前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

新幹線・在来線考える会が坂本坂井市長と意見交換

2017年03月18日 | 福井県政

 昨日は新幹線福井延伸と在来線を考える会で坂井市を訪問。坂本憲男市長と新幹線敦賀開業にともなう在来線特急存続などで意見交換しました。
橋川事務局長が会が敦賀開業時の課題など会の考えを話しました。私からも県議会での議論や全会一致で特急存続意見書が採択されたことなどをお話ししました。
 坂本市長は「乗りかえというのは心理的な負担が大きい。ただまだ住民のなかでは関心も高くない面もある。今後どういう取り組みが必要になるのか」などと話され、会側と活発に意見交換がつづきました。お忙しいところありがとうございました。
 坂井市の松本、畑野両市議が同席しました。

日本共産党元福井県議会議員 渡辺三郎さん逝く

2017年03月17日 | 福井県政
昨日は地元の光陽中学校の卒業式に、鈴木市議もいっしょでした。
生活相談対応や原発問題住民運動福井県連絡会の会議。3.11集会が500名の参加で成功したことを確信に、さらに再稼働反対の運動の強化を、と話し合いました。
 本日は再稼働反対金曜行動です。福井県庁前で夕方からおこないます。ぜひ、ご参加ください。


  元福井県議会議員の渡辺三郎さんが15日に亡くなりました。
テクノポート福井の無駄遣いや危険な原発推進と議会内外で対峙され奮闘されました。原発問題住民運動県連絡会を立ち上げ、代表委員として、また全国センターの役員としても奮闘されました。

 思い出されるのは、渡辺さんたちが取り組まれていたもんじゅ裁判。ナトリウム火災などの問題を調べるために県の原子力センターで地道な文献調査をおこない、当時の動燃が種々のナトリウム火災の実験をやっていることなどを明らかにしました。
渡辺さんの号令のもと、私が編集を担当してもんじゅ事故のパンフを3000部も発行したこともありました。
 原発裁判では、建築、地震の専門家として各種裁判の証人として奮闘されました。
特筆すべきは2006年3月、金沢地裁で耐震設計が妥当ではない、と志賀原発2号機運転差し止め判決をかちとるうえで大きな役割を果たされたことです。
 この活躍は産経新聞に連載された小説「法服の王国」にも描かれています。


 体調を崩し、入院されたとお聞きし、先日お見舞いにうかがったのが最後になりました。「渡辺さん、もんじゅは廃止になりましたよ」と語りかけました。
 昨日は渡辺県議の事務局を務めたこともある連れ合いとともにご自宅を弔問し、お好きだった清酒「わかさまごころ」をお供えしました。

 故人の遺志で通夜葬儀はおこなわず、18日18時から、福井市セレモニーホール東部にてお別れ会をする、とお聞きしました。
長年たたかってきた原発もんじゅの廃止を見届けるように逝かれるとは・・・。
 長年お疲れ様でした。ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。

*写真は昨年、入所されていた施設の夏祭りで。


湊小学校卒業式。テレビ県議会収録、20日午前9時55分から放映

2017年03月16日 | 福井県政
昨日は地元の湊小学校の卒業式、午後はテレビ県議会の収録を各会派とともにFBCスタジオでおこないました。人口減少、高速交通などをテーマに討論しました。
私は、今議会での前進面として子どもの医療費窓口無料化、負担軽減や新幹線敦賀開業後の在来線特急存続意見書が全会一致で可決されたことなどをあげました。
放映は20日午前9時55分からFBCテレビです。ぜひ、ご覧ください。




福井県議会。新幹線敦賀開業時の在来線特急存続意見書を全会一致で可決

2017年03月15日 | 福井県政
昨日は福井県議会最終日。新幹線敦賀開業時に、現在のサンダーバード、しらさぎ、の特急存続を求める意見書を全会一致で可決しました。
世論と運動の成果ですね!





