前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

新幹線工事事故で申し入れ、傍聴、県庁前ランチタイム1000回に。総がかりアクションスタンディング

2017年09月20日 | 福井県政

  昨日は、かねもと候補との街頭宣伝、新幹線工事事故での申し入れ、総務教育常任委員会を傍聴、県庁前再稼働反対ランチタイムアピール1000回行動を激励、総がかりアクションスタンディングなどでした。議会傍聴では、高校入試での英検加点問題で、自民党、民進党、公明党、希望の各議員が突っ込んだ議論を展開し、ますます公平さを欠く英検加点入試の問題点が浮き彫りになりました。みなさん、するどい追及でした。教育長が半ばひとりで答弁に立つ状況がありましたが、まさに「事務レベル」では答弁できない政治的な英検加点強行をうかがわせるもので興味深い光景でした。斉藤委員長も「議会の指摘に耳を傾けないのか」と総括していましたが、行政には傾聴能力が大事です。

 

  新幹線工事でのトンネル崩落事故について、考える会のみなさんが県庁に要請活動をおこないました。
安全第一、原因究明、再発防止、住民説明を、と。現在、鉄道運輸機構があらためて地質調査をおこない、結果次第では工法を見直す、という。
当時早朝の事故なのに発表が夕方ちかくまで遅れた問題も指摘しました。知事からも改善を要望した、とのこと。

 

 

 福井県庁、関西電力前で再稼働反対のランチタイムアピールをしている市民団体の行動が昨日で1000日目に
凄いことです。石森さん、西村さん、お疲れ様です。
満願成就にはほど遠いため、引き続きがんばる、と決意表明。

 日本共産党からも、かねもと候補、西村市議、らとともに私も激励、感謝のスピーチをしました。
大飯原発再稼働反対

 

  戦争する国づくり反対総がかりアクション。夕方、福井駅東口でスタンディングをおこないました。
屋敷代表の挨拶につづき、諸団体、社民党、共産党からもスピーチ。
南県委員長、かねもと書記長とともに私もスピーチしました。安倍政権の疑惑隠しの冒頭解散なら厳しい審判を市民と野党の共同で下しましょう
だいたい、内閣改造後まともに審議もしないで国民に信を問おうなんて国民をバカにしている。

 

 マスコミ報道では、いよいよ総選挙❢

ということで、かねもと候補とともに福井市内各地で街頭演説をおこないました。

激励も増えています。安倍政権の思惑どおりにはさせません。


敬老の日、高齢の共産党員にお手紙とお赤飯を届けて。総選挙準備の会議相次ぐ

2017年09月19日 | Weblog

  昨日は、かねもと候補や、西村市議、鈴木市議、各地域の共産党議員、党員のみなさんらと手分けして、ご高齢の共産党員のみなさんに敬老のお祝いのお手紙とお赤飯をとどける活動に取り組みました。

「いよいよ総選挙、がんばらないと」などとおっしゃりながら喜んでいただけました。お元気で、政治を変える活動に参加していただけることは嬉しいですね。

 

 安倍政権の党略で臨時国会冒頭の解散総選挙が濃厚となり、さまざまな打ち合わせや会議が入ります。日本共産党の躍進、市民と野党の共闘で、安倍政権の憲法改悪の野望をやめさせるためにガンバリマス!

 応援よろしくおねがいいたします!

 

■赤旗・・・・解散・総選挙―“本気の共闘”で改憲勢力を少数派に     新潟・長岡 小池書記局長が訴え

  日本共産党の小池晃書記局長は17日、衆院新潟5区の補欠選挙が予定される中、野党と市民の統一候補を擁立し、必ず勝利をと同県長岡市・長岡駅前で街頭演説を行いました。安倍晋三首相が臨時国会冒頭にも衆院を解散する意向を示すもと、小池氏は「補選でも、総選挙になっても、昨年の参院選、県知事選のような“本気の共闘”でたたかい、野党と市民の共闘でこそ安倍政権退陣、新しい政治を実現できるという勇気と確信を、みたび全国に広げよう」と力説。雨天の中、歩道にぎっしり詰めかけた聴衆の大きな歓声と拍手で熱気にあふれました。

