昨日は、無何有庵で「子どもの歯を考える」会を開催いたしました。
歯科衛生士主催での会でしたが、思いのほかたくさんのお母さん、子どもさんが来て下さり、30人近くの方で一杯になりました。
久しぶりのお話の会でスタッフもちょっと緊張していましたが、皆さん熱心にお話をきいてくださりホッといたしました。
私は、玄米おむすびおばさんを担当(笑)。
おむすび、美味しく召し上がってくださったでしょうか?
こどもたちのお口の中は、年々、退化状態が更新しています。
歯が並ばない!
8割前後の子どもたちは、顎の発達が未成熟なまま乳歯から永久歯に生えかわるため乱杭歯となってしまいます。
なんとかくい止めなければ、これでは最大8本の歯を抜歯して矯正することになってしまいます。

上の写真は健全な顎と歯列を持った子どもたち。
下の写真は、顎が小さく乱杭歯となっている子どもたち。
同じ種族とは思えないこの違いは、食べ物の変化による退化病をあらわしています。

アメリカのプライス博士が世界各国の民族を調査し、食の変化が起原した民族の顔の変化を写真に収め、「食生活と身体の退化」という本にまとめました。
とても興味深い内容です。
日本は戦後、アメリカナイズされた食事に変わり、子どもたちのカラダに変化が現れ始めました。
私は二十歳のころ、親知らずが4本ともきれいに生えることができたのですが、その時に受診した歯科医院のドクターに、「あんたは野蛮人やな」って言われました。親知らずがきれいに生えるのは珍しいと言うことでした。それは、32年も前の話です。
つまり、もうその時点で退化病は始まっていたのです。
一般的に、親知らずは生えないもの=いらないもの的な発想が蔓延しています。
本当に、親知らずが生えるのは野蛮人で、生えない方が文明人でしょうか?
親知らずはいらない歯なんでしょうか?
それは、NO!です。

この素晴らしい歯列をごらんください。
この男性は、その民族の骨格を継承し、体型も顔だちも民族の特徴を充分に備えて、健康そのものです。
彼は、その土地の食べ方を守り育ってきたのです。
見事!です。
私たち日本人は、欧米人よりも腸は2mも長く、欧米人と違って乳糖分解酵素であるラクターゼは乳児期を終えると分泌しなくなります。つまり、食べるものが違うのでカラダの構造も違うのです。
ですから日本人に合った食べ方をしないといけません。
それが、現代のような欧米化の食事を70年余りしてくると


子どもたちのお口の中は、こんなにも悲惨なことになってしまうのです。
抜歯をして矯正するのは、未成熟なままの状態に歯の本数を減らして並べるということで、
決して子どもたちの健康を創造するものではありません。
抜かなくてもいいように、しっかりと顎を育てなくてはいけないのです。
固いものを噛ませる(食べさせる)、甘いものの常食を止める、主食はパンや麵ではなく未精製の米(玄米ごはん)にする、この3つが重要になります。
本来は、妊娠する一年前から夫婦で食養生をはじめ、胎児期、出産、母乳育児、離乳と歯が生える前からの準備が必要ですが、ただ、私が子どもの時代から退化傾向にあっての今の子どもたちにおいては、それでもうまく顎が育たない子も多いです。
離乳食から一般食になる3歳くらいから、トレーニングをはじめ、それでも歯が並ばないようであれば、5歳前後から補助的な装置(拡大床)で顎の成長を促進する方法が必要になります。
顎を育てる床矯正として3次元拡大床「松見メソッド」は、横に広げるだけの拡大床とは違い、後戻りをしないようにしっかりと奥行きを育て、上顎の口蓋の高さを下げ、顎全体を育てる内容となっています。
歯を抜くことなく、歯を並べる為のお勧めの方法です。
歯が並ぶことで、よりよい成長の促進、集中力UP、鼻呼吸の正常化、健康なカラダといいことがたくさん実現します。
子どもさんの歯並びが気になる方は、お気軽にご相談ください。

