マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

4歳児自力での炊飯

2015年02月24日 09時37分49秒 | スタッフのブログ
そして昨日、娘が初めて、全部の手順を自分で行って炊飯しました(*^-^*)
まずはじめのお手伝いは、お汁(製作者は母33歳)をよそうところから(’-’*)♪
あたたかいお汁に気を付けて、一滴残らずママと自分のをよそってくれました(^^)

その後、ご飯炊きにも挑戦\(^o^)/
ご飯炊いてみる?
との質問に、
『えっ(*^O^*)
ののずっと炊いてみたかったんや~o(^o^)o』
『パパに食べてもらいたい(’-’*)♪』
料理をするということは、自分がなし得たい目標と、それを食べて欲しい相手が見えてくると感じた瞬間。
いきなり土鍋に挑戦するそうです(*゜Q゜*)

まずはお米をはかります♪
こんなに楽しそうにお米をはかる人初めて見ました(*^.^*)
すりきり一杯が小さい手で出来るように、割り箸を右手に(’-’*)♪
左手の親指がカップにしっかり入っていました。
はかりなおし~(・ε・` )
2合はかるのに諦めずに何度も何度もやり直して、自分ではかれました\(^o^)/
『出したお米片付けてね(*^.^*)』
はい(^o^)
と、素直に片付ける4歳児(*^-^*)
その横で4歳児が一生懸命はかったお米をばらまいてしまう母、33歳( ̄□||||!!

ママのお手伝い失敗したらこんな気持ちなんやな…(T-T)
寛容に
いいよ(・ε・` )
って言ってくれる4歳児の言葉がありがたかったです(T-T)

お米を洗うときに自然に出てきた言葉
『おいしくなぁれ(*^O^*)
おいしくなぁれ(*^O^*)』
なるわぁ…(ToT)
絶っっっ対なるわぁ…(ToT)

お米を一粒残らず土鍋に入れました(*^-^*)

洗いものもしてくれました(*^-^*)

我が子の作ってくれたご飯がこんなにおいしいとは(*^O^*)
幸せです(^^)

2月22日(日)お勉強してきたこと

2015年02月24日 09時32分53秒 | スタッフのブログ
『人はおかれた環境に適応する。』
竹下和男先生の講演会で一番印象に残った言葉です。

講演会の始まりに竹下和男先生がこんなことをおっしゃいました。
『講演会の時にね、子供を遊ばせるスペースを作ってるでしょ。
人はおかれた環境に適応するんです。
大人が真剣に聴いているときに、子供がゲームをしたり折り紙をしたり遊んでいなさい。
って言うでしょ。
人に迷惑をかけないように。
ってね。
自分の横で人が真剣に話を聴いている。
自分は人が真剣に話を聴いているときに、遊んでていいって環境になるんです。
そうして育ったらね、小学校で授業中にゲームをしたりするようになるんです。
大学でも、授業中に携帯でゲームをしていたりするんです。
人に迷惑をかけていないでしょう?
って。』

『最近は、料理が出来るよりも学歴が花嫁道具になっている。
中学3年間でいい高校に入るように育てられる。
料理や食器の上げ下げよりも勉強をしなさいって。
そうして育つと、自分のことを優先して育ってしまう。
子育てするときになって、
「自分の時間がない。
なんで自分がこんなことしないといけないのか。」
と、子育てが楽しくなくなる。
料理を通じて、自分が作ったものを家族がおいしいって食べてくれるのを見て、喜びを感じる子供になるんです。』

7歳までの子供は、そっくりそのままマネをする。
過去は100回1000回考えても変わらない。
子育てを楽しんだ親に育てられた子は、子育てを楽しむ親になれる。
村一人の子供を育てるのに村中の大人の協力が必要だ。

家事をして、作ったものを家族が
『おいしい(*^-^*)』
って食べてくれる幸せを娘にも感じながら成長してほしいと思う講演会でした(*^-^*)

竹下和男先生は
2000年綾南町立滝宮小学校校長
2003年国分寺町立国分寺中学校校長
2008年綾川町立綾上中学校校長
を歴任されています。
著書
『できる』を伸ばす弁当の日
“弁当の日”がやってきた
など
全国で講演活動をされています。

吉田俊道先生は、いい野菜作りにはまずいい菌ちゃんが育つ土作りが大切と活動をされています。
いい土は発酵。
悪い土は腐敗。
腐敗した土には、虫がくる。
虫は腐った土を食べてくれるいいやつなんです。
いい土では虫は育たない。
コガネムシの幼虫(カブトムシの幼虫みたいな白い虫)ミミズとか、害虫って言われてるやつは、実はみんな悪い土をよくしてくれる、いいやつなんですよ。
もぐらだってね、いいやつ。
悪いもん食ってくれてるんだもん。
だってね、もぐらはミミズを食べに来てるだけなの。
もぐらって目が見えないんですよ。
だから、目じゃなくて臭いで、ミミズがいる腐った土の方に移動してきてるだけなんですよ。
もぐらが作った穴から、土にしっかり空気が入るでしょう。
いい土ではもぐらはね、下の方でしか穴掘らないんですよ。
もぐらも悪い土をよくしてくれるいいやつなんですね。
いい土はどうやって作るか?
いい菌ちゃんが育つために、生ゴミを土に混ぜる。
生えている草でもいい。
生ゴミをたっぷり土に入れて、雨で濡れないようにビニールをかぶせる。
そうしたらどんどんどんどん…菌ちゃんが育って、ふわふわの空気がしっかり入ったいい土が出来る。
いい菌ちゃんが育つと、土にびっしり白カビが生えます。
いい菌ちゃんが育った土は、生える草が双子葉類になる。

1999年大地といのちの会を結成
2007年大地といのちの会が総務大臣表彰受賞(地域振興部門)
2009年食育推進ボランティア表彰(内閣府特命大臣表彰)
著書
生ゴミ先生の元気野菜革命
お野菜さんありがとう子どもと一緒に元気野菜作り
いのち輝く元気野菜のひみつ
など

大変勉強になりました(*^-^*)