 「市民連合@新潟」の磯貝潤子共同代表、自由党県連の土田竜吾副幹事長、社民党県連副代表の長部登県議が「オール市民、オール野党で勝利を」などと呼びかけました。

 日本共産党のにしざわ博衆院北陸信越比例予定候補(同5区重複)が決意表明しました。

 小池氏は、「冒頭解散」を「森友隠し、加計隠し、南スーダン日報隠しのあまりにも露骨な党利党略の疑惑隠しだ」と批判。「同時にこれは国民の批判と怒りに追い込まれたものだ。安倍首相がいま解散すれば多数をとれると勘違いしているなら、大間違いだと思い知らせよう。返り討ちにして、改憲勢力3分の2以下どころか少数派に追い込もう」と呼びかけました。

 小池氏は「補選でも、総選挙になっても、新潟5区の最大争点は東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を許すかどうかだ」と強調。東電の原発運転の「適格性」を認めた原子力規制委員会を厳しく批判し、福島原発事故でいまだに5万5千人以上が避難生活を強いられ、賠償も除染も不十分なままだと語るとともに、同原発の敷地内の断層が活断層である可能性が指摘されているとして廃炉にすべきだと主張。「党派を超えて『東電に原発を動かす資格はない』の審判を下そう」と力を込めました。

 安倍首相が狙う、憲法9条に自衛隊を明記する改憲について、海外での無制限の武力行使に道を開くものだと告発し、「これまで自民、公明を応援してきた方々も、党派を超えて『9条を守り抜け』の願いを日本共産党へ、野党と市民の共闘へ託してください」と熱く呼びかけました。


やはり改憲ねらいの党略解散。3000万署名で草の根から審判を

2017年09月18日 | Weblog

     昨日深夜から今朝にかけて福井市内も暴風雨でした。被害はなかったでしょうか。

安倍政権の解散報道をうけ、昨日は、かねもと候補や党員の皆さんとともに地域訪問活動。憲法変えるな!と3000万署名に取り組みました。

どこでも解散報道が話題になり、署名への協力、安倍政権への批判、日本共産党への期待が寄せられます。がんばろう!

 

     今日の朝日でも、あけすけな改憲狙いが明らかにされています。

 


解散へ、とマスコミ報道。安倍政権による改憲許すな!と学習会

2017年09月17日 | Weblog

    今朝の朝日などマスコミは年内解散、と大きく報道。

野党共闘の体制も整っていず、いまなら勝てる、改憲も可能、との判断だという。

    そんな安倍政権の野望許さない!昨日は総がかりアクションで自由法曹団の吉川弁護士を講師にしての学習会でした。

 

 

 

 


大飯原発再稼働反対を福井県庁前でアピール。NHK調査でも事故時には避難できない!実態

2017年09月16日 | 福井県政

  昨日は新幹線福井延伸と在来線を考える会の会合、あわら市でのトンネル崩落事故で県庁に要請をおこなうことや今後の活動方針などについて議論しました。

 夜は、大飯原発再稼働に反対し、福井県庁前の金曜行動に参加。緊迫する県議会情勢をお話しさせていただきました。
20日 厚生常任委員会
21日 大飯原発調査
22日 国の担当をよび、全員協議会
さらに予算決算特別委員会が続きます。

ところで巨大台風が連休の日本を直撃の様相。
県内イベントも相次いで中止が発表されています。福井市内各地の敬老会も中止です。
楽しみにされていたでしょうが、安全第一ですね。

 

 

 

 NHKが大飯原発再稼働計画がすすむ、おおい町民に調査。
原発事故時に避難できない
避難計画の説明不十分

私も県議会で取り上げましたが、避難訓練もやらないままの再稼働は論外です。

 

 

 

 


県議会一般質問。大飯原発説明会を・住民避難訓練を。JR西社長にFGT断念を。英検入試は救済策を

2017年09月15日 | 福井県政

 昨日は、一般質問、各派代表者会議、広報会議などでした。

知事は、大飯再稼働についての議論取りまとめを議会に要請しながら、「高浜・大飯原発の同時事故を想定した広域の原子力防災訓練を」「県として県民への説明を」との要求にはまともに答えませんでした。「大飯事故についての訓練計画の公表を国に求めている」「個別具体の団体の要請には責任もって対応している」などと答えただけでした。

