物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

2011統一地方選挙

2011年04月11日 | Weblog
 日曜日、統一地方選挙。
 まずは、今回初めて立候補した知人が、無事当選を果たしたことに安堵する。夜遅く「当確」情報を聞いて、すぐに選挙事務所へ駆けつけ握手。万歳や樽酒を振舞うなど、派手なお祝いは一切なく、拍手とお茶で乾杯。本人と家族はただただ支援者に感謝の弁を述べながら頭を下げる。つましく、つつましく。でもそれが本来の姿だと思う。当選はあくまで手段、良い政治をすることが目的なのだ。
 全国的には東京都知事選がトップニュースだが、関西では何と言ってもやはり「大阪維新の会」旋風。
 民主党は逆風、自民党もそこを突けるほど磐石ではない。そんな中、昨年結成された維新の会が大躍進。大阪府議会は過半数、大阪市議会・堺市議会では第一党。同会は「大阪都構想」実現のために結成された地方政党。それが選挙で評価されたということは、大阪府民・市民は同構想を「是」とした、という解釈になる。
 以前メディアで、大阪と堺と周辺都市が「大阪都20区」に再編されるという案が紹介されていた。阿倍野区は天王寺区と西成区とにくくられることになるらしい。そうなったら相当変わるだろうなあ。
 もちろんまだまだ具体的ではないし、今後実現に向けてハードルは高い。“党首”の橋本知事は、早速月曜日には、過半数を取れなかった大阪市議会で「柔軟な協議」をしていきたい考えを示した。あえてこのタイミングで「ソフト路線」を打ち出すのも緩急を計算してのことか。
 反勢力との軋轢も恐れずに陣頭指揮に立って物事を進める。話す言葉も多少暴言も混じりながらもエッジが効いて説得力がある。やはりそのリーダーシップとカリスマ性を市民は評価しているのである。
コメント
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