本日の金市場の関心事は、3月19-20日に開かれたFOMCの議事録要旨。発表の予定は現地時間10日の午後2時だった。日本時間だと11日の午前3時となる。ところが日本時間のさきほど午後10時(現地午前9時)に突如として発表された。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、現地14時の発表前に米議会スタッフや貿易関連組織など一部の定期配信先に、誤って配信したため、急遽早めたようだ。それにしても、珍しい。影響力のある公開文書につき、発表前に一部であれ漏れた可能性があるなら、出来るだけ早く全体に公開するべしということになったようだ。
すでに1月のFOMC議事録が2月に公開され、出口論議の高まりに金市場は下げた経緯がある。実際に発表された緩和策縮小・停止というQE反対論の存在は前回同様の規模とみられる。
ただし、統計データというものは、受け止め方によっては如何様の反応も引き出せるもの。ちょうど売り方に回っているファンドは、本日のイベントを利用してポジション調整をするのかもしれない。
すでに1月のFOMC議事録が2月に公開され、出口論議の高まりに金市場は下げた経緯がある。実際に発表された緩和策縮小・停止というQE反対論の存在は前回同様の規模とみられる。
ただし、統計データというものは、受け止め方によっては如何様の反応も引き出せるもの。ちょうど売り方に回っているファンドは、本日のイベントを利用してポジション調整をするのかもしれない。
ピーターシフブログから、「ゴールドマンはもっと金を買いたいから、あまり騰がって欲しくないんだ」 みたいなことが書いてありました。
http://peterschiffblog.blogspot.jp/2013/04/goldman-sachs-their-revised-gold-outlook.html
いささか陰謀論じみてますが、先生はどう思われますか??