今週は言うまでもなくイベント週。2月もあっという間に終わってしまった。週末に控える米雇用統計を筆頭に3日木曜日のECB理事会、日本時間の今夜からバーナンキFRB議長の議会証言もある。今夜と言えば、米ISM(サプライ・マネジメント協会)が発表する製造業関連の指数がかなりの好結果となったとの話がある。2004年5月以来の高水準ではとのことだが、どうなるか。米国景気の明るさが増している指標が続く一方で、先週発表された米住宅市場の指数はそれを打ち消すような結果だった。製造業は外・・・・すなわち新興国とのつながりもあり、数字が出やすいのだろう。
さて、目に着いたニュースは中国関連。なんと昨年末の時点での中国が保有する米国債保有高にカウントミスというか何というか、発表数字は小さかったのだと。修正されたのだが、その数字が半端な数字ではなかった。先月2月に発表された中国保有の米国債は8916億ドル。2位の日本は8823億ドル(今回13億ドル下方修正)だった。それが実は、1兆1600億ドルだったと。2684億ドルもの上方修正となった。これは米国財務省の発表。
英国経由での中国の購入分をそのまま英国でカウントしていたものを、今回金額で特定して発表というもの。早い話が、中国の保有分は入っているだろうと思われていたが、予想外に多かったということ。最初の発表数字の3分の1も増えることになった。昨年末の外貨準備が2兆8473億ドルに膨れ上がっている中国だけに、この程度では驚いてはイケナイということか。しかし、このニュース、本日の午前中に新華社も米国財務省の発表として流していたが、白々しいですなぁ・・・。
写真は、中国農業銀行の上海市内の目抜き通り「南京東路」近くにある支店の入り口だが、ここの支店長(中国では、「行長」)は女性だったが、今回同行してくれた(当方の親友の知人の)現地中国人に金の購入を熱心に勧めたのが印象的だった。いわゆるPB(プライベート・バンキング)という扱いで、1キロ以上の購入で毎日の価格をメールで送付してくれ、また必要あらばアドバイスもするということだった。売る方も熱が入っていると感じた。他にもええっ!!という話もあった。まとめて購入する客も多そうだ。
本日から3月。「桜3月散歩道」・・・二人で何処へ行こうと勝手なんだが・・・、を思い出すのは・・・・チト古いか。
http://www.youtube.com/watch?v=zx5li84CF4M
ところで QE3はやると思いますか?
もしも、実行すればきんは爆騰げ
でしょう。