 関電の再稼働のスケジュールに福井県や福井県議会があわせる必要はありません。

 大事なことは、「事故時にも県民が安全に避難できるか、の検証」「大飯原発に合格証をだした元原子力規制委員の島崎氏も大飯原発は危ない、と立場を変更している。不安に思う県民に丁寧な説明をすること」ではないでしょうか。

 

■質問内容

1、大飯原発再稼働問題と知事の責任

まず、大飯原発再稼働問題と知事の責任について質問します。

●関西電力は高浜、大飯原発の同時事故の訓練をおこないました。福島原発事故や東日本大震災でほかの原発もクライシス直前、首の皮1枚で冷却に成功したことを考えれば当然の想定と訓練です。

 そもそも昨年8月の高浜原発事故を想定した県外避難をふくむ訓練でも問題点、課題が山積でした。ほんらいなら、再稼働している高浜原発についてふたたび事故を想定した県外避難訓練を教訓をふまえておこなうべきであるのにやられていません。大飯原発再稼働判断の前に、県として責任をもって国や関係自治体とも連携して高浜、大飯の同時事故を想定した県外避難をふくむ住民参加の原子力防災訓練をおこなうべきではありませんか、知事の見解をおたずねします。

ところで知事が、県民への説明責任を自ら果たそうとしていないことはきわめて不誠実です。

事故が起これば、福島原発事故をみても立地自治体だけの被害ではありません。

また、県知事が最終的な再稼働についての判断をする手法をとっており、地元町長の判断だけで再稼働するのではありません。

 再稼働判断は広域的に県知事が判断し、事故が起これば広域に被害が及びます。なにも、高浜、大飯の町民だけに説明すれば足りる課題ではないのです。

 先日、住民団体のみなさんが公開説明会開催と参加を県庁や関西電力に要請しました。

県庁の他部局では県民の求めに応じて、県の担当部署の職員が各地に説明に出向くのは日常茶飯事であり、これ抜きでは県民理解を各事業で得ていくことはできないでしょう。

 知事は説明責任と理解活動を国と事業者にだけ押し付けるのではなく、知事自ら、県庁みずからが再稼働にあたっての県民への説明活動に責任を果たすべきではありませんか。

 

● 住民団体の求めに応じて、大飯原発について県内でおこなわれる住民団体主催の公開説明会に事情に詳しい副知事または安全環境部長、または県職員を派遣することを求めますが知事の見解をおたずねします。

また日頃の知事の発言通り、事業者である関西電力が県民の求めに応じて説明会に出向くことは当然と考えますが、念のため知事の見解をおたずねします。

 

2、新幹線、3セク   トップ交渉で県民益を守れ

 つぎに新幹線と北陸線第三セクター化に関して質問します。

9月8日早朝、あわら市柿原の北陸新幹線柿原トンネルの工事現場で、土砂崩落が発生し、トンネル上部にある柿原グラウンドが直径15メートルにわたって陥没しました。

 負傷者がでなかったことは幸いでしたが、作業員やグラウンド使用の住民が巻き込まれれば大惨事は避けられず、このような重大事故を起こしたことはきわめて重大です。

事故原因究明と再発防止対策に全力をあげなければなりません。コスト面からナトム工法が主流ですが、地表面に今回のような住民施設などがある場合、より安全側にたった対応が求められます。

 そういう点では地表面の沈下などを測定し、ゆるみの限界を超えないように吹き付けコンクリートの厚さなどを加減することが必要、とは都市部でのナトム工法の原則ですが、こういう点が守られていたのかどうか、県民に明らかにしていただくことが必要です。

 また、少し前には地元住民に対するトンネルの説明会も開かれていただけに、住民の不安感情は大きいものがあり、ていねいな説明会開催などが必要です。

 11日に私たちも鉄道・運輸機構に対して要請活動をおこないました。県も口頭で要請をおこなったとのことですが、県民の安全第一に万全を期していただきたいと思います。

 

 さて、平成34年度末の新幹線敦賀開業と長大な北陸本線の第三セクター化がいよいよ目前にせまってきました。

 私は、知事とJR西日本社長のトップ交渉を早くおこない、大事な点での道筋をつけることが必要だと思います。

 

