まず、奥多摩湖を目指すにゃ。
福生市を通過。いかにも基地の街らしい風景。アメリカ文化の香りがするにゃ。ちなみに福生市は、「ふっさし」だぞ。間違っても「ふくじょうし」などと読まないように! わかった? ワーッハッハッハ!!
KOGA A-LIMITEDのサドルを交換。
上が、今まで使っていたやつ。実は、キャノンデールCAAD9についていたのをそのまま使っていたのにゃ。反りが、深い。これが、まっ平らだったら、肩にかかる負担が軽くなるのではないか。
そんなわけで、下の、フラットな形状のプロロゴ・ゼロⅡ TiroXに交換にゃ。台湾製で、品質もバッチリにゃ。座面にはミゾが彫られていて、ワシのような巨根の持ち主にも優しいのにゃ。
「マザー・スカイ」を聴く。もちろん、中古盤。
最後の2曲、「春爛漫」と「今日は奇蹟の朝です」を、J・A・シーザーが編曲しているのがミソ。確かに、他とは違う。ベースとドラムが入っているのはこの2曲だけ。いつもの、森田童子の声があてもなく浮遊する感じは、ここでは抑え気味。輪郭がはっきりした音。それに、声そのものもふだんより1オクターブ高い。歌わされている感じがする。「春よ春に春は春の」という変化も、シーザーっぽい。「アーアアアー アーアアアアー」という女性コーラスも。
2人の間にどんなやりとりがあったのか。興味は尽きないにゃ。
さっそく都民の森に上ったにゃ。
ホイールをゾンダにしたら、デュラエースの時よりも軽く上れた・・・・・・などということは、もちろん、なかった。だが、わりとスムーズに上れたかな。ヒルクライムは、成木峠以来3週間振り。それを考えたら、悪くない。
自転車は、人間的な要素が大きい。その時の体調とか、気分とか。デュラエースWH7900 C24TLを使っていた時も、いつも魔法の絨毯みたいに軽い、というわけではなかったにゃ。
奥多摩周遊道路を上っている時に、ライトウエイトのホイールを使っているじいさんに抜かれたにゃ。ペダリングはいい加減だし、ケイデンスも低め。それでも、どんどん離されていく。つまり、ホイールが軽い分だけ重いギアが使えている、ということか。確かに素晴らしいホイールなんだろう。性能が発揮できているうちは。
デュラエースのかわりに、カンパニョーロのゾンダにゃ。
正直、デュラエースのWH9000 C24TLにしようかとも思ったが、ケチのついたホイールを2回続けて使うこともないだろう。それに・・・・・・。
このタイミングでデュラエースがイッた意味は何なのか、考えてみた。もうこれ以上軽さや速さを求めるのはやめろ、ということか。壊れることなく無事に家に帰ってくるのも、ホイールの性能のうちだろう。
シマノのコンポにゾンダ。でも、シマノにボーラワンを合わせている人はけっこういるのにゃ。精神を集中すると・・・・・・。うおうっ!! ゾンダがボーラワンに見えてきたぞ!!ワーッハッハッハ!!
先日、「成木峠を下っている時にデュラエースWH7900 C24TLのスポークが折れた」、と書いたが、間違いだったにゃ。スポークは折れていない。ホイールのリムの表面が剥がれて、その結果スポークテンションが下がった、というのが正確な症状。
カーボン繊維がはみ出している。カーボンラミネートリムって、こうなってるのか。・・・・・・などと、のん気なことを言っている場合ではないかも。なんでこうなったのか。何か特別なモノが、こんなところを直撃したのだろうか。・・・・・・いや。たぶん違う。使うたびに、徐々にダメージがリムにたまっていったのだろう。で、成木峠を下っている時に、それが限界点に達した。「ガチャーン!」と音がしたが、それはリムが「自爆した」音だったのではないか。だが、走行1900キロ程度でそんなになるものなのか。
よくわからんが、カーボンラミネートリムのホイールを使うのは、もうやめにゃ。シマノなら、アルテグラにするにゃ。デュラエースでスカンジウム合金のリムが復活するなら別だが。
さて、KOGA A-LIMITEDに新しいホイールが装着された。それは・・・・・・。
を聴く。
「みんな夢でありました」
あの時代は何だったのですか
あのときめきは何だったのですか
みんな夢でありました
みんな夢でありました
悲しいほどに
ありのままの君とぼくが
ここにいる
これは、特定の世代の人たちだけのための歌ではない。だれにでも、「あの時代」があったはずだ。後に出てくる「キャンパス通りが炎と燃えた」という歌詞が、救いになっている。ここで時代を区切らないと、あまりにも深く歌にハマり過ぎてしまう人が続出しただろう。
だが、今は「ありのまま」が肯定的に評価される時代だ。これは、森田童子にも予測できなかっただろう。
それにしても・・・・・・。声が能登麻美子たまにそっくりなのにゃ。能登たまが歌っている姿を想像しながら聴いたにゃ。
パーントゥに泥を塗られた観光客からクレームが。
この手の祭りの意味は・・・・・・。「日常原則の否定」、「天地創造以前の混沌状態の再現」、「生命の更新」・・・・・・(以上、エリアーデの受け売り)。
これがいやなら、ディズニーランドにでも行けばいいのにゃ。