バッド・カンパニーを観る。
オープニング・アクトが、ポールの息子のスティーヴ・ロジャース。アコギの弾き語りで20分。ブルース色はない。フォークにゃ。声の強弱のつけ方が、父親に似ている。
で、本編はいきなり「キャント・ゲット・イナフ」でスタート。そうそう、ミック・ラルフスが不参加なのだった。昔、武道館へディープ・パープルを観に行ったら、リッチー・ブラックモアが脱退していて、ギターがジョー・サトリアーニだったのを思い出したにょ。今回はポールがギターも弾くのかと思っていた。フリーの2度目の来日の時に、ポール・コゾフに代わってギターを弾いたのは確か彼だったから。でも、時間不足だったのか、ギターは基本的にハワード・リース1人だったにょ。
あっ、でも、ポールはアコギの弾き語りをやったのにゃ。「シーガル」と、初めて聴く「夜明けの刑事のテーマ」。「ヨーアケノケイジー、ケイジー・・・」とどこまでも英語で歌う不思議な曲なのにゃ。
あと、「ロックンロール・ファンタジー」の中でビートルズの「涙の乗車券」、「アイ・フィール・ファイン」をカバー。締めは確か「ムーヴ・オン」。ここまで約1時間15分。そして、アンコールは3回。まず「バッド・カンパニー」、「ビー・マイ・フレンド」。2回目が「レディ・フォー・ラヴ」。最後が「ストーミー・マンデイ」。
ポールが、相変わらずいいのにゃ。ていうか、前よりも声がなめらかになったような気がする。化け物なのにゃ。
動物園なのに、こんないかがわしいピンク看板が。これ、風営法違反だろ。
「ねえパパ、性年ってなあに?」と娘に聞かれ、「ハッハッハ。青年と性年をかけているんだよ。萌も、あと4、5年たてば毛が生えてきて・・・」、などとうっかり口をすべらせて、嫁にひっぱたかれるおとーさんも少なくないだろう。早急に撤去すべきにゃ。
「阿呆船」をパルテノン多摩で観る。写真は終演後の1枚。
ディズニー・シーのアトラクションみたいで、楽しかったわ。ていうか、ディズニー・シーのアトラクションで大滅亡をやってほしいわ。
J・A・シィザーの「わたしの演劇ノート展」も同時開催。ピンク・フロイド、カン、キャメル、サード・イアー・バンド、T.レックスといった彼所有のレコード群の中に、エコー&ザ・バニーメンが。今度、聴いてみようかしら。
物販で、「万有引力劇中歌唱曲集 大島睦子Sings Seiection」を買ったわ。タイトル通り、劇で使われたままのアレンジ。そこが、たとえば蘭妖子さんの作品とは違う。蘭さんとは対照的な、クセのない声を、物足りなく感じてしまうオールドファンもいるかもね。