物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

子供に読ませる本

2011年04月27日 | Weblog
 子供にどんな本を読ませるかというのは、難しい問題である。
 長男は小学校の時は漫画以外ほとんど本を読まなかった。中学になると毎朝始業前15分間、読書の時間があるらしい。なかなか良い習慣である。読書慣れしてないとつらいだろうと思い、春休みに何か読ませようとした。だが、そこで初めに何を読ませるかってのは、結構悩む。
 夏目漱石や森鴎外なんかから入ろうとすると、逆に読書嫌いになる可能性がある。文学史上の名作と呼ばれているのは、現代の感覚からするとストーリーがそれほど面白くない。色々と迷って、買い与えたのが3冊。星新一『きまぐれロボット』、重松清『くちぶえ番長』、田村裕『ホームレス中学生』。どれも文庫本。文庫本を読むのが、ちょっと大人な感じがしてよいかなと。
 春休み中に前二冊、読書の時間に『ホームレス中学生』を読了。「どれも面白い」と言ってくれた。読書の世界への導入には成功したかな。
 あとは何にしようか。物語の面白さという意味では、私の世代から推薦すると、眉村卓や筒井康隆、赤川次郎あたりなのだが。今の時代なら、あさのあつことか、かな。
 子供のために読ませる本をリサーチするのも、なかなか楽しいものである。
コメント
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