 私は予算案や福井運動公園の使用料値上げ、教員定数の削減などについて反対討論しました。


■日本共産党の佐藤正雄です。

  第一号議案 平成29年度一般会計予算案  第89号議案 平成28年度一般会計補正予算案についての討論をおこないます。

 新年度予算案には平成30年度から子供の医療費を現行の償還払いから医療機関における窓口給付へ移行するための電算システムの改修が盛り込まれました。長年にわたって私たちが要望してきたことであり、歓迎します。

反対の理由はつぎのとおりです。

 第一は、北陸新幹線、足羽川ダム、河内川ダム整備など、県民の反対の根強い無駄な公共事業推進の予算であります。

今回北陸新幹線建設事業費871億円にたいする県費負担分174億円が計上されていますが、地元負担と北陸本線の第三セクター化が強制され、これまた今後の人口減少時代に福井県民に過大な負担を残すものであります。

 第二は、アジア原子力技術教育ネットワーク会議開催事業など原発推進、海外輸出の予算案には反対です。ベトナムも日本からの輸入を見直し、台湾では2025年までの脱原発を決めるなどアジアでも原発に頼らない動きが広がっています。

 第三に、第二恐竜博物館整備検討事業は、アミューズメント施設への税金投入は慎重であるべきであり、具体的内容が議会と県民によくわからないままに推進するのは問題です。

 第四に、福井運動公園の施設使用料の2倍以上の値上げなどは県民負担の増大であり反対です。

 よって第28号議案 都市公園条例の一部改正についても反対です。国体が近づいてきたわけですが、大事なことは将来にわたっての県民スポーツの振興です。各種施設の使用料値上げは県民を施設から遠ざけ、逆に県民のスポーツ振興に逆行しかねません。

 第21号議案 県税条例等の一部改正は、消費税増税に関する条項もふくまれています。消費税8パーセントへの増税は個人消費に打撃を与え、安倍政権のマイナス金利政策など異常な金融政策拡大につながりました。ますます日本経済の危機は深くなっています。

 消費税増税は延期ではなく中止すべきです。また、福井県庁が施設使用料等に伴い県民からあずかっている約8000万円の消費税を国に納税せず、いわば益税化していますが、納税しないのであれば、使用料等に課税することをやめるべきであります。

 第30号議案 県立学校職員定数条例の一部改正、第31号議案 市町立学校県費負担教職員定数条例の一部改正はいずれも教員数の削減であり反対です。

 今議会でも教員の労働条件改善問題を取り上げましたが、正規教員を削減するのではなく増やしていくべきです。今、年金制度の改悪によって退職後も生活のために再任用で働かざるを得ない教員も増えています。そのことが逆に、産休代用教員の手配などに苦労する実態もあるとお聞きします。正規教員の拡大を訴えるものです。
 
 第32号議案 県立学校設置条例の一部改正は、池田分校の廃止などであります。入学実態などを踏まえたもの、との説明ではありますが、生徒の居場所がどうなっていくのか、ということを考えずに、単に数字だけをみて費用対効果の発想で判断するのは教育とは言えません。

 以上申し上げて討論とします。


重税反対福井地区集会とパレードに参加

2017年03月14日 | Weblog
 昨日はかねもと候補、渡辺常任との街頭宣伝で森友問題と加計問題、南スーダンの自衛隊撤退、原発での野党共闘などを訴えました。
 また、重税反対福井地区集会に参加し、合同庁舎・税務署までパレードしました。福井民商の奥出会長のあいさつ、平澤県労連議長の情勢報告がありました。さらなる消費税増税、国保税増税は許せません!
 日本共産党からは、かねもと幸枝衆院1区候補が連帯挨拶、私も県政報告をおこないました。
 福井市は好天で、「消費税増税反対」「最低保障年金を」などと声をあげて行進していると、街のみなさんも手を振っての声援が多くありました。
 政治にも春を!がんばりましょう!








福井市9条の会憲法カフェ。中学教員過労自殺のご遺族のお話し。県と若狭町を提訴し、4月5日が第1回公判

2017年03月13日 | Weblog
 昨日は福井市九条の会憲法カフェ。
今回は、中学教師の息子さんを過労自殺で亡くされた嶋田さんと海道弁護士のお話しでした。

 月128時間〜161時間もの時間外労働、生徒のトラブル、学校でもさらに追い詰められて。
日記には、「欲しいものは睡眠時間」「死という言葉が浮かんだ」。
結婚を約束した女性がいたのに、その約束を果たせないまま。

 お父さんは県と若狭町を提訴して、息子の過労自殺の真実を明らかにしたい、と話されました。「なぜ死んだのか。まだ、納骨できていません」と。
福井地裁での裁判は、4月5日午前10時から。お父さんが陳述されるとのこと。多くの方に聞いていただきたいですね。

 福井市9条の会第二部は音楽9条の会のみなさんとともにコーヒー、お菓子付きでうたごえを楽しみました!
なんとうたごえ新聞1面に清水雅美さん。福井市9条の会の清水さんは福井センター合唱団でも活動していますが、うたごえの全国総会で発言し、それが1面になりました。凄いですねえ。
 安保法制に反対する運動をきっかけに9条の会、ママの会に参加し、うたごえに関わるようになった思いと活動が語られています。

 また、参加された女性が「今月結婚します。佐藤さん、色紙を書いてください」と色紙とマジックをだされたのにも驚きました。字を書くというより恥をかくことになるので、こういう依頼はお断りするのですが、持参されては・・・・。
お幸せに!








