物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

ノーベル経済学賞

2009年10月19日 | Weblog
 先ごろ今年のノーベル経済学賞の発表があり、米国のエリノア・オストロム、インディアナ大学教授が受賞した。
 オストロム氏は、共有地の研究で知られる。ある新聞には研究内容が以下のように紹介してあった。
「従来は利用者が共有地を管理しようとしても利害が対立し、政府が管理するか私有地にする必要があるとされていた。同氏は牧場や森林などの実証研究を通じ、利用者自ら対立を調整する統治方法があることを理論家した」
また別の新聞はこう述べている。
「オストロム氏は牧草地や湖沼などの共有財産の保護・運営に焦点を当てた研究が評価された。当局が管理しない共有財産はうまく運営されず、荒れ果ててしまうなどの指摘があったが、実地調査をもとに共有財産を使う人々によって機能的に保護・運営されていることを見いだした」
 詳しい中身は分からないが、これってすごいんか・・・? なんか宅建レベルな響きがあるが・・・。
 で、なんか、もう一人の受賞者も米国人だそうで。
 受賞者二人とも、昨年来の世界恐慌を引き起こした震源地アメリカから選出されるとは・・・。
 つくづく思う、経済は理論と実態の間に大きな溝があると。

コメント
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