●第一は、第三セクターとしてやむを得ず引き受けなければならなくなる北陸本線にかかる資産すべてについて、もともとは国有財産であったことなどにかんがみ、また第三セクターの予測される厳しい経営を考慮すれば、無償で譲渡すべき、と求めるべきではありませんか。知事の見解をおたずねします。

 

●第二に、JR九州も事実上導入見送りといわれているFGTについてです。導入する民間会社がなければ国費を投入して開発する必要はまったくありません。

北陸新幹線での導入めどもまったくたっていません。しかし国土交通省は新年度も開発予算を計上するとしています。

そこで、知事はJR西社長に対して、開発成功と早期導入の見込みのうすいFGT導入はお互いの利益にならず、もうやめましょう、と働きかけるべきではありませんか。

このままずるずるとFGT開発が続けられても県民と利用者の利益、さらにはJR西の利益にもまったくならずに終わる危険があるのですから、JR西の判断が大事です。

 

JR西がFGTを導入しない、と経営判断すれば、国によるFGT開発の理由はなくなります。知事の見解をおたずねします。

 こうしてこそ、県議会も決議した在来線特急存続への道がひらけるのではないでしょうか。

 

 

3、「15の春を泣かせるな」  高校入試英検加点の問題など

 つぎに高校入試での英検加点制度について質問します。

 高校入試での合否の差は1点をめぐる争いになることも多いと関係者からお聞きします。とくに受験生の多い高校ではその傾向は高くなります。前議会でも議会意見書があげられた英検加点はまさに受験生にとってはいわば黒船来襲の衝撃となります。

 

教育委員会は英検加点で最大英語だけ115点としていた計算を100点満点のなかで計算するから他教科と満点は100点で変わらない方式に変更した、と説明します。

しかしこれは福井県教育委員会版の朝三暮四にほかなりません。県議会議員はサルではないのです。ごまかされません。

 英検によって英語のみ5点から15点加点するという、公正さを欠く採点が持ち込まれることには変わりません。問題の本質は変わらないのです。

だから文部科学省も「公正、公平、透明性のある入学者選抜が求められる。福井県教育委員会の英検で加点するのは問題がある、ともないとも言えない」と答えています。つまり、文部科学省も選抜方法に問題なし、とは言えないグレーな手法で15歳の人生を左右しかねないのは大問題ではありませんか。

従来の公平な選抜では合格できたが、この選抜方法のために不合格になる生徒がでたらどう責任をとるのですか。

 

● 15の春を行政の不公正な選抜で泣かせてはなりません。あらためて15の春を公平性に欠く選抜によって泣かせかねない英検加点はやめるべきではありませんか、見解をおたずねします。

● また、現在の計画のまま仮に強行するのであれば救済策を検討すべきです。そもそもこのような受験方式の変更は2年生の時に周知して備えるのならともかく現在の3年生から導入するのには準備が間に合わない生徒もおり、無理があります。

 したがって、来春の入試では現行の方法と英検加点の方法との2方式で採点をおこない、仮に現行の方法で合格になる受験生が新方式では不合格になる場合は英検導入年度の特例措置として救済を考えるべきではありませんか。そしてその高校別のデータを県議会に公表するように求めますが、見解をおたずねします。

 

4、国保について

 つぎに、国民健康保険制度について質問します。

 来年4月から福井県が国保財政に責任をもつことになります。

これをいかして2つの提案をおこないます。いずれもこれまで提案してきたことです。

 ひとつは、こどもの数が増えれば増えるほど増税となる矛盾の解消にのりだすことです。

これは全国知事会の国に対する提言でもだされました。画期的なことですが政府はすぐには動かないでしょう。

●そこで今回の制度改定をきっかけに全国初の子育て支援の一環として県と市町が協力して高校卒業までのこどもについて頭割りでかかる保険税負担を実質的に軽減する制度を導入することを提案しますが、見解をおたずねします。

 

 もうひとつは6月議会でも税金と公共料金などのトータル負担率をみる必要性を指摘しました。今回は、国保税にかぎった負担率をみて減免規定を講じることを求めたいと思います。

