亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

アタフタと羽田⇒伊丹⇒羽田(予想外の雇用統計)

2006年11月03日 23時31分31秒 | 金市場
昨日は午前中に東京ドームホテルにて金の調査で定評のあるGFMS社の金およびプラチナの需給のポイントと市場見通しのプレゼンがあって参加させていただきました。その後に懇親会が開かれたが、予定外の原稿仕事が1本入ったことによるドミノ現象で、どうしても入稿の要のあるものが押せ押せ状態で、懇親会をパスせざるを得なかった。色々とこの機会に話したい人達が多かったので残念。というのも15時台の飛行機で大阪に移動の予定まで入っていたからなんだけど、羽田のカード会社運営のラウンジで1時間強、伊丹に着いて同じくラウンジで1時間ほど掛けて原稿を書き上げ、その場でモバイル入稿。事無きを得た・・・・・。。綱渡りのような1日だった。その後、東心斎で飲んだ酒が(疲れのなかで)利いて更新できずという顛末と相成りました。大阪での仕事を終え、本日夕刻の飛行機で帰ってきた。20時頃まで金価格はスポットでも626ドル程度で推移していたが、注目の米雇用統計が発表され、失業率が予想外に4.4%に下がるというサプライズでドルが急騰!逆に金は売られて617ドル近辺。雇用統計自体が振れの大きいデータだけど、確かに予想外の数値だった。これで金融市場のムードは、“賃金上昇圧力からインフレ懸念が高まり利上げ再開も”というふうにコロッと見方が変わってしまった。まぁ、また何かのデータひとつで流れが変わる可能性もあるのだが。。

ところで昨日のプレゼンでもゴールドETFは、注目テーマのひとつだったが、足元でNY上場のstreetTRACKSとロンドン上場のGold Bullion Securitiesが先月末から11月に入り、それぞれ10トン程度増えるという状態になっている。年金が動いているんだろう。分野は異なるがネット版WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)が、コーンが10年ぶりの高値だとフロントページに見出しつきで報じていた。やはり資金が戻ってきている。

昨日1日空けたのが残念。。まぁ、こういうこともあるでしょ。

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