3.11原発のない新しい福井を!集会に500名。今日は、教員過労死問題で憲法カフェ開催します

2017年03月12日 | 福井県政
 今日は福井の教員過労自殺のご遺族の方を迎えて福井市9条の会の憲法カフェが開催されます。
本日午後2時 福井県教育センター。参加費 500円。

 昨日は東日本大震災、福島原発事故から6年。3.11 原発のない新しい福井へ!集会は500名の参加で熱気でした。
日本共産党など各党からの連帯メッセージも入り口に掲示されていました。集会には民進県議も参加。無所属県議の方からも別件で参加できないが、気持ちは共通、との声も寄せられています。

 文化企画の太鼓とうたごえ。集会では黙とうをささげ、お亡くなりになったみなさんのご冥福をお祈りしました。
九州大学の吉岡斉教授、工学院大学の小野一准教授の講演、福島原発事故からの避難中の方の訴えに改めて原発ゼロを誓いました。3.11だけ行動するのではなく、日常的に行動を!と。

集会後はパレード。かねもと福井1区、猿橋福井2区衆院予定候補もいっしょに行進しました。
 頑張りましょう。毎週金曜の福井県庁前再稼働反対アクション、毎月11日の市民行進の参加の輪を広げていきましょう!








県議会予算決算特別委員会。刑事政策。教員の出退勤時間管理。原子力行政

2017年03月11日 | 福井県政
昨日は予算決算特別委員会でした。
私は、刑法犯の再犯防止と支援、教育行政、原子力行政について質問しました。


1、刑事政策と県政

■福井県内の再犯者による犯罪は?

 法務省法務総合研究所は2009年に「再犯防止に関する総合的研究」を発表しましたが、これは1948年から2006年の約60年間の犯罪データを分析したものです。全体の約30パーセントの再犯者によって60パーセントの犯罪がおこなわれていること、などを明らかにしました。こうした研究成果も背景に昨年12月、再犯の防止等の推進に関する法律が国会でも成立しています。
 福井県内の再犯者による犯罪の割合と、再犯期間、有職・無職の割合、再犯事由などの再犯者の特徴についておたずねします。

県警本部長は「福井県でも再犯者による犯罪が増加している」と答弁。


■県の支援は
 再犯の防止等の推進に関する法律にもとづき福井県の取り組み強化も求められています。先の研究報告書でも紹介されていますが、入所度数が2度以上の者は犯行時の職業は有職者が27.8パーセント、無職者が70.6パーセント、保護観察対象者の再犯率は、無職者が39.6パーセントが有職者の7.3パーセントの5倍となっています。
議会でも保護観察所や保護司会の取り組みを紹介したこともありますが、県として保護観察中の者を雇用した際の入札制度の改善、協力雇用企業の拡大などの取り組み推進の状況はどうなっていますか、おたずねします。

土木部長は「平成29,30の入札参加資格に1パーセントの加点をする」、健康福祉部長は「保護観察所と協力して、協力雇用企業は94社から109社へと増えている。せいいっぱい研修会など通じて高めるようにしていく」などと答弁。


2、教育行政

■安全衛生委員会
 教育長は私の一般質問への答弁で、今年度は県教育委員会安全衛生委員会が一度も開催されておらず、最後の月の今月に開催する、と答弁しました。昨年度はストレスチェック実施などの関連で開催したとの答弁でした。
しかし、安全衛生委員会はなにか新しい制度が導入された時だけ開催するものではありません。
そこであらためて質問します。今年度は5月、9月に出退勤記録の報告もさせているわけであり、なぜその内容をふまえた安全衛生委員会を開催しなかったのですか。
また今月開催予定の委員会の議題はなにか。

教育長は「今年度は5月、9月、2月に出退勤調査をしたので今月にそれをふまえて審議する」と答弁。


■学校現場の衛生委員会活動は
 そもそも各学校での安全衛生活動はどうなっているのか、疑念が生じます。
 小中高ごとに、定期的に会議がもたれるなど衛生委員会活動がおこなわれている割合はそれぞれどれだけなのか?