 国保はいまでも高すぎて、払いたくて払えない状況が広範にあります。

 たとえば、給与年収400万の父母とこども2人の4人世帯での保険料のざっくりした計算では、東京で41万7700円、名古屋で34万7500円、ところが福井市では43万6100円、坂井市で36万400円。福井市は大都会よりも高く、住みにくくなっているのです。ちなみに福井県の協会けんぽの本人負担分では20万3800円で国保の半額程度の負担です。同じ収入でも20万と43万の負担では倍以上違うわけで払えない方が増える大きな原因です。

 この異常さを今回の制度改定で県がリーダーシップを担うことをいかして、もっと住みやすい福井県にする制度改定を考えるべきではないでしょうか。

●国保の負担で家計と家庭が壊されていく状況の改善が必要ではないでしょうか。大都市圏と比べても同等か高くなっている国保税の負担軽減で暮らしやすい福井をどう実現していくのか、実効的な減免規定や負担率に上限を設けるなどが必要と考えますが、見解をおたずねします。

 

 

5、迷惑行為等の防止に関する条例について

 最後に、今回提案されました県迷惑行為等の防止に関する条例改定について質問いたします。

先の国会ではいわゆる共謀罪審議のなかで「地図、カメラを携帯なら犯罪の下見」という法務大臣の答弁が有名になりました。今回の条例改定もその種のにおいがただよいます。

 犯罪学でラベリング論というのがあります。犯罪の実態があり、そこに規則が適用されるのではなく、規則が適用されることで犯罪がうみだされるという考え方です。

 今回の条例改定が、従来は犯罪者とされなかった行為者を取り締まり、犯罪者とラベル付けをすることになるのではないでしょうか。

 この点で、たとえば、「乱暴な言動」とか「スマホなどのカメラを人に向ける行為」とか「電子メールなどの送信」などはどの程度の行為なら犯罪要件となるのか、はなはだ広範囲にすぎます。つまり、たとえば「速度30キロオーバーで違反です」のような客観的な基準違反ではなく、現場では、対応した警察官の恣意的な判断で検挙されるかどうか左右される可能性がでてくるのではないでしょうか。

社会的にも「痴漢冤罪」という実態も取り上げられていますが、証拠写真が残っていないのにスマホを向けられた、と女性に訴えられれば、「スマホ冤罪」がうまれかねません。

 法律は人の命、自由、財産に制限を加えるものでありその改変には社会的合意、県民合意が求められます。したがって今回の条例改定で人を検挙し、懲役刑や罰金刑を科すことを決める議会審議において、より慎重な審議が求められることは言うまでもありません。

 

 そこでおたずねいたします。

●警察官による恣意的な判断に左右されかねない状況まで想定しての処罰規定の拡大は、人権侵害にもつながりかねないと考えますが、見解をおたずねします。

●また、ストーカー規制法の対象とならない県民をひろく対象者とみることにつながり、市民運動、政治活動、宗教活動などによる働きかけやマスコミの取材なども「嫌がらせ行為」の対象とされることはないのか、おたずねします。

 

 


大飯原発再稼働。西川知事が県議会の意見取りまとめを要請。現地調査、全員協議会開催へ

2017年09月14日 | 福井県政

 福井県議会。西川知事が松田議長に「大飯原発3,4号機再稼働について議会の意見の取りまとめを」と要請した。
県議会として、21日に現地調査、22日に全員協議会を開催することとなった。


 原発事故時の住民避難訓練もしていない。県民に対する説明会も開催しない。それで、議会だけで決められるのか?


 スケジュールありきの再稼働計画は関電のため以外のなにものでもないのではないか?

 


本日14日午後2時20分から県議会質問。「スマホえん罪とはなにか」、のお問い合わせが。

2017年09月14日 | 福井県政

 昨日は県議会一般質問1日目でした。

 本日14日午後2時20分から県議会質問にたちます。
質問項目をみた方々から、スマホえん罪とは?などの問い合わせがあります。
福井県警はホームページでパブコメを募集しましたが、まだ知らない方が圧倒的です。


  議会資料を紹介します。
いろいろ問題はあると思いますが、盗撮という犯罪を犯す前から状況によっては準備行為として逮捕されかねない内容があります。しかも、刑罰も拡大です。
ですから、痴漢えん罪、ならぬスマホえん罪の恐れ、としました。
議会質問は短時間ですが、多くの県民のみなさんに関心をもっていただきたいですね










ミサイル問題。事実と違うことを書いて、学校現場や子供たちに危機感をあおる手法は問題です

2017年09月13日 | 福井県政

 

 福井市の中学校で配られているという。こんな文書を学校でどんどん配り、戦争に備えよ
親も子どもも暗澹たる気持ちになるのではないか。

 しかも「弾道ミサイルが日本に飛来し」と事実と違うことまで書いて、あおる。戦前とおなじになっていく。

県教委に確認したら、県教委は関知していないという。福井市教委の独自の判断なのか?

