集団死の原因は分かっていないが、ハリケーンに巻き込まれるなど、それが何か知ろうとすることで答えが出る」と次の発見に意欲を燃やした。


 集団で行動した理由にも触れ「速く走ることができた幼体が獲物を追い掛け、成体が仕留めるという役割があった」と推察。集団行動はほかの肉食恐竜にも見られ、「フクイラプトルも大きさが違う十四体が一カ所で見つかっており、群れ行動を示す例」とした。


 他の六人からは、恐竜のオスの抱卵、皮膚の羽毛、竜脚類の成長などの報告があった。


 アジア恐竜協会副理事長でもある東洋一・特別館長は三日間を振り返り「レベルの高い発表が相次ぎ、次代を担う日本の学生の参加も多かった。初回のシンポジウムは大成功」と総括。次回は二〇一五~一六年の間にタイで開催。第三回は中国が立候補している。