教育長は「毎月開催する職員会議で話し合いしている」などと答弁。


■もし過労自殺などが起これば責任は

もし、過労自殺がおこったら、責任は自己責任か、校長責任か、県教委責任か?

教育長は「来年度4月以降は校長、教頭含めて管理体制していく」などと答弁。


■退勤時間を明確に
 退勤目標時刻を決めなさい、との通知を27年にだしているがなぜこの通りにしないのか

教育長は学校には時期的な課題もある。順次改善するのが我々の考え。いっぺんに解消するのはできない」と半ば開き直り。

■現場任せではなく、教育委員会が責任をもつべき。
スクラップされずに、ビルドばかり、独自テストのような負荷は見直すべきだ、と強調しました。


3、原子力行政


■住民説明会
 佐賀県は玄海原発再稼働についての住民説明会を県内5か所でおこない、約1000名が参加した、と報道されています。
 知事は、もんじゅ廃止についてはきびしく国に県民への説明を求めています。当然です。
同様に、ふたたび県内原発再稼働の日程が具体的になった際には佐賀県の例も参考にして県の責任で県内各地で県民説明会を開催すべきではありませんか。


知事「県には多くの発電所があり、住民に一番近い市町で対応する」と県は開催しないと答弁!


■ヨウ素剤配備
 島根県では原発事故時にそなえたヨウ素剤配布を30キロ圏の希望者にまでひろげておこなっています。福井県でも、いざという時は交通渋滞なども重なりヨウ素剤服用が少人数の訓練のようにいかないことが想定されるのですから、希望者への事前配布をおこなうべきではありませんか。また、30キロ圏の保育所、幼稚園、学校などには全員分のゼリー状のものもふくめ、ヨウ素剤を備蓄すべきではありませんか。


健康福祉部長「国は緊急時に配布困難な地域について認めている。学校についても教育委員会などと慎重に協議している」などと答弁。


■平成25年の災害対策基本法の改正で、「地区防災計画」の仕組みがつくられた。つまり、釜石の奇跡といわれたような地域の防災の伝統いかす。トップダウンの防災ではなく、ボトムアップの防災。市町の区域にもとらわれない考え方を災対法では取り入れられた。これを原子力防災という特殊な災害ではあるがいかす必要があるのでは。そのひとつがヨウ素剤の各地域や家庭での備蓄。防災意識の向上にもなる、などと主張しました。


■福島での防災ヘリの活動

 長野県の防災ヘリが墜落し、乗員9名全員が亡くなられる痛ましい事故が起こりました。
 さまざまな災害で防災ヘリは活用されるわけで安全第一の運行が必要です。
 6年前の福島原発事故の際は県内各地の消防からも支援にかけつけ、県の防災ヘリも出動しました。
 当時、県の防災ヘリも放射能汚染にさらされるなかで活動し、被曝のため活動に支障も生じたとお聞きしています。
 原発事故時の防災ヘリの活動について、福島原発事故の際の活動からの教訓をおたずねします。また乗員の被曝はどの程度であったのか、おたずねします。

危機対策監は「当時ピーク時で130基ほどのヘリが活動。どこでどういうヘリが活動しているのか、把握が不十分だった。ヘリ専用の調整班をもうける。隊員はシャワー除染もおこなった」などと答弁。


■知事の責任
  いま東京で元知事の政治責任が100条委員会などで問われる事態になっています。もんじゅ、も一兆円以上の国費と数十年の歳月を費やしながら失敗しました。知事が国、事業者と二人三脚で推進してきたことは県民で知らない者はいないぐらいです。巨大プロジェクトの事実上の失敗について自らの責任はどう考えるのか?おたずねします。

知事は「東京都の問題と関係ないし、二人三脚でもない。事故の話は仮定の話だ。」と答弁なし。

さらなる「事故が起こった際の責任は」との質問には、「起こってもいない事故で論じるのは抽象論だ」と答弁拒否でした。


■廃炉

 廃炉をすすめるうえで、知事が求めている使用済み燃料などの中間貯蔵施設の見通しをつけないと作業自体がすすまなくなります。現況と見通しはどうなっているのか?おたずねします。