歯科衛生士主催での会でしたが、思いのほかたくさんのお母さん、子どもさんが来て下さり、30人近くの方で一杯になりました。
久しぶりのお話の会でスタッフもちょっと緊張していましたが、皆さん熱心にお話をきいてくださりホッといたしました。
私は、玄米おむすびおばさんを担当(笑)。
おむすび、美味しく召し上がってくださったでしょうか?
こどもたちのお口の中は、年々、退化状態が更新しています。
歯が並ばない!
8割前後の子どもたちは、顎の発達が未成熟なまま乳歯から永久歯に生えかわるため乱杭歯となってしまいます。
なんとかくい止めなければ、これでは最大8本の歯を抜歯して矯正することになってしまいます。

上の写真は健全な顎と歯列を持った子どもたち。
下の写真は、顎が小さく乱杭歯となっている子どもたち。
同じ種族とは思えないこの違いは、食べ物の変化による退化病をあらわしています。

アメリカのプライス博士が世界各国の民族を調査し、食の変化が起原した民族の顔の変化を写真に収め、「食生活と身体の退化」という本にまとめました。
とても興味深い内容です。
日本は戦後、アメリカナイズされた食事に変わり、子どもたちのカラダに変化が現れ始めました。
私は二十歳のころ、親知らずが4本ともきれいに生えることができたのですが、その時に受診した歯科医院のドクターに、「あんたは野蛮人やな」って言われました。親知らずがきれいに生えるのは珍しいと言うことでした。それは、32年も前の話です。
つまり、もうその時点で退化病は始まっていたのです。
一般的に、親知らずは生えないもの=いらないもの的な発想が蔓延しています。
本当に、親知らずが生えるのは野蛮人で、生えない方が文明人でしょうか?
親知らずはいらない歯なんでしょうか?
それは、NO!です。

この素晴らしい歯列をごらんください。
この男性は、その民族の骨格を継承し、体型も顔だちも民族の特徴を充分に備えて、健康そのものです。
彼は、その土地の食べ方を守り育ってきたのです。
見事!です。
私たち日本人は、欧米人よりも腸は2mも長く、欧米人と違って乳糖分解酵素であるラクターゼは乳児期を終えると分泌しなくなります。つまり、食べるものが違うのでカラダの構造も違うのです。
ですから日本人に合った食べ方をしないといけません。
それが、現代のような欧米化の食事を70年余りしてくると


子どもたちのお口の中は、こんなにも悲惨なことになってしまうのです。
抜歯をして矯正するのは、未成熟なままの状態に歯の本数を減らして並べるということで、
決して子どもたちの健康を創造するものではありません。
抜かなくてもいいように、しっかりと顎を育てなくてはいけないのです。
固いものを噛ませる(食べさせる)、甘いものの常食を止める、主食はパンや麵ではなく未精製の米(玄米ごはん)にする、この3つが重要になります。
本来は、妊娠する一年前から夫婦で食養生をはじめ、胎児期、出産、母乳育児、離乳と歯が生える前からの準備が必要ですが、ただ、私が子どもの時代から退化傾向にあっての今の子どもたちにおいては、それでもうまく顎が育たない子も多いです。
離乳食から一般食になる3歳くらいから、トレーニングをはじめ、それでも歯が並ばないようであれば、5歳前後から補助的な装置(拡大床)で顎の成長を促進する方法が必要になります。
顎を育てる床矯正として3次元拡大床「松見メソッド」は、横に広げるだけの拡大床とは違い、後戻りをしないようにしっかりと奥行きを育て、上顎の口蓋の高さを下げ、顎全体を育てる内容となっています。
歯を抜くことなく、歯を並べる為のお勧めの方法です。
歯が並ぶことで、よりよい成長の促進、集中力UP、鼻呼吸の正常化、健康なカラダといいことがたくさん実現します。
子どもさんの歯並びが気になる方は、お気軽にご相談ください。
