今週のNY市場は、主要な経済指標の発表はほとんどなく、日々の注目点は連日予定が組まれているFRB高官のメディアインタビューやTV出演、講演会となっている。
FRB関係者の発言内容といっても、一般的にさほど突飛な事を言うわけではないので、多くは似たようなものになると思われる。つまり、今週は米国関連では手掛かり難の週といえる。ゴールドに関しては米国内要因以外に中東情勢など地政学リスクなども関心事にな . . . 本文を読む
先週末2月2日に発表された1月の米雇用統計は報じられたようにサプライズとなった。
「ちゃぶ台返し」という表現があるが、市場セントメントおよび価格動向ともに前日までとは逆の流れを引き起こしたことから、まさに「ちゃぶ台返し」ということになった。もっとも、当初は大きく下げていた米株はその後戻して、最高値を更新したので米株についてはちゃぶ台は元に戻ったということか。
1月の米雇用統計 . . . 本文を読む
2月1日のNY金は4営業日続伸となった。NYコメックスの通常取引は前日比3.70ドル高の2071.10ドルで終了。朝方発表された米雇用指標が労働需給の緩和を示し、物価上昇が一段と沈静化するとの見方から米国債に買いが入り、利回りは前日に続き大きく低下。金市場は買い優勢に転じ水準を切り上げながら相場は進行した。前日の高値水準を超え昼過ぎには一時2083.20ドルまで付け、これが1日の高値となった。終盤 . . . 本文を読む