知事は「国が責任をもって事業者の中間貯蔵計画推進をすべき」と答弁。

使用済み核燃料以外の廃棄物については、安全環境部長は「低レベルの放射性廃棄物についても県外へ搬出を求める。放射能帯びていないものは今後事業者と相談する」と答えました。



本日、11時20分から福井県議会で質問します。明日は、再稼働反対集会。12日は教員過労自殺を考えるつどい

2017年03月10日 | 福井県政
 県議会予算決算特別委員会。いよいよ本日、私が午前11時20分から35分間質問する予定です。

内容は、
1、刑事政策と県政
2、教育行政について
3、原子力行政について
4、その他

 県議会インターネットで生中継・録画中継されます。よろしくお願いします。



 また、いよいよ明日11日は福島原発事故から6年。
福井フェニックスプラザで正午から文化企画、1時から集会、終了後パレード、がおこなわれます。

 なんと豪華2本立ての講演、福島被災者からの訴えもあります!ぜひ、ご参加ください!

★学習講演「原発ゼロ社会はどこが好ましいのか」      吉岡斉(九州大学教授)        
★学習講演「原発ゼロの自治体づくり~若狭の原発銀座~」  小野一(工学院大学准教授) 敦賀市出身 



 
 さらに12日日曜日には、福井県の教員過労自殺のご遺族の方を招いてお話をお聞きし、二度と福井県で教員の犠牲者をださないつどいをおこないます。

 福井市9条の会・憲法カフェです。12日午後2時から、福井県教育センター。参加費500円。こちらも福井市民のみなさん、ご参加お願いします!





第2恐竜博物館の整備の課題は

2017年03月09日 | 福井県政
  昨日は、会議や打ち合わせがつづきました。
今日、明日は県議会予算決算特別委員会です。私は明日質問にたちます。

 昨日の福井新聞には、第2恐竜博物館の整備についての記事、私のコメントも紹介されました。
私は事前説明の際にも理事者に、「アミューズメント施設に県民の税金投入は理解が得られないのではないか」「現在の恐竜博物館は建設当初の予定を超えて入場者が増えているので、その機能を強化するというなら県民も理解するのではないか」などと意見を述べました。
 県議会内には「勝山ありきはおかしい」「福井市につくった方が集客できる」などなど立地をめぐってもいろんな意見があります。
 振り返れば、最初もいまの県立博物館のところに恐竜博物館を、との意見もあったと聞いています。
たしか最初の「恐竜展」はいまの県立博物館で開催されたのではないか。立派な図録が割と廉価で販売されたが、原価計算が間違っていた、といううわさもあったが・・・。さて。


 関西電力がクレーン倒壊事故をうけて各発電所の全作業の安全総点検をおこなっているという。これはこれで当然必要なことです。
しかし、私が一般質問で指摘したのは、これまで経験したことのない規制審査と再稼働、廃止措置が複合的に重なって「パンク」する、どこかで大事な点が抜ける、それが事故につながる、危険です。

 

■福井新聞・・・第2恐竜博物館の整備どうなる 福井県議会最大会派は異議唱え

(2017年3月8日午前11時50分)


定例福井県議会は9、10日の予算決算特別委員会でヤマ場を迎える。焦点は、県が北陸新幹線開業後の目玉施設とする第2恐竜博物館の整備検討事業。中部縦貫自動車道勝山インターチェンジ関連事業との位置付けに、最大会派の県会自民党は「立地場所ありきだ」と異議を唱えるのに対し、理事者は「可能性を調査している段階」と主張する。議論が平行線をたどれば、補正予算案が減額修正された昨年9月県議会、付帯決議の付いた12月県議会に続き、波乱含みの展開となる可能性もある。

 「勝山に整備すると書いてある。私たちの審議は必要ないということだ」。2月28日の産業常任委で、委員長の小寺惣吉議員(県会自民党)は第2恐竜博物館を巡る審議を一方的に打ち切り、予算決算特別委に議論を持ち越すことを宣言した。理事者は何度も発言を求めたが却下した。

 第2恐竜博物館を巡っては県会自民党の執行部が「そもそも箱ものが必要なのか」と反発し、一般質問後の総会でゼロベースで議論することを確認。執行部でもある小寺議員が産業常任委で先陣を切る形となった。

 「マニフェストを重視し、議会を軽視する西川県政への不満の表れ」と、会派内の一人は解説する。これに対し、県幹部は「立地場所ありきで進めているわけではない。丁寧に説明していく」と困惑している。

