マツムシソウの他にも池の原には多くの花々が咲いていました。この時期の中国山地の山々は花の端境期で概して花の数が少なくて寂しさを感じることもありますが、ここ吾妻山の山懐は多彩な花々で賑わっていました。〔9月11日(火)〕
↓ 池の原を紅く染めるのはキセルアザミ(キク科アザミ属)とタムラソウ(キク科タムラソウ属)です。
↓ 池の原で最も大きな池である大池越しに吾妻山(1,238.4m)の山頂部を見上げました。
↓ 池の原の外縁部にゲンノショウコ(フウロソウ科フウロソウ属)の群落が広がっていました。
↓ サラシナショウマ(キンポウゲ科サラシナショウマ属)はもう花の最終盤を迎えていました。
↓ ミゾソバ(タデ科イヌタデ属)はあちこちで群落を形成していました。
↓ ウメバチソウ(ユキノシタ科ウメバチソウ属)が僅かながら小坊主の草原に咲いていました。
↓ 大池の畔の草叢にアケボノソウ(リンドウ科センブリ属)が群落をなして林立していました。
↓ 小坊主から周囲の山並みを見渡しました。
↓ 小坊主の上から見た池の原を行く登山者の後姿です。
↓ 大池の畔に群落をなして咲くタムラソウ(キク科タムラソウ属)越しに小坊主を仰いでみました。
↓ 大池の畔に咲くキセルアザミ(キク科アザミ属)。
↓ イブキトラノオ(タデ科イブキトラノオ属)がミゾソバの群落の中に咲いていました。
↓ ワレモコウ(バラ科ワレモコウ属)は最後の残り花でしょうか!?
↓ ツリガネニンジン(キキョウ科ツリガネニンジン属)も花期の最終盤たといった感じでした。