前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

初当選の武田良介参議院議員が福井県に挨拶に。大津地裁、高浜原発再稼働認めず

2016年07月13日 | Weblog
 昨日は、参議院選挙で当選した武田良介新参議院議員を迎えて日本共産党福井県委員会で勝利報告集会。会場いっぱいに県内各地からかけつけていただきました。参院選をたたかったみなさんが比例5議席・武田議席獲得、野党共闘の前進に本当に喜んでいます。
 参院選をたたかった山田かずお常任委員と、武田参議院議員が挨拶。寄せられた期待に応えてがんばる決意を表明しました。丸岡後援会から花束がおくられました。
 最後に私の音頭でガンバロー!安倍政権の改憲を阻止しよう、戦争法廃止しよう!







 大津地裁は、高浜原発3,4号機の運転停止を命じた仮処分にたいする関西電力の異議申し立てについて、「福島の原発事故の原因に関する説明も不足しており、新規制基準で許可を受けたこと自体で安全性が確保されたとみることはできない」として退け、3月の決定に続いて再び運転を認めない判断をしました。
 福島原発事故から5年、いまだに10万人もの避難生活がつづいていることなど、原発はいったん事故を起こせば取り返しのつかない被害をもたらします。






■NHK・・・高浜原発3・4号機 再び運転認めず 大津地裁  7月12日 15時39分

 福井県にある高浜原子力発電所の3号機と4号機について、大津地方裁判所は「関西電力の説明では、原発の新規制基準が致命的な事故を避けるための対策として十分とは言えず、新規制基準で許可を受けたこと自体で安全性が確保されたとみることはできない」として、ことし3月に運転停止を命じた仮処分の決定に続いて、再び運転を認めない判断をしました。これにより高浜原発3・4号機は再稼働できない状態が続くことになります。

福井県にある高浜原発3号機と4号機について、大津地方裁判所はことし3月、稼働中の原発では初めて運転の停止を命じる仮処分の決定を出しました。これに対し、関西電力は決定の取り消しを求めて異議を申し立て、大津地裁の同じ裁判長が改めて関西電力と運転停止を求めた住民の双方から意見を聞く手続きを行いました。
12日の決定で、山本善彦裁判長は「災害のたびに『想定を超える災害だった』と繰り返されてきた過ちに真摯(しんし)に向き合うならば、致命的な事故を避けるための対策を講じることが必要だが、関西電力が説明した程度では、原発の新規制基準がこのような対策として十分とは言えない」と指摘しました。そのうえで、「福島の原発事故の原因に関する説明も不足しており、新規制基準で許可を受けたこと自体で安全性が確保されたとみることはできない」として、関西電力の申し立てを退け、3月の決定に続いて再び運転を認めない判断をしました。
これで高浜原発3・4号機は再稼働できない状態が続くことになり、関西電力は今の状態が長期化する可能性があるとして、来月から核燃料を取り出す作業を行うことにしています。
関西電力は決定を不服として、大阪高等裁判所に抗告する方針です。


関西電力 承服できるものではない

異議の申し立てが退けられたことについて、関西電力は「当社の主張をご理解いただけず誠に遺憾であると考えており、到底、承服できるものではありません」というコメントを発表しました。そのうえで、関西電力は「速やかに不服申し立ての手続きを行い、早期に仮処分命令を取り消していただくよう、高浜原発3・4号機の安全性の主張・立証に全力を尽くします」としています。