   ■  ■  ■

 県会自民党執行部の別の一人も、第2恐竜博物館の基本構想・計画が素案にとどまり、詳細プランの提示が3月中旬の定例県議会閉会後になることを問題視。「議論の材料が乏しい。初期投資や維持管理費など、大前提の問題をたださないと、前に進められない」と対決姿勢を強める。

 ただ、会派内には違和感を抱く議員も少なからずいる。「議会として何も調査していないのに、予算案にストップを掛けるのはどうなのか」「特別委員会かワーキンググループをつくって県民目線で熟議し、問題があるなら対案を示すべきでは」。複数の議員は悩ましさを打ち明けた。

   ■  ■  ■

 県会自民党の性急な動きに対し、他会派は慎重だ。

 民進・みらいの糀谷好晃会長は、恐竜ブランドを生かす県のプランが間違っているとは思わないとした上で「民間投資を含め慎重に進めなければならない。理事者の説明を唯々諾々とは受けないが、冷静に着地点を見いだしていきたい」と強調。「感情的に政争の具にするのは福井県のためにならない」と述べる。

 「議論で大切なのは、アミューズメント施設への税金投入がいいのかという視点」と指摘するのは共産党の佐藤正雄議員。昨年9月県議会では、補正予算案のうち「ふるさと納税の全国寄付額1兆円を目指す国民運動」など2事業が県会自民党の主導で削除。厚生常任委を通過した水月湖の年縞(ねんこう)研究展示施設(若狭町)の建築工事費が予算決算特別委で削除され、最終日の本会議で復活するという混乱があっただけに「筋を通して議論しなければ、県民の理解は得られない」と話している。

 ・・第2恐竜博物館 西川一誠福井県知事の4期目マニフェストに建設を検討することが示された。アミューズメント機能を充実させる方針で、基本構想・計画の素案には恐竜が生きた時代を再現した常設展示室の整備などの方策が盛り込まれた。県は2017年度当初予算案に民間参画の可能性調査など事業費898万円を計上している。県立恐竜博物館の地元勝山市が、市内への誘致を県に要望している。




■NHK・・・関電 原発工事現場の安全総点検

ことし1月に、高浜原発で起きたクレーン事故を受けて、関西電力は県内3か所の原発で行われている約1500件の工事を対象に元請け会社との情報共有の態勢や再発防止策などの点検を進めることになりました。
高浜原発1・2号機は原則40年とされた運転期間の延長が初めて認められ、再稼働に向けた工事が行われていますが、ことし1月、大型のクレーンが強風が原因で核燃料を保管する2号機の建物に倒れる事故が起きました。
この事故では工事を担当する元請け会社に暴風警報の情報がきちんと伝わっていなかったことも原因だったことがわかっています。
このため、関西電力は高浜原発、大飯原発、それに、美浜原発の3か所の原発で行われている工事、約1500件を対象に安全対策の点検を進めることになりました。
関西電力によりますと、点検は2月13日から行っていて、気象警報など事故につながる恐れがある情報を元請け会社と、どう共有しているのかを確認するということです。
また、原子炉建屋などで行われる工事の安全管理やクレーンなどの転倒防止がきちんと行われているか、現場の担当者だけでなく管理職の社員など第三者の視点からもチェックするとしています。
関西電力は、今後、結果をとりまとめた上で、外部の有識者でつくる検証委員会に報告し、再発防止を徹底したいとしています。

03月08日 19時28分

県議会予算決算特別委、私は10日に質問します。井上参議院議員、隠蔽問題で稲田防衛大臣を叱る

2017年03月08日 | 福井県政
 昨日は10日の議会質問のための準備作業などでした。
いったん作成してから、気に入らない!と消去して作り直す項目もあり、難儀です。

 予算決算特別委員会が9日、10日と開催されます。

私は、2日目の10日午前11時20分から35分間質問する予定です。

内容は、
1、刑事政策と県政
2、教育行政について
3、原子力行政について
4、その他

 県議会インターネットで生中継・録画中継されます。よろしくお願いします。


 北朝鮮の蛮行がつづきます。ミサイル発射といい、「人質」政策といい許されません。
安倍政権の国会答弁もひどい内容がつづいています。井上参議院議員が南スーダンでの活動日報隠蔽問題で稲田防衛大臣をきびしく追及。「この不自然な不開示の決定を大臣が容認することは、組織的な隠ぺい体質を温存することだ」と強調。防衛相としての資格が問われると厳しく批判しました。

