前日のユーロ圏10－12月期のGDPが年率換算でマイナス2.3％と2009年1－3月期以降で最大となったなり、フランスやドイツまでマイナスになったことでドルは浮き、ユーロは沈む中で金にはファンドのフレッシュ・ショート（新規売り）が拡大した。先日ここにも書いたが、このところロングの手仕舞いではなく新規の売りが増えていることが日々の動向から感じ取れていた。ユーロ圏もここから浮上という見方もあるが、域内 . . . 本文を読む
東洋経済の会社四季報といえば株式投資のバイブルのような存在で同社のドル箱商品だったはずなんだが、このところの株価の低迷で販売部数も落ちていたと見られる。それがこのところの市況の好転で株式への関心も高まり昨年12月発売の新春号が在庫切れなんだと。まさにブーム。
記憶喪失状態の投資家に記憶が戻ったということか。株式が典型だが投資信託でも、購入したものの市況の悪化すなわち値下がり、評価損を抱えるのは . . . 本文を読む
山形から帰ったのは11日の夕刻。そこから外で食事する予定があったので出て帰宅したらどっと疲れが出たが、雪の中での行動は結構消耗するんだろうか。非常に楽しかったのだけれど。しかし、地元の人の雪との戦いは大変なんだということが分かった旅だった。
本日は昼前から静岡に日帰り出張だった。気候風土の違いをほんとうに感じる。
金市場のことを書くと、週初めの11日に薄商いの中でまとまった売りが出たことから、 . . . 本文を読む
秘境？の名湯「肘折温泉」に
さて先の酒店に旅館から迎えの車を出してくれて「山深い」すなわち「雪深い」肘折温泉に。
迎えに来てくれた宿の車の運転者は、信じられないくらい雪道を苦も無く飛ばすので皆オドロキ。1時間以上は軽くかかると思われた行程をなんと1時間未満で走破。
すでに日は暮れているが、雪明りの中を車はひた走り宿に到着した。翌朝、明るくなって驚いたのは、やはり雪。これは大変だ。。。。除雪し . . . 本文を読む
不定期で年に1回あるいは2回やっている仲間数人での小旅行。気の置けない友人と食べて飲んで温泉入って語り合ってというパターン。今回は友人のひとりが住まう山形新庄市に集合。
そこから車で1時間の行程で雪深い山形北部の中で飛びぬけた豪雪地帯で知られる「肘折温泉」に。しかし、その前に友人が連れて行ってくれた新庄駅近くにある酒屋兼飲み屋がこれが感動もんだった。山形は月山などの雪解けの伏流水で水の良さもある . . . 本文を読む
国内円建て価格の快走をよそ目に膠着レンジ相場を続けるドル建て金価格だが、話題の少ない中で、経常収支の赤字拡大を抑えたいインドが、先月の輸入関税の引き上げに加えて、状況によっては輸入自体を規制する方向も・・・という話を書こうと思っていた。インド中銀が、
2012年7－9月期に対ＧＤＰで5.4％と過去最大規模に膨らんだ状況を「extreme circumstances、極端な状況」と表現して、かかる . . . 本文を読む
水面下で何が起きているかよくわからない、とりわけ公的部門の動きは・・・と言うのが中国の金事情。輸出入のデータは一切公表されない。しかし香港特別行区は通関統計を発表していて、そこから数字を拾うことができる。6日に12月分の中国本土への輸出入のデータが公表されたことで通年の数字がそろった。それをブルームバーグが報じた。
2012年12月は114.4トンの輸出で過去最高。昨年の月次のデータを積算する . . . 本文を読む
夕刻にアラームで報じられた白川日銀総裁の任期を待たずに辞任の報。やや軟化していたドル円は再び93円台に。副総裁2名の任期が3月19日に切れるタイミングで自身も辞めると。先週末だったか、麻生財務相が次の日銀総裁候補について聞かれて、日銀と言えど組織の長だから組織をまとめるという意味からも「学者出身はダメだ」、というような発言をしているのをＴＶで見かけた。まず浮かんだのは、米国ＦＲＢのバーナンキ議長 . . . 本文を読む
スペインではラホイ首相ら与党幹部に不正資金受領の嫌疑がかかる中で、同国の失業率が発表され2012年10－12月期は26.02％だと。もちろん過去最悪。若年層は確か50％を超えていて、先ごろのダボス会議でのテーマにもなっていたはず。もともと硬直的な労働法規を企業側が柔軟に解雇できるような形の改革が行われた結果が表れたかたち。かといって良し悪しの判断は現時点ではつかない。欧州はおおむね同じような構図の . . . 本文を読む
さてＦＯＭＣよりもむしろ予想とのブレが大きい可能性があるゆえに価格への影響も大きい雇用統計、しかも失業率はＦＯＭＣの政策目標に据えられたことで注目度が上がっている。2月1日の発表では、直後から金が動意づいたのはこの失業率が予想に反し0.1ポイント上昇の7.9％となったことに素直に反応したもの。（非農業部門の）雇用者は市場予想16万6000人増に対し15万5000人増に留まったこともファンドの買戻し . . . 本文を読む
