日本時間今夜の時間帯は言うまでもなくECBの理事会とその後のドラギ総裁の記者会見。さらにADP発表の民間雇用動向に週間ベースの失業保険申請件数と注目指標の発表が複数予定されていた。
昨日まで様子見でレンジ相場を展開していた金価格は、“我慢もここまで”と言わんばかりの動きに本日日本時間の午後に入り動意付き1700ドルを今回は力強く突破。ショートカバーを巻き込む久々のモメンタム相場の現出となった。1 . . . 本文を読む
さて注目のレーバーデー明けの取引が本格的に始まった。その初日に金は一時1700ドル大台を5ヵ月半ぶりに回復した。
ISM製造業景況指数を大いに注目と書いてきた。4日に発表された8月の結果は3ヵ月連続の50ポイント割れとなる49.6というものだった。ちなみに50が景気の拡大縮小の分かれ目でここまで「6月49.7」、「7月49.8」そして今回「49.6」と推移してきた。
同様の景況指数はNYやフィ . . . 本文を読む
さて(日本時間)今夜のNYは休み。本日から米民主党大会が開かれオバマ大統領が正式に時期大統領選の候補に選ばれる予定。いよいよ米国大統領選挙も終盤にかかるが、面白くなってきたのは、両サイドの主張が大きく対立しているだけに、結果、つまりどちらが大統領になるかにより、通常以上に流れの変化が起きる可能性があるからだ。「面白い」というより興味深いという表現が適切だろう。さらには、米国議会の勢力図がどう変わる . . . 本文を読む
さて9月に入った。週明け3日月曜日はレーバーデーでNYは休み。この連休明けから名実ともに夏休み明け。金価格は、週末のバーナンキ講演の内容をプラスに解釈して3月以来の高値で取引を終えた。実は、この春から(金を語る)セミナーなどで遅くとも9月には金価格に動きが出るのではと話してきた。この場合「動く」とは「上昇」という意味である。多くはレーバーデー明け以降とまで、話してきた。まだ現時点で決着はついていな . . . 本文を読む
さて、昨夜のバーナンキ議長の講演結果は、必要あらば追加的政策は取るというのは以前からの主張の通り。そしてQE3について時期的なものは言うまでもなく、実行についても特に触れなかったのは市場の予想通りだった。ただし、失業率の高止まりに対し、「(米国が)何年にもわたって構造的な打撃を受ける可能性がある」として雇用の停滞は深刻な懸念事項としたので、来週の雇用統計はさらに注目度が上がった。
全般的には、こ . . . 本文を読む