マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

電気に頼らない暮らし、すこしづつ。

2012年12月05日 14時31分58秒 | 庵主の日記
今朝は、今年一番の冷え込みでしたね~。
本当に寒くなってきました。

無何有庵のスペースは、キッチンを自宅用と教室用とワンルームにしているので、
普段は無駄に広く、冬は寒々といたします。
10年前に母屋を改装して無何有庵を作った折に、書斎兼仕事場として私の部屋も作ってもらったのですが、台所に立つことの多い私は、結局、キッチンの机で仕事しています。

これまでは、節電しつつも床暖房とエアコンで暮らしてきましたが、やっぱりこれではいけないなと思い、昔からのあこがれでもあった、火鉢をフリーマーケットで手に入れました。
囲炉裏も石炭ストーブもゲストルームの方にあって、キッチンのスペースにはなく、どうしても火鉢を手に入れなくてはと思っていたのです。
去年の冬にも始めたかったので炭だけは手にいれていたのですが、火鉢がなかなか好みに合うものが見あたらずにアレコレ探していたのですが、ようやく素敵な火鉢に出逢うことができ一年越しの実現となりました。骨董屋のおじちゃん(元気なお爺ちゃん)にお願いしたらすごくお安くしてくださり、この日曜日に我が家の一員となったわけです。

翌日、骨董屋のおじちゃんのところに灰を頂きに行って参りました。
すごくいい方で、灰も無料でわけてくださり、本日、ようやく火入れをいたしました。





あったかいですね~。

昔のお家には、必ず火鉢がありました。

母方の祖母の家には、練炭火鉢がまるまる入る大きな陶器の火鉢を置いていて、そこにはいつもチンチンに沸いたお湯があり、時には煮豆を焚いたり、ぜんざいを作ったり、お餅を焼いたりと、火を無駄なく活用していました。
もちろん、おくどさんがあり、五右衛門風呂があり、井戸があり、トイレは汲み取り式でした(笑)

近代化されたお家では、なかなか、そんな昔のような暮らしは望めませんが、生活そのものが循環型だった昔の暮らしは、これからのエネルギーを考えるときに、素敵なヒントをたくさんくれそうです。








































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