毎日新聞の

西部邁先生のコラムが、支離滅裂だ。いつも通りの言葉遊びなのだが、論理がかなり乱れている。

　スポーツは、古代ギリシアにおいては非日常的なもの、神に奉納すべきものだった。日常原則を超越しているという意味で、それは究極の「あそび」だった。現代のオリンピックが特別視されるのも、それが並外れた、非日常的なばか騒ぎだからだ。そこに、神聖さがある。エリアーデによれば、ばか騒ぎは天地創造以前の混沌状態の象徴であり、そこから新しい世界が始まることが人々から期待される、という。

　桜宮高校の件はこれとは正反対で、体罰がルーティンワークになってしまっている。選手は、ブラック企業の従業員同様にムチ打たれる、哀れなスポーツ奴隷に過ぎない。そこではスポーツは、まったく卑俗なモノに成り下がっている。

　両者がまったく相容れないものであることは、いうまでもない。

橋下市長と

曽野綾子先生との間で、桜宮高校の件をめぐっての論戦が起こっているという。

　「人の生き方は変えられない」という曽野先生の主張は、意外なことだが、ショーペンハウアーそっくりだ。彼は、セネカの「欲するということは、教えようがない」という言葉を、「意志と表象としての世界」の中で何度も引用している。曽野先生は、日ごろ、いろんなところで「人の生き方」に口出ししているのに、なんで今回に限って？　不思議だ。

　体罰を受けてきた生徒たちが今までの「伝統」を守ろうとするのは、親に虐待されてきた子供が警察の事情聴取の時に親をかばうのと同じだ。すっかり「現状」に凝り固まってしまっているのだ。これを変えるには、やはり外部の力が必要だろう。

備忘録

エリアーデの本を読んで思ったこと。

　旧約聖書の「創世記」。神の言いつけにそむいて「知恵の実」を食べたアダムとイブは、木の葉を身につけるようになる。

　なぜ、そうなるのか。それは、「知性」の正体が、「隠す」ということだからだ。物事の表面を飾り立てて、本質を見えにくくする。もっともらしい説明をつけて、注意を逸らせる。それが「知性」だと、この神話は語っているのだ。

　「王様は裸だ」と叫んだ少年には、「知性」が欠けていた。

　「知的な」という表現には、トゲがある。それは、「もったいぶった」、「まわりくどい」、という意味を含んでいる。

　

またもや

自転車のチューブ交換に失敗にゃ。パンクに備えて練習してみたけど、タイヤを戻す時に、タイヤレバーでチューブに穴をあけてしまうのにゃ。

　二人がかりでやれば、タイヤレバーを使わずに済むかにゃ？　夫婦でサイクリングをやってるなら、その方がいいかも。

　昼間は二人でタイヤをハメて、夜は・・・・・・。夫婦円マン間違いなしにゃ。

引き続き

「ストライクウィッチーズ劇場版　秘め歌コレクション２」を聴いているにゃ。

　やばい。「約束の空へ～私のいた場所～」がよすぎるにゃ。アニメキャラに徹する斎藤千和。ヴォーカリストとしての限界に挑む森永理科。そして、どこまでもマイペースな小清水亜美。この異質な三者の共存が、異様なテンションを生んでいるのにゃ。こんなアニソンは、めったに聴けないにゃ。

にゃー

　「ストライクウィッチーズ劇場版　みんながいたからデキること！　ＤＡＹ　ＴＩＭＥ　ＬＩＶＥ！」を観る。

　サプライズはありませんでしたにゃ。強いていえば、アーユルヴェーダ大橋が舞以にゃんより小さかったことくらいですにゃ。

「ストライクウィッチーズ劇場版 秘め歌コレクション２」

を聴く。

　全体がドラマ形式になっていて、話の流れの中で歌が登場する、という趣向。小清水亜美、斎藤千和、森永理科というレアな組み合わせによる、「約束の空へ～私のいた場所～」が、やはりいいにゃ。「私の背にはためく翼」。これ、理科にゃんこ主演の「聖ミカエラ学園漂流記」の予告みたいなのにゃ。

オリコンの

アルバムチャートで、「ストライクウィッチーズ劇場版　秘め歌コレクション２」が１７位。森永理科にゃんこが絡んだＣＤの中では、これが最高位かも。

　日曜はいよいよイベントなのにゃ。サプライズで赤ズボン隊が出てこないかにゃ？

初上り

　梅野木峠へ行ったにゃ。ヒル・クライムは１ヶ月半ぶり。でも、どうにか完走できたにゃ。

　最高気温が１０度になる日を狙って、シコシコと上ったにゃ。実は今、新ルートの開拓を考えているのにゃ。まあ、やるのは３月あたりかにゃ。楽しみにしていろにゃ。

ＭＸで

「スペースコブラ」を見る。

　出崎統のクドい演出が、原作とナイスマッチにゃ。今のアニメにはない味なのにゃ。

おめでとうにゃ

　梅野木峠で上り初めをやる予定だったが、強風のため途中で断念。かわりに元日の富士山をアップしますにゃ。今年もよろしくですにゃ。