■NHK・・・北朝鮮のミサイル発射の暴挙に強く抗議する  志位委員長が談話

北朝鮮が6日午前、日本海に向けて弾道ミサイルを発射したことについて、日本共産党の志位和夫委員長は同日、次の談話を発表しました。

 一、北朝鮮は本日6日午前、日本海に向けて弾道ミサイル4発を発射し、うち3発が日本の排他的経済水域に落ちた。北朝鮮の繰り返されるミサイル発射は、核兵器の開発と不可分に結びついた軍事行動であり、国際の平和と安全に深刻な脅威を及ぼす行為である。それは、国連安保理決議、6カ国協議の共同声明、日朝平壌宣言に違反する暴挙である。日本共産党は、北朝鮮の行為を厳しく非難し、抗議する。

 一、国際社会は一致結束し、経済制裁を厳格に実施し圧力を強めることと一体に、外交交渉を通じて北朝鮮に非核化を迫り、核・ミサイル開発の手を縛り、その放棄に向かわせるという対応をおこなうことが重要である。

 一、北朝鮮に核・ミサイル開発の放棄を迫るうえでも、今月27日から国連で始まる核兵器禁止条約に関する国際会議の成功がいよいよ重要であり、わが党はそのために力をつくす。



■赤旗・・・・論戦ハイライト   南スーダンPKO日報問題 不開示の経緯 調査せよ
参院予算委 井上議員の追及

6日の参院予算委員会で南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊部隊の「日報」の隠ぺい疑惑について追及した日本共産党の井上哲士議員。統合幕僚監部が、日報を業務としてダウンロードしながら、防衛省文書課の「破棄済み・不開示」とすることへの意見照会を決定の決裁を支持し、「意見なし」と回答していたことを「あまりにも不自然だ」と批判しました。


業務として残った

 日報は陸自指揮システムにアップロードされ、陸自中央即応集団の他に、統幕もこのシステムにアクセス可能でした。

 井上氏は、統幕が日報をもとに「南スーダンの活動状況」を毎日作成し、大臣に報告することを業務としていたことを指摘。稲田朋美防衛相は「統幕の参事官付の担当者が執務の参考にするため適宜、日報を参照することがあった」と認めました。

 井上氏は「たまたま、日報データが統幕に残っていたのではなく、業務としてダウンロードしてきたから残っていた」として、「日報をダウンロードしていたことを(不開示支持の)決裁に関与した者が誰も知らなかったなど信じがたい」と、次のようにただしました。

 井上 決裁には、誰が関与したのか。南スーダンPKO担当者にも参照したのか。

 稲田防衛相 関係部署からの報告を、ことさらに検証する必要はない。


省内通達にも違反

 誰が関与したかも明らかにせず、事実経過の検証すら拒否する稲田防衛相に対し、井上氏は、今回の不開示決裁が防衛省内の通達にも違反している可能性があると、さらにただしました。

 防衛省内では、存在する関係資料を「廃棄した」として組織的隠ぺい体質が指弾された「たちかぜ自衛官いじめ自殺事件」(2004年)を受けて、「当該文書が不存在という判断に至った場合においても、再度入念に確認を行う」「必要に応じて探索範囲を拡大して改めて当該文書の特定につとめる」とする事務次官通達(2012年)が出されています。

 井上氏は、統幕が再確認も探索もせず、「廃棄済み・不開示」を認めたとして、「この『通達』通りやられていない」と指摘しました。

 井上 隠ぺい疑惑に対し調査すらしないのでは、防衛大臣としての資格が問われる。

 安倍晋三首相 (稲田防衛相は)大臣としてしっかりリーダーシップをとった。

 開き直る安倍首相に対し、井上氏はPKO派遣部隊の家族向けの説明資料でも、「戦闘発生箇所」を「衝突発生箇所」に書き換えるなど、危険な実態を隠ぺいしていると指摘。民族間の内戦状態になっており、PKO参加5原則は崩壊しているとして、自衛隊の撤退を強く求めました。

