亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

十五夜

2006年11月05日 22時57分36秒 | 徒然(つれづれ)
早朝から出かけており21時頃戻ったのだが、いやはや満月がきれいに出ていた。いわゆる「お月見」とされるものから一巡遅れのこの月がよりきれいに思う。月を見ていつも感傷的になるわけではないが、十数年前に個人的に辛い時期があり、夜中にふと目が覚め、外が明るいのに気付き見てみたら満月がこうこうと夜空を照らしていた。それがこの季節。その時は今夜より肌寒く、大気はひんやりしていて、月明かりの意外な明るさに驚いた . . . 本文を読む
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よくコントロールされている

2006年11月04日 22時17分20秒 | 徒然(つれづれ)
先日のニューヨーク証取との提携話に続き、ロンドン証取との提携協議が明らかになった東証。それを伝える日経の小見出しは「ETFの相互上場検討」としている。それはわかる。個別銘柄よりも株価指数などインデックス連動の投信ならばわかりやすいし相互のインフラの構築もやりやすいのだろう。今週はプラチナにETF導入の噂で、週末に掛けPtの上げが目立った。あり得る話だが絶対量の少なさがネックにならないのだろうか。は . . . 本文を読む
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アタフタと羽田⇒伊丹⇒羽田(予想外の雇用統計)

2006年11月03日 23時31分31秒 | 金市場
昨日は午前中に東京ドームホテルにて金の調査で定評のあるGFMS社の金およびプラチナの需給のポイントと市場見通しのプレゼンがあって参加させていただきました。その後に懇親会が開かれたが、予定外の原稿仕事が1本入ったことによるドミノ現象で、どうしても入稿の要のあるものが押せ押せ状態で、懇親会をパスせざるを得なかった。色々とこの機会に話したい人達が多かったので残念。というのも15時台の飛行機で大阪に移動の . . . 本文を読む
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枯れた相場に火が放たれた

2006年11月01日 20時45分31秒 | 金市場
先週末の米7-9月期GDPが予想に届かなかったことが尾を引いている。そこに昨晩の米消費者信頼感指数(消費者が景気の先行きを明るく捉えているのか否かで消費動向を探る手掛かりになる)の悪化が重なったことで目立ってドル安が進むことになった。そうなると市場というのも現金なもので金は買いだということになった。つまり原油との頚木(くびき、いわばcorrelation)を金は解かれたという解釈になった。この点は . . . 本文を読む
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