 教育委員会や現場の教員こそ、冷静になってほしい。

 

 

 こんなことより、あなた方が主権者、日本の未来です。安倍総理には日本語で、アメリカと北朝鮮の指導者には英語で、「戦争反対、平和が大切」との思いを手紙に書いて届けましょうとやったらどうか。
国際情勢を生きた教材に。傍観ではなく、平和のために行動を、と。


 


田中完一さん寄贈の資料による企画展「ダイヤグラムと時刻表」。憲法生かす3000万署名へ

2017年09月13日 | 福井県政

 新幹線と第三セクターについての質問の関係で県立歴史博物館へ。
田中完一さん寄贈の資料による企画展。膨大な資料を寄贈いただいたご遺族にも感謝。
入館料100円です。鉄道好きにはたまらないのでは・・・。

 

 夜は総がかりアクションの会議に参加。

「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」3000万署名運動への取り組みなどを相談しました。

安倍政権が9条改憲・戦争する国づくりへすすもうとしている時に、戦後72年間、日本人の命を守ってきた憲法を手放すわけにはいきません。

 政治面では、本気の野党共闘ができるかどうか、日本の運命の分かれ道になりかねません。

 

 

 

■赤旗・・・・衆院補選勝利へ 「共通政策」「本気の共闘」を     野党統一候補 政党本部間の合意必要   小池書記局長が会見

 

 日本共産党の小池晃書記局長は11日、国会内で記者会見し、10月22日投票の衆院3補選(青森4区、新潟5区、愛媛3区)について「市民の声にこたえ、野党統一候補を実現したい」と述べ、「その際、政党本部間で二つの点での合意が必要だと思っている」と強調しました。

 小池氏は「二つの点」として、(1)これまでの党首間合意を土台にして、補選をたたかう「旗印」である共通政策を確認していくこと(2)選挙では、統一候補を各党が推薦・支援し、全力でたたかう「本気の共闘」を進めること―を提起。「二つの点で、政党本部間の合意が必要だ。補欠選挙での共闘に向けた4野党の協議の場をつくるよう、民進党にあらためて求める。まずは協議をはじめていきたい」と述べました。

 小池氏は、衆院3補選それぞれの地域で、市民団体から「安倍政権に審判を下すために、野党は力を合わせて選挙をたたかってほしい」との強い要請を受けていることを強調。「私たちは、そうした市民の声に応えて、今度の補欠選挙は、ぜひ野党統一候補を実現して、安倍政権の国政私物化、憲法破壊の暴走政治に審判を下すためにがんばる決意だ」と表明しました。

 また、小池氏は、民進党候補が自民党候補に敗れた昨年10月の衆院2補選(東京10区、福岡6区)の教訓などもあげ、「旗印を明確にし、本気の共闘をやらないと結果も出ない。われわれは、今度の補選で、勝つために必要なこととして、この二つが大事だと提起している」と主張しました。


北陸新幹線トンネル工事、あわら市での崩落事故について機構、県庁に申し入れ

2017年09月12日 | 福井県政

  昨日は街頭宣伝、新幹線工事であわら市で崩落事故がおこったことでの申し入れ、6年半たつ福島原発事故を忘れない・再稼働反対市民行進、9条の会ふくいの定例会などでした。

 

 再稼働反対市民行進では私も、「北朝鮮のミサイルに備えて軍事訓練・国民保護訓練をやるなら、まず知事は原発停止を要請すべきだ」などと訴えました。

原発事故を風化させてはなりません。それはとりわけ日本で最大の原発集中地でもある福井県民の共同の責務だと思います。

 

 

 

 あわら市でおこった北陸新幹線工事でのトンネル崩落事故。負傷者が一人もでなかったことは幸いですが、一歩間違えば、作業員や地域住民を巻き込んだ大惨事になりかねませんでした。