3.11原発再稼働許さない福井県民集会。3.24共謀罪反対福井県民集会。ぜひご参加ください

2017年03月07日 | 福井県政
 昨日は、かねもと衆院候補、山田県常任らとともに共謀罪反対のチラシを配りながらの街頭宣伝。
テロ対策名目で国民の思想信条をふみにじる共謀罪は許せません!
 3月24日金曜日午後6時から 福井フェニックス・プラザで市民団体と野党が協力して反対集会を開催します。ぜひ、ご参加ください。

 また、11日は福島原発事故から6年。
関西電力も年内再稼働へ執念を燃やしています。
 おおい町長が住民に説明会開催を要望しましたが当然のことです。むしろ西川知事が先頭に、県民説明会開催を主導しなくてはならないのではないでしょうか。

 3月11日には正午から福島原発事故を忘れない 再稼働反対福井県民集会が開催されます。
 集会は午後1時から、正午から文化企画があります。福井フェニックス・プラザ。こちらもぜひご参加ください。



■NHK・・・規制庁に住民説明を要望

 関西電力・大飯原子力発電所の3号機と4号機が、2月、再稼働の前提となる新しい規制基準の審査に事実上、合格したことを受けて、おおい町の中塚寛町長が6日原子力規制庁を訪れ、住民に審査の内容を分かりやすく説明するよう申し入れました。
関西電力・大飯原発の3号機と4号機をめぐり、原子力規制委員会は、2月22日、関西電力が進めている安全対策が新しい規制基準の審査に事実上合格したことを示す審査書の案をとりまとめました。
これを受けて、おおい町の中塚寛町長が6日原子力規制庁を訪れ、原子力規制委員会での審査の内容を、住民に分かりやすく説明するよう申し入れました。
大飯原発の審査では、地震や津波の想定が引き上げられたほか、新たに設置した水素爆発を防ぐ装置などの重大事故対策について妥当性が話し合われましたが、中塚町長は、こうした審査の内容をビデオにまとめるなど、分かりやすい形で示してほしいと求めました。
これに対し、原子力規制庁の荻野徹次長は、「住民への説明は重要で、しっかりと対応したい」と応えました。
申し入れを終えた中塚町長は、取材に対し、「原子力規制庁には、できるだけ国民に寄り添った説明を求めたい」と述べた上で、町として再稼働に同意するかどうかの判断の時期については、「審査での合格が正式に決まる前の段階であり、住民の意見もこれから聞くことになるので、現時点で何か申し上げることは控えたい」としました。

03月06日 19時01分

「母」上映試写会。山本純子さんのピアノトークコンサート

2017年03月06日 | Weblog
昨日おこなわれた越前町議選で日本共産党新人の川岸さんは急きょの立候補表明以来、地域のみなさをのあたたかいご支援をいただき奮闘しましたが及びませんでした。
ご支援に感謝します。今後とも住民の願い実現に頑張ります。よろしくお願いします。

さて、昨日は地元の方が急逝され、葬儀にお参りしました。
午後は三浦綾子原作 小林多喜二の母を描いた映画の試写会に参加しました。
かつての治安維持法、いま計画されている共謀罪。いかに窒息する社会となり、市民の自由が奪われていくか‼️
4月22日午後に福井県国際交流会館で上映されます。前売り券は共産党事務所でも取り扱います。
ぜひご予定ください。







夜はお誘いをいただき、福井市出身でドイツ在住のピアニスト、山本純子さんのピアノトークコンサート。
フランツの天使と悪魔 〜 フランツ・シューベルト生誕220年を記念して 〜。
リスト、シューベルト、ショパンから6つの曲をドイツのお話しとともに楽しみました。





越前町議選、かわぎしゆり勝利へ。あみもの物語

2017年03月04日 | Weblog
いよいよ明日が越前町議選の投票日。これまで日本共産党議員のいない町に、住民の声を届ける議員を‼️
32歳のシングルマザーとして、町政に新しい風を、と頑張っています。あなたのような若い方に出て欲しい。国会での共産党の質問に注目している。など期待も広がっています。
2人オーバーの大激戦。最後までご支援の輪を広げていただきたいと思います。


福井市 9条の会でご一緒している清水まさみさん。
映画 この世界の片隅で、に刺激をうけてなんと、編み物の個展を開催しています。
素晴らしい行動力。素敵な作品の数々。
アクセサリーや絵の女性作家2人とのコラボもいいですね。
福井駅前ガレリア元町商店街なかほどの喫茶店sumuの2階のコーナーです。
喫茶店のコーヒーも美味しい!です。

なお、土曜日、日曜日の午後には作家のお話しがあります。