一週間前に雨で登攀を断念した吉和冠山へのリベンジ山行に出掛けてきました。第一目的は4週間前のブドウゴヤ谷遡行時に見付けた稀少種と思われる花の所在地の同定にありました。その後は山頂で別ルートから登って来るメンバーと落ち合う予定です。このところ雨模様の日々が続いていましたが、この日は何とか一日持ちそうな空模様となりました。〔9月23日(日)〕
↓ 青空が覗く朝7時少し前の松ノ木峠から登り始めました。
↓ 早朝の静かな県境尾根を快調に登り行きました。
↓ まだまだ新鮮で美しいツリフネソウ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)が路傍を飾っていました。
↓ カシワバハグマ(キク科コウヤボウキ属)の立派な花が登山道に咲いていました。
↓ 長い急坂の続く県境尾根ですが、途中にはこんなに気持ち良いブナ林の中を抜けて行きます。
↓ 今の吉和冠山の山域の各所でアキチョウジ(シソ科ヤマハッカ属)が咲き誇っています。
↓ 尾根筋に杉の古木が現れるとほぼ尾根の頂点近くで冠山分かれはもう直ぐです。
↓ 4週間前には沢山姿の見えたアケボノシュスラン(ラン科シュスラン属)でしたが、今回は数株だけ見ることが出来ました。
↓ 「冠山分かれ」で県境尾根を離れて吉和冠山への道を採りました。ここまで松ノ木峠から約2時間かかりました。
↓ このルート沿いでもやっとアケボノシュスラン(ラン科シュスラン属)を1株だけ見付けました。
↓ 鞍部で小川林道へと向かう踏み跡に入りました。
↓ 小川林道への分岐から約10分で朽ちた太田川水源標柱に出合いました。
↓ 荒れた踏み跡を辿って下り行き、何とか目的の花の所在の同定が出来ました。さてどんな花が咲くか来年の春が楽しみとなりました!