前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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福井県選管はなぜ18歳投票率を公表しないのか。熊本地震、日本学術会議報告会に参加しました。

2016年07月17日 | Weblog
参院選での18歳投票率、なぜ福井県選挙管理委員会は非公表なのか?検証できないではないか。東京新聞




昨日は熊本地震から3カ月、日本学術会議の報告会に参加しました。
地震について、被災状況と対策、土砂災害、避難・救助・救援など各分野について20を超える学会からの報告がありました。総合的に災害をとらえる企画でした。
 地震については、「100キロ超える広い範囲で地震が活発化している。断層面と余震分布は重ならず、破壊点も違う。この20、30年間微小地震があった」「南阿蘇は震度6となっているが、現況から震度7と改めるべき」「一連の断層は別々ではなく、別々の断層が動いたとの判断は誤っている」「原発などで分岐断層を軽視することは大問題だ」などの報告がありました。
 また、「高速道をまたぐ跨線橋などが落ちた例もある」「新しい設計基準でもゴム支承などが破壊されている例もある」「加速度応答スペクトルは速度応答でも数百センチと非常に大きい。断層の直上、近傍の耐震設計のあり方を考えるべき」「災害廃棄物の推計ではドローンが大活躍している」との報告もありました。
 避難救助に関しては、「東日本大震災では避難中に多数死亡したが今回は防げた。保健福祉のニーズ大きい」「平成の大合併した自治体では対応がうまくいってない」などが報告されました。
 ひとつひとつの報告時間が10数分と短く速射砲のような報告がつづくので、なかなかついていくのが大変でしたが、日本の学会の最前線での地震災害についての総合的議論内容が把握できたことは収穫でした。