昨夜のNYコメックスの先物価格は前日比21.30ドル安の1416.40ドルでフロア取引を終了。急反落になった背景としてメディアは、中東アルジャジーラがベネズエラのチャベス大統領がリビア情勢の収拾に向け欧州を含む多国間調停を申し入れ、カダフィ政権がこれを受け入れ方向と報じたことがきっかけとしていた。原油が下落、それに連れて金が下がったと。
その他、日本時間今夜の雇用統計の発表を控え . . . 本文を読む
週末の米雇用統計を前にして、今やこちらも恒例になったが給与計算など民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)エンプロイヤー・サービシズの発表する民間部門の雇用者数に関心が集まった。結果は前月比21万7000人増となっていた。予想値18万人を上回る内容で良かったといえる。さらに本日は木曜日につき、米週間ベースの新規失業保険の申請件数の発表が日本時間の午後10時半にあったが . . . 本文を読む
混迷の度合いを深めるリビア情勢は、報道にあるように内戦の様相を帯びて来た。足元のこの時間にも反体制派が押えた町を政府軍が巻き返して奪還したと報じられた後から、再び反体制派が支配下に置いた等々のニュースが入っている。昨日はイランでも反政府抗議行動が高まり、治安部隊との間で衝突があったと伝えられたことが、きっかけとなって勢いがついた。原油価格が上昇。北海ブレントなどに比較して精彩を欠くWTI原油も再び . . . 本文を読む
今週は言うまでもなくイベント週。2月もあっという間に終わってしまった。週末に控える米雇用統計を筆頭に3日木曜日のECB理事会、日本時間の今夜からバーナンキFRB議長の議会証言もある。今夜と言えば、米ISM(サプライ・マネジメント協会)が発表する製造業関連の指数がかなりの好結果となったとの話がある。2004年5月以来の高水準ではとのことだが、どうなるか。米国景気の明るさが増している指標が続く一方で、 . . . 本文を読む