6日は国際通貨基金(IMF)が、2021年の世界経済の成長率予想を5.5%から6%に上方修正。1976年以降で最も高い成長を見込んだものの、この日も米長期金利に目立った反応はなく、むしろ低下する中で、金価格は堅調に推移した。同様にドル指数(DXY)も2週間ぶりの安値水準まで低下したことも、金が買われやすい地合いにつながった。ドル指数の下げは、対ドルでのユーロ安に一巡感が出ていることによる。
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週明けのNYは、雇用統計に続き、予想以上の強気の結果となった経SM非製造業総合指数にも反応は限定的だった。特に長期金利が高止まりながら不気味なほど無反応となり、したがってドル指数(DXY)にも動きはみられなかった。もっとも、欧州はまだイースターの連休中ではあったが。
ISMが1日に発表した3月の製造業景気指数は64.7と、約37年ぶりの高水準となったのに続き、この日発表の製造業に比べ出遅れていた . . . 本文を読む
先週末4月2日Good Friday当日に発表された米3月の雇用統計は、報じられたように非農業部門雇用者数(NFP)が前月比91万6000人増と、市場予想の64万7000人増を大きく上回った。昨年8月以来の大幅増で失業率も6.0%と、2月の6.2%から低下した。新型コロナウイルスのワクチン接種拡大やバイデン政権の1.9兆ドルの追加支援策を追い風に、雇用回復のピッチは上がり始めていることを表す。
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本日のNY市場はイースターのGood Fridayで休場。しかし、3月の雇用統計の発表があることで、気持ちの上ではスタンバイという感じ。
31日水曜日に発表された3月のADP全米民間雇用調査では、前月の17万6000人から51万7000人増加と伸びが大幅に拡大した。市場予想(ロイター)は55万人の増加だった。ワクチンの接種が進む中、レジャー・接客業など幅広い業種で採用の動きが加速していた。しかし . . . 本文を読む
四半期末となった3月31日のNY市場の金価格は、大幅反発で1700ドル大台回復となった。
昨日はここに「ダウ・ジョーンズなどでは1670ドル割れれば、結構下に行くという見立てを流していたりするが、どうかな。むしろ、ここから長期金利がさらに上がる中で、どこまで売られるのかという方に興味がある。ここからそれほど下げないと思っているのだが。1700ドル割れではアジア実需の買いが控えているが、今週に入っ . . . 本文を読む