東温アルプスの陣ヶ森から上林峠の間を歩いた帰路に皿ヶ嶺の登山口である上林森林公園に立ち寄りました。貴重な花であるタカネハンショウズル(キンポウゲ科センニンソウ属)の咲き具合のチェックのためでした。運良くちょうど咲き始めており、時間も遅かったことから曇天の空が薄暗くなる頃までその咲き様を観察しました。〔9月19日(水)〕
↓ タカネハンショウズルがちょうど咲き始めていました。萼を開けて見頃の花も幾つかありました。
↓ 午後5時半頃の上林森林公園です。曇天のこの日はもう薄暗くなり始めていました。
↓ 背丈を遥かに越える高みに咲き始めたタカネハンショウズルの花たちです。まだ蕾が殆どでした。
↓ 先っぽに白毛の果実が出来ているのには驚きましたが、全般には蕾が主体でこれから本格的な花期を迎えるところでした。
↓ 間もなくこれらが開き始めれば花の佳境を迎えることでしょう!
↓ この花に花弁はなく、4枚の跳ね上がった花弁のようなものは萼とのこと、真ん中の筆の先のようなものは雄蕊の束とのことです。
↓ 園地の樹々も少しばかり色付いてきており、これから季節の足取りは急速に早くなりそうでした。
↓ 風穴もヒマラヤの青い芥子の花期が終わり、本格的な秋の訪れを待っているかのようでした。