 日本共産党は、南県委員長、金元書記長、藤岡北越地区委員長と私で、緊急に鉄道運輸機構と福井県にたいして、原因究明と再発防止、住民説明などを申し入れをおこないました。

鉄道・運輸機構では福井鉄道建設所の玉本所長、県庁新幹線建設推進課では稲葉課長に対応していただきました。

玉本所長は「専門家も入れた調査を検討している。住民のみなさんには適切に説明していきたい」などと回答しました。

 

 

 

■申し入れ書

 

2017年9月11日

鉄道建設・運輸施設整備支援機構大阪支社御中

  

                    日本共産党福井県委員会        

                         委員長   南秀一

 

北陸新幹線トンネル工事にともなう崩落事故についての申し入れ

 

 「8日早朝、あわら市柿原の北陸新幹線柿原トンネルの工事現場で、土砂崩落が発生し、トンネル上部にある柿原グラウンドが直径15メートルにわたって陥没した。作業員5人は、事前に上部のひびわれに気づいて避難し、無事だった」と報道されています。

 負傷者がでなかったことは幸いでしたが、作業員やグラウンド使用の住民が巻き込まれれば大惨事は避けられず、このような重大事故を起こしたことに厳重に抗議し、以下の点を申し入れます。

 

1、    まず事故原因究明と再発防止対策に全力をあげてください。コスト面からナトム工法が主流ですが、地表面に今回のような住民施設などがある場合、より安全側にたった対応が求められます。

 そういう点では地表面の沈下などを測定し、ゆるみの限界を超えないように吹き付けコンクリートの厚さなどを加減することが必要、とは都市部でのナトム工法の原則ですが、こういう点が守られていたのかどうか、県民に明らかにしていただくことが必要です。

2、    マスコミ報道でも地元住民のみなさんのなかには不安がひろがっています。

 崩落したグラウンドの原状回復を早急におこなうとともに、地元での説明会の開催などをおこない、地元住民への丁寧な対応につとめてください。

3、    新幹線敦賀開業時期を前倒ししたことにより、本来講ずるべき安全対策が弱まることは本末転倒です。工事関係者と地域住民の安全を第一に工事施工にとりくんでください。

 

                               以上

 

 


福島原発事故から6年半。今日午後1時半から大飯原発再稼働反対!市民行進です

2017年09月11日 | 福井県政

 昨日は本格的に質問準備、しかし2日目だから1日目とだぶるかもなあ、などと考えながらぱちポチ。新幹線トンネル崩落事故での緊急申し入れをおこなうことにもなり、こちらもぱちポチ。地域訪問では、北朝鮮の核実験やミサイルに怒りの声が。

 今日は東日本大震災、原発事故から6年半の11日。

西川知事は県議会で北朝鮮ミサイルに備えた訓練やるぞ、と表明。それなら、まず原発を停止させていただきたい。

繰り返し議会でも言ってきたが、原発は平和憲法のもとで、戦時を想定しないで福井県などにつくられてきたもの。

仮に、戦時を想定する政治にかわるなら、それこそきれいさっぱり福井県から原発をなくしてほしい、というのは県民の当然の気持ちではないか。

 知事が言うべきは、ミサイル来襲に備えた軍事訓練ではなく、安倍政権に対して「北朝鮮の暴挙をきびしく批判しつつも、なんとしても国際対話で戦争を防げ。唯一の被爆国の首相として核・戦争回避に全力尽くせ」ということではないか。

 

 今日は、福島原発事故から6年半。福島原発事故を忘れない!原発再稼働反対市民行進です。

午後1時半、福井市中央公園集合。福井県庁まわりを行進します。

 大飯原発再稼働を許さない声をあげていきましょう!

