『さあ、才能に目覚めよう』(マーカス・バッキンガム&ドナルド・クリフトン著、日本経済新聞出版社)を読む。
通常HRDの世界では、「弱点を発見しそれを克服する」という観点で人材育成や教育を行うことが多い。本書は全くその逆で、「人それぞれに持っている強みを発見しそこを伸ばしていく」という考え方が根底にある。
人間の強み(才能)は34パターンに分類されるという。本書は表紙カバー裏に個々にアクセスIDが印刷してある。そのIDで、自分の強みが発見できるウェブサイト「ストレングスファインダー」にアクセスし、画面の質問に従って回答していけば、34項目の中から自分の強み(と思しき)5個とその解説が表れる。
もちろんやってみた。ただ漫然とやっても面白くないので、あらかじめ34項目の中から「自分ならこの辺りか?」というのを7~8個選んでおいたのだが、出てきた5個のうち4個が当てはまっていた。解説もなかなか納得できる内容だ。本書にはそれぞれの強みの活用方法まで詳細に述べられている。是非参考にしたい。
確かにこの年齢になってくると「弱点克服」より「強点活用」の方が大切かもしれないな。「ないものねだりよりあるもの磨き」の発想である。
HRD関係では久しぶりにアタリの本であった。
通常HRDの世界では、「弱点を発見しそれを克服する」という観点で人材育成や教育を行うことが多い。本書は全くその逆で、「人それぞれに持っている強みを発見しそこを伸ばしていく」という考え方が根底にある。
人間の強み(才能)は34パターンに分類されるという。本書は表紙カバー裏に個々にアクセスIDが印刷してある。そのIDで、自分の強みが発見できるウェブサイト「ストレングスファインダー」にアクセスし、画面の質問に従って回答していけば、34項目の中から自分の強み(と思しき)5個とその解説が表れる。
もちろんやってみた。ただ漫然とやっても面白くないので、あらかじめ34項目の中から「自分ならこの辺りか?」というのを7~8個選んでおいたのだが、出てきた5個のうち4個が当てはまっていた。解説もなかなか納得できる内容だ。本書にはそれぞれの強みの活用方法まで詳細に述べられている。是非参考にしたい。
確かにこの年齢になってくると「弱点克服」より「強点活用」の方が大切かもしれないな。「ないものねだりよりあるもの磨き」の発想である。
HRD関係では久しぶりにアタリの本であった。