 

■赤旗・・・・原発事故 国は責任果たせ   福島・浪江町 党国会議員団に馬場町長

 

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から11日で6年半となるなか、7日から福島県で被災自治体や住民の要望を聞いている日本共産党国会議員団の高橋千鶴子、塩川鉄也、藤野保史の各衆院議員と岩渕友、山添拓の両参院議員は8日、浪江町を訪問しました。

 全町避難を強いられた浪江町は、3月末に帰還困難区域(面積で約80%、原発事故前は町民の約17%が居住)を除き、避難指示が解除されました。現在、帰還した住民は286人で、事故前の2万1千人の1・3%。交通、買い物、医療、教育の環境整備が課題です。

 一行は町担当者の案内で町を回りました。建設中の災害公営住宅、雑草で覆われた田んぼ、各所にあるフェンスで囲まれたがれきの仮置き場、JR浪江駅前で取り壊し中の住宅―。

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(写真)災害公営住宅の建設現場=8日、福島県浪江町

 馬場有(たもつ)町長は自らの生活にも触れ、「若い人が町に戻れるようにするのが私たちの使命」と強調。▽原発事故で15億円減った町民税の穴を埋めていた国の交付税が、事故から10年で打ち切られる恐れがある▽固定資産税徴収を再開するよう国が町に求めている▽精神的賠償が2018年3月末で打ち切られる方向であることなどを説明。「原発事故で仕事もコミュニティーも奪われた。国はその原因をつくったのがだれか、忘れているのではないか」と批判しました。

 また馬場氏は、帰還困難区域の復興拠点について、歴史と文化を生かして合併前の町村を基礎に全体に広げたいと述べました。

 高橋議員は「苦労されている町長の思いが心に響きました。私たちも被災者のみなさんを支えられるように頑張りたい」と述べました。

 一行は帰還した住民の憩いの場となっている佐藤種苗店を訪れ、浪江町行政区区長会の佐藤秀三会長とも懇談しました。


光陽中学の運動会、憲法共同センターの宣伝行動、社保協総会で県単位国保問題の記念講演会

2017年09月10日 | Weblog

  昨日は、地元の光陽中学の運動会、憲法共同センターの宣伝行動、社保協総会で県単位国保問題の記念講演会などでした。

 9条を守る共同センターの定例「9」の日行動!憲法9条改悪に反対する3000万人目標の署名も始まりました。
北朝鮮の核実験、ミサイル発射に抗議し、対話を求める訴えもしました。

 私も「この秋から1年間は安倍政権のたくらむ9条改憲を許すかどうかのたたかいの正念場。きたる総選挙は、安倍政権の暴走をとめるために野党と市民の共同をひろげてたたかいましょう」と訴えました。

 元自衛隊員という方が、安倍政権や稲田前防衛大臣をきびしく批判していきました。

 

 

 

  社会保障推進協議会総会の記念講演に共産党政策委員会の谷本諭さんにきていただきました。来年度からはじまる県単位国保の課題、運動の方向など講演と質疑応答でたっぷり学びました。
昨夜は旧交をあたためました。ありがとうございました



私の一般質問は 9月14日木曜日、午後2時20分から3時です

2017年09月09日 | 福井県政

 昨日は県議会本会議で自民、民進会派の代表質問がおこなわれました。

議会運営委員会では一般質問の順番が決まり、私の一般質問は9月14日木曜日、午後2時20分から3時となりました。


内容は、
1、原発推進と知事の責任
2、新幹線と第三セクター。トップ交渉で県民益を守れ
3、15の春を泣かせる教育でいいのか
4、条例改正で「スマホえん罪」の恐れは?
5、その他

★福井県議会インターネットで生中継・録画中継されます。 よろしくお願いします!

 

 いよいよ本日です!

来年4月からの国民健康保険制度が大きくかわることで、暮らしにどんな影響が?

 本日9日午後2時から福井県教育センターで学習会が開かれます。
参加費500円。ぜひお聞きください。

 

 


来年4月から国民健康保険が大きく変わります。明日9日午後2時から学習会が開かれます!

2017年09月08日 | 福井県政

  昨日は午前、午後と会議の連続でした。安倍政権の改憲許さず、市民と野党の共闘をどうつくりあげていくか。議論がつづきました。

がんばりましょう!

 

大きな関心を呼んでいる国民健康保険の制度変更。ところが住民のみなさんにはほとんど説明がされていません。

保険税はどうなるのか? 暮らしはどうなるのか?

9日午後2時から福井県教育センターで学習会が開かれます。
参加費500円。ぜひお聞きください。

 

 

 福井市での無料塾の取り組みを讀賣が報道しました。
高校入試英検加点などでますます中学生は大変です。家計の経済格差が入